天馬空を行く

子どものこと、毎日のこと、好きなこと!を書いています。

椎間板ヘルニア…術後経過

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

順調と思ったけど、、、

手術が終わって、リハビリの毎日。

他にやることと言ったら、点滴を一日2回ぐらい。
それでも腕に点滴をつけてガラガラ引きながら、
病院内を歩いてあとは読書の日々。
 
基本的には暇。何にもすることなし
テレビも有料だったので、一度も見なかった。
 
そしてお見舞いに来たうちの子ども達♪
 
☆長男 --------------------------------------
 
まだ点滴や背中に血を抜くための管がつけてあるので、
それを見て、とっても不安そうな顔~
 
久しぶりに会えたのに、
話しかけても、うなずくだけで、ほとんど無言。
 
でも!
何も言わなくても、気持ちは分かるんだよね。
 
 
☆二男 ---------------------------------------
 
元気!
 
管をつけてる父を見ても、
それ何?
ひっぱったらどうなる?
痛い?
アメない?
 
まだ状況が分らないかな。
でも二男の笑顔には救われた。
 
☆三男 --------------------------------------
 
パワーアップして元気!
 
自分を見て、メガネ~~、メガネ~~
(入院中はほとんどメガネだったので…)
と叫んで病院内を走り回る。
 
仕舞いには掲示板に張ってある、お知らせを破きはじめる
 
術後、ほとんど毎日お見舞いに来てくれた家族。
長男と二男は毎日、手紙や絵を書いてくれた。
 
それを見ながら、涙ぐむ父
早く治して帰らねば。
 
その後、順調にみえた、、、
が、、、
 
微妙にしびれの症状があらわれてきた
術後の二日後ぐらい経ってから。
 
気のせい、気のせい、、、
と思いたかったけど、
 
正座した後のようなしびれが、ピリピリと感じるようになった
とても心配になって、ベテラン看護師さんに聞くと、
 
「しびれは、なかなかひかないよ!」
 
出ていたヘルニアを除去しても、
すぐには圧迫されていた神経は回復しないとのこと。
 
でも術前と比べれば、全然良くはなってる。
微妙なしびれは残っていても、普通に歩けるようになったし。

心配だった、間欠性跛行の症状はない♪

椎間板ヘルニア…リハビリ

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

リハビリスタート


手術が終わって、個室から大部屋へ戻って、

ちょっと横になっていた。何だか疲れた。

自分のベットが窓際だったので、
外の景色がよく見えた。
病院の前が公園で、子ども達が元気に遊んでいたり、
幼稚園から帰ってくる子ども達が走ってたり、
 
あ~~ホームシックじゃないけど、
早く家に帰りたいって気持ちでいっぱいだった
 
しばらくして、と言っても、朝9時。
理学療法士さんが病室にやってきた。
 
若~い女性の療法士さん。。。いや、年齢不詳かな(汗)
そんなことどうでもいい(笑)
 
ニコニコしながら、
「歩けますか?」
「歩けます!」
「じゃあ、これからリハビリ始めますか?」
「はい、お願いします!」
 
そしてリハビリ開始!
 
病室から、リハビリの部屋までは、ゆっくり歩いていく。
ここは、歯科以外は全部ある病院。
すでに、待合室では待ってる患者がいっぱいだった。
 
リハビリの部屋は、ちょっとした、スポーツジムって感じの部屋
FMがかかってて、ここだけ病院じゃないみたい。
 
さて、リハビリはマッサージと柔軟。
横になって、療法士さんが足をマッサージしてくれます。
片足をあげての柔軟は、かなりきつい。
 
「痛かったら言ってください♪」
痛い。。。
。。。でも痛いと言えず
変な見栄。
 
そしてまっすぐ歩けるための歩行訓練や、階段を使っての歩行訓練。
一通り終わると、
「出来るだけ無理せず歩いて下さいね」
なのでリハビリが終わっても、とにかく病院内をひたすら歩いた。
 
そんな甲斐もあって、
「もう普通に歩けるの?」って看護師さんたちには驚かれ、
お見舞いに来た家族たちにも、
「てっきり動けないのかと思ったよ」と言われるほど。
足の方は順調に回復していった
 
で、問題のしびれは?
 
