やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

山の吊り橋

2012年11月25日 | 橋・トンネル
武田信玄のかくし湯として知られている下部温泉に行って来ました。近くにちょっと古めのコンクリート製の主塔を持つ吊り橋がありました。


良く見ると純粋な吊り橋ではなく、中間に橋脚があります。この橋は車は通れません。


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勝沼の煉瓦トンネル2件

2011年11月15日 | 橋・トンネル
先月、仲間と勝沼を歩きました。「勝沼ぶどう郷駅」の南北に、2つの煉瓦造りの隧道があります。
「旧大日影トンネル」は以前こちらに紹介しましたが、今回は内部を。凹みは待避所です。


駅舎をはさんで北側には、「菱山道路隧道」があります。こちらは鉄道でなく、道路の隧道です。


大日影トンネルが遊歩道として整備されたのに併せて、こちらも復活しました。

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未来に架ける橋

2009年12月24日 | 橋・トンネル

北杜市須玉町下津金地区入口の須玉川に架かる「万年橋」。昭和7年竣工のコンクリートのアーチ橋です。勝沼の「祝橋」と同じ構造です。奥に新しい橋(と言っても20年経っている)が出来、現在は歩行者専用になっています。77年経っていますが、万年も続くといいですね。地球の未来も万年も続きますように。

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レンガの水路橋

2009年11月18日 | 橋・トンネル


都留市古川渡に、1907(明治40)年に築造された現役の水路橋があります。東京電力の駒橋発電所落合水路橋です。発電水路用レンガアーチ橋としては規模が大きいそうです(長さ56m、幅8.5m)。1997年に登録有形文化財になりました。



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天下第一の隧道

2009年07月08日 | 橋・トンネル
甲府(国中)から河口湖方面に行くには御坂峠を越えなければなりません。現在の国道137号線が通る前は、旧国道8号線でした。その頂きに御坂隧道があります。

昭和5年10月着工、翌6年11月開通しています。延べ36万人余りの就労人数だったそうです。全長396m、幅員6m、高さ4mです。抗門には「天下第一」と掲げられています。旧笹子隧道と同じく登録文化財です。


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100年も列車を見て来た橋

2009年03月17日 | 橋・トンネル

JR中央線の荒川(甲府市)を渡る鉄橋は、1903(明治36)年の開通です。現在は複線になっていて、下り(松本方面)に使用されています。全長103mだそうです。

石積みとレンガの橋脚です。この橋梁のすぐ東にガードがあります。県立中央病院の西の道路ですので利用されている方も多いと思います。普通の乗用車なら良いのですが、荷物を積んだトラックなどは気を付けたほうが良いです。このガードもレンガ造です。


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絵はがきの橋

2008年09月26日 | 橋・トンネル

ご存知昇仙峡の長瀞橋です。絵はがきや記念写真のスポットとして昇仙峡の代表的な景色の一つです。大正14年のアーチ橋です。この写真は2年前のもので、実際にはまだこんなに紅葉していないでしょう。今朝のTV番組で女優さんが甲府を旅するのをやっていて、渓谷美日本一の昇仙峡を紹介していましたので、この写真を引っぱり出しました。

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新旧猿橋

2008年04月02日 | 橋・トンネル

通常、猿橋と言えば日本三大奇橋の猿橋を指すが、その起源は定かでないそうです。文献には、延宝4年(1676)に架け替えの記述があるそうです。現在の橋は昭和59年に架け替えられたもの。その隣に「新猿橋」が架かっています。こちらは鉄橋で、昭和9年だそうだから、「新猿橋」の方が古いことになります。

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大日影トンネル

2008年03月22日 | 橋・トンネル

東京駅を出てから暫く旅をしてきましたが、春の到来とともにやっとトンネルを抜けることが出来ました。JR中央線の「勝沼ぶどう郷」駅から「甲斐大和」駅間に残る「旧大日影トンネル」は、明治35年に貫通し、平成9年まで使用されました。全長1,367mのレンガ造のトンネルです。現在は遊歩道となっています。
この大日影トンネルの隣に残る「深沢トンネル」は、ワインカーヴとして再生されています。

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トンネルの向こうは…

2007年04月01日 | 橋・トンネル
この度、一身上の理由で「やまなし・まちかど図鑑」を、本日をもって終了とさせて頂きます。長い間のご愛顧、誠にありがとうございました……と言いたいところですが、今日はエイプリル・フールということで、冗談にしておきます。しかしながら、以前のようなマメな更新は暫く出来ませんのであしからず。

と言う訳で冬眠から醒めての再開第1回目は笹子隨道。まさしくふさわしい物件です。

この隨道は甲州街道一番の難所である笹子峠に、昭和13年3月に開通したもの。当時のお金で286,700円の工事費だったそうな。昭和33年に新笹子トンネルが開通するまで、東京と山梨・長野方面の交通を支えて来た。

杭門の左右の柱形装飾が特徴だが、実はこれは東京から甲府方面に向かって入る側だけに施されていて、山梨から東京へ向かう側はご覧の通り素っ気ない。

予算が足りなかったのか、それとも山梨は良い所だと期待を持たせたのか。平成11年登録有形文化財。
撮影2007年3月21日

祝橋(甲州市勝沼)

2006年11月16日 | 橋・トンネル

甲州市は旧塩山市、勝沼町、大和村が合併してできた。勝沼は葡萄の産地で有名だが、甲州街道沿いに栄えた宿場として今もその名残がある。日川に架かる祝橋は、かつて大正2年に新設された勝沼駅から葡萄を出荷するために建造された。昭和6年完成の鉄筋コンクリート開腹アーチ橋梁(と言うらしい)で、県のフィルムコミッションのロケ地リストにも載っている。現在は隣に新しい橋が架かっている。国有形登録文化財。

富士川橋

2006年10月20日 | 橋・トンネル

富士川には何本もの橋が架かっているが、川の名前がそのまま橋の名前になっているということは、初期の頃で重要な部類に入るのだろうか。旧中富町の切石地区と旧下部町の下田原地区を結んでいる。昭和30年の建造だが、この独特のトラス構造は何と言うのだろうか、土木工学に疎い私には分からない。