やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

八田家書院

2009年01月30日 | 笛吹市

八田家は、その昔武田家の蔵前奉行として、年貢の収納、軍糧の輸送を司っていたそうです。幾つかの変遷を経た現在の建物は、慶長6(1601)年の建築で、桃山時代末期の武家書院様式を今に伝えるということで、昭和36年、山梨県の指定文化財になりました。現在この周辺は公園として整備されていて、秋には見事な紅葉が見られます。

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濃すぎる化粧の家

2009年01月26日 | 甲府市

おそらく背後にあるマンションを建設する際に、洋館部分を同じ色でお化粧したものと思われます。
和館の玄関部分に洋館を付けたタイプの家ですが、元々のお肌(多分洗い出し仕上げ)のほうが、遥かに良かったのではと思います。

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大きな瓦屋根の家

2009年01月23日 | 甲府市

大きな2段構えの屋根と鬼瓦、これが郊外と言うか田舎にあるのなら分りますが、甲府の市街地にあるから驚きです。数年前に見た時には、壁は黒かった記憶がありますが、最近改修したのでしょうか。門塀も新しくなっていました。

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貢川団地のスターハウス

2009年01月21日 | 甲府市

昭和30年代に当時の公団住宅でいわゆる“スターハウス”が盛んに建てられました。平面がY字(星型)をしている所からその名が付けられたのですが、山梨にも県営貢川(くがわ)団地の中に、43号館(画像上)と45号館(画像下の左)の2棟のスターハウスがあります。

貢川団地は昭和42年から入居が始まりましたが、この2棟は昭和49年の建築です。現在耐震改修の工事が行なわれています。スターハウスは構造力学的には不利なのでしょうか。

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かわいい洗濯屋さん

2009年01月19日 | 甲府市

2009年1月17日のエントリー物件の前の道を東進して見つけました。この画像では良く分からないと思いますが、看板の文字は木製です。壁が上に広がっている所が、なんともオシャレです。

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銭湯のような…

2009年01月17日 | 甲府市

玄関の間口の広さは、銭湯のような雰囲気です。銭湯でよく見かける唐破風ではありませんが見事な和風です。玄関横に後から付けたのでしょうか、洗い出しの壁・青瓦の洋風があります。上石田で遭遇しました。

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いたいたしい板張り

2009年01月15日 | 甲府市

ご存知の方も多い、朝日町ガード近くの建物です。確か以前は古書店だったような記憶があります。今はご覧のような状況です。南京下見板と窓に打ち付けられたベニヤ板が、文字通り痛々しく感じられます。

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羽目板の小建築

2009年01月13日 | 甲府市

友人のひろ坊さんから、「朝日町に古い板張りの家がある」という情報をいただき、さっそく行ってみました。玄関の扉、袖の明かり取りも可愛らしいデザインです。住宅地図では“倉庫”になっていますが、元医院のような感じがします。全体ではこんな感じです。

外壁は下見板ではないですが、縦羽目板です。

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寿老人?のいる旧医院

2009年01月06日 | 門・塀

市川大門の町の南線の東端にある旧医院です。2本の門柱を繋ぐアイアンワークに気が取られて撮影したのですが、家に帰ってPCに取り込んで良く見ると、奥の玄関の屋根に乗っているのは長寿の象徴である七福神の“寿老人”でしょうか? 再訪してみたいと思います。なお、塀は下見板(横張り)ではなく、羽目板(縦張り)です。


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和洋の下見板

2009年01月04日 | 市川三郷町

市川大門の町の南線の東寄りで見かけたお宅です。普通の和風住宅で塗壁なのですが、道路面だけ下見板になっています。この向いに別棟(下の画像)の建物があり、こちらも下見板です。前者(上の画像)は「押縁(おしぶち)下見板」と言って和風建築に多く用いられます。縦に等間隔に押縁が張られています。後者は「よろい下見」(イギリス下見、南京下見とも言う)と言って、主に洋風建築に多く見うけられます。下見板にはこの他「ドイツ下見」というのもあるのですが、どこかで見かけたら紹介しましょう。


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平和を祈る

2009年01月01日 | 塔・碑

国道52号(富士川街道)を身延町方面に進むと、鰍沢町の町外れ、鹿島集落の山上に白い仏塔の頭が望めます。これは「日向山仏舎利平和宝塔」といって、標高477.3mの日向山の山頂に昭和62年建立されました。この日向山には日蓮上人の弟子日持上人が開かれたお堂があったそうです。高さ25mの塔に丁度夕日が最後の光を射して西の山に沈むところでした。年頭にあたり、世界の平和と人々の平安を祈念しました。

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