…ない!
 
自分の場合、ヘルニアの症状でよく見られる痛みの元々まったくなく、
狭窄症のしびれだけだったので、
 
このしびれが手術して本当になくなるのか、とても半信半疑だった。
も、しびれなしに歩ける。
 
やった!!

椎間板ヘルニア…術後翌日

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

手術から一夜明けて

手術が終わって、結局ほとんど眠れずに朝を迎えた。
 
朝6時。
やった!朝だ!!
無愛想な看護師さんが入ってきて、無言で心電図のコードやら、
あの、いまいましい足の機械を取ってくれた!
 
無言はやめてくれ。
でもすっきり。
 
そして8時、食事の時間。
お腹は空いてなかったけど、とにかく普通の状態に戻りたかった。
 
「起きれる?」
って無愛想な看護師さんが聞くので、(←はじめてしゃべった)
 
「多分、起きれます」
痛い体を起こして、一日ぶりの食事だ!

やっぱりここの食事は美味しい♪

 

食後に検温、血圧測って、

「もし歩けるなら、尿管も取れるよ」
無愛想な看護師さん。
 
「歩けます!さっさと取ってください!」
やや怒り気味の自分。
 
何としても自分で歩かねば。
と無理やりに体を起こして、ベットから下りて立ってみた。
ちょっとフラってしたけど、何とか歩ける!
 
「歩けるね、じゃあ取るよ!」

普通なら裸になるの、躊躇するけど、そんなのこの際気にならない。
さっさと抜いてもらった。

抜くときがちょっと痛い。
でもとっても自由になった気分
 
そしてその後、元の大部屋へ戻ることに。
 
「歩行器いる?」
って無愛想な看護師さん。
 
「いえ、大丈夫です。歩けます」
ときっぱり断った
 
そんなのなくても、歩ける!

大部屋に戻ったら、同じ病室の方から、
 
「おかえり!」
「ありがとうございます」
 
ちょっと照れくさかった

椎間板ヘルニア…術後

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

手術が終わって、、、

1時頃に始まった手術。

終わって、ベットに運ばれるまで、3時間ぐらい。

麻酔から覚めると、個室のベットの上に寝かされて、
看護師さん3、4人が、体にいろんな装置をつけている姿が見えた。
お、終わったんだ。
 
横で、主治医の先生がニタニタしながら
「手術終わりましたよ。これ取れたヘルニアね、置いときますね~」
と言いながら、どこかへ行ってしまった。

麻酔が覚めても、とても眠くて、そのまま寝てしまった。
 
次起きたのが、夕方6時ぐらい。
この病院、時計が病室にないので、正確な時間がわからないけど。
 
窓の外は、5月の夕方のきれいな空が見えていた。
再び寝ようとするけど、布団が熱くて寝れない。
 
気づくと、布団が3枚もかかってる
あまりに熱くて、ボーとしながらも、痛い足を使って、布団を自分ではがした。
そしたらちょうど看護師さんが来たので、
「すみません、ちょっと布団が熱いんですけど…」
「あっそう? じゃ電気毛布のスイッチきりますね」
 
電気毛布!!
 
術後は体温が急激に下がるのかな。。。
それにしても、電気毛布って、、、熱すぎるだろ。
 
そして、再び寝ようと試みるけど、
足に変な機械が取り付けられて、それが気になって寝れない。
 
どうやら、ずっと寝たきり状態だと、足の血流が悪くなり、
エコノミー症候群にならないように、
足の裏を押して血行を良くする機械が取り付けている。
 
あ、手術前に先生が言ってたな。
同意書にもサインしたっけ。。。
 
でも、それが夜中ずっと作動しているので、寝られやしない。
と言うか、そんな状態で寝れるか。

しかもピタッとするストッキングまではかされていた。
これも血行を良くするためのものらしい。
 
とにかく寝れない状態で、すると今度は尿意が。
ナースコールでトイレに行きたいんですけどって言ったら、
「尿管が入ってるので、トイレは行かなくて大丈夫ですよ♪」

こんな状態で、次の日の朝まで。
とっても長~い時間が流れることになる。

 


椎間板ヘルニア…手術

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

手術当日

朝5時に目が覚める。
 
朝食は8時なので、それまで寝ようと思ったけど、
すでに緊張と昨日の片頭痛で寝れず。
 
仕方なく、ベットで横になってると、7時に検温で起こされる。
 
「あれ、今日手術なの?」
 
そっか、看護師は毎日入替わるから、記録簿見て初めて知るんだ。
 
 
8時に朝食、、、
なんだけど、手術当日は食事なし
でも気持ち的に食べてる余裕はなかった。
 
その後、担当の先生の回診。
担当医は、ここの病院の整形外科の長
年配(と言っても50代)で、脊髄の専門医。
 
ヘルニアの手術の場合、
Love法と呼ばれる肉眼でヘルニアを摘出する手術と、
MD法と呼ばれる顕微鏡視下で摘出する方法があり、
 
自分が受けたのは、顕微鏡の方。
小切開手術になるので、出血も少なく、術後の負担も少ない
 
ただこの手術方法は、特定の病院でしか受けることが出来ず、
たまたま自宅の近くの病院でこの方法でやっていた。
 
レーザーの治療もここの病院でやっているけど、
自分の場合、ヘルニアと狭窄症を合併していたので、
このレーザーを受けることは出来なかった。
 
レーザーだと日帰り可能だけど、保険適用外なので、手術だけで30万ほどかかる。
 
手術は午後1時半から
それまで、緊張しながら病室で待つ。
持参した「クレヨンしんちゃん」のマンガが気を紛らわしてくれた
 
そして1時前になって、看護師さんが病室へ入ってきた。
「そろそろ準備しましょうか!」
 
それでは手術用の服に着替えるので、脱いでください。
言われるがままに脱ぐ
 
恥ずかしいかもしれないけど下着も脱いでね♪
T字帯(ふんどし)付けますから!

言われるがままに脱ぐ
(もう生板の魚状態)
 
股間の前にしゃがんだ看護師さん、T字帯を付けてくれる
今思えばとっても恥ずかし事だけど、このときは緊張でそれどころではなかった。
 
着替えて、病室の前にセットされた手術台に直接乗る。
 
へぇ~ここから台に乗って移動するんだ
と感心してる場合じゃない。
 
かなり緊張してる姿に看護師さんも察したのか、
 
「完全麻酔だから、気づいた終わってるから、大丈夫よ♪」
 
完全麻酔…
余計に怖かった。
 
自分の知らない間に何かされていることを思うと不安で、不安で
 
手術室までの移動中、看護師さんが、
 
「この術台に乗って移動するの、楽しいって言う人と、気持ち悪いって言う人がいるんですけど、今どちらの気分ですか?」
「…え、、、両方かな…」
 
もうこの時点で緊張がマックスに
 
手術室に入ると、
今度はドラマで見るような手術着を着た別の看護師さんにバトンタッチ。
 
そのまま運ばれ、
毛布をかけられ、毛布の中で再び裸にされる

そして麻酔の先生に、

「手術は初めて?」と聞かれ、
うなずくと、酸素マスクを付けられる。
 
呼吸を助けるための酸素マスクが、なぜか息苦しくて、
この時点で、泣きそうな程、緊張と不安でいっぱいだった。
 
そして先生が、
「それじゃあ、眠くなる薬を入れますね♪」
 
一瞬、ちょっと待ってください、心の準備が…
と言おうと思ったけど、

そんな余裕もなく、、、
 
次の瞬間に、急に睡魔が襲ってきて、、、
緊張と不安が一気になくなり、とても気持ちが良くなって、、、
 
気づいたら病室のベットの上にいた。