やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

目白・下落合まちかど図鑑

2007年02月24日 | みちくさ
20代の一時期、東京は下落合に住んでいた。最寄り駅は目白。
関わっているボランティアの東京のクラブで、毎月ウォーキングの会を催している。今回は「目白・下落合の歴史的建物散歩」というテーマであったので、懐かしさもあり参加した。自由学園、徳川黎明会、目白聖公会、旧中村彝(つね)アトリエ、目白ケ丘教会、旧学習院昭和寮、聖母病院、同チャペル、佐伯公園(旧佐伯祐三アトリエ)などを見学した。私が住んでいたアパートは今も健在で、旧中村彝アトリエのすぐ斜向かいだったが、その当時は中村彝などという名前はまだ知らなかった。28年振りに再会した建物もあり、懐かしかった。

自由学園明日館(設計フランク・ロイド・ライト、遠藤新/大正10年)

目白聖公会(昭和4年)

旧佐伯祐三アトリエ(大正9年)

市川まちづくりフォーラム

2007年02月04日 | みちくさ
ここの所市川ネタが続くが、今日「市川マップの会」主催で、「まちづくりフォーラム」が催されたので出席した。文化庁の主任文化財調査官の方が「有形登録文化財について・まちづくりと地方における文化」というテーマで基調講演されたあと、シンクタンクの役員、大学教授、元高校の校長などによるシンポジウムがあった。多くの示唆に富む話で大いに参考になった。一番驚いたのは、この小さな町の小さな会(失礼!)の主催にも関わらず、250名の方が集まったこと。市川の文化レベルを象徴している。

「福金楼再発見」文集

2007年02月01日 | みちくさ
昨年の12月に市川大門の料亭「福金楼」の存続問題が話題になって、地元の市川マップの会が主催した写真展が開かれたことは、このブログでも取り上げた。その写真展を訪れた人たちの感想を纏めた文集が発行され、今日送られて来た。戦時中ここに疎開していた人や、ここで結婚式を挙げた人などの惜しむ声が載せられていた。