天馬空を行く

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コウノトリを待っていた頃 2

2016年02月23日 | コウノトリを待つ~4人目☆
不妊治療を受けようと病院を訪れた。
不妊を専門もやっている産婦人科だった。
出産はやっていなかった。

待合室で夫婦で心痛な面持ちで呼ばれるのを待っていると、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いた夫婦が数人
他は恐らく不妊治療を受けに来たであろう夫婦が待っていた。

赤ちゃんを抱く親子を横目で眺めながら、うちもあんな風になれるのだろうかと、不安になった。

妻はそんな周りの風景には目もくれず、問診表をひたすら記