種徳館は都留市出身で東京・品川沖の台場工事などで財を成した建築家天野開三氏(1814-1900年)が、青少年の修身鍛錬の場として明治20年代に建設されました。日本最古の公民館とされています 。天野氏の子孫から建物を寄贈された市は、現在地に移築。その際、建材は極力再利用したとのこと。現在、そば打ちなどが楽しめる体験施設として利用されている。(富士山NETより引用)
武田信玄のかくし湯としても知られる下部温泉。その歴史はもっと遡ることが出来ます。中学時代の国語の教科書に、井伏鱒二の「山椒魚」が載っていましたが、その井伏がよく湯治に来ていたのが下部温泉です。この宿は、創業明治8年とのことですが、木造3階建てのこの建物は昭和初期のもののようです。
2018年5月17日追記:登録文化財への答申がされましたので、再訪問しました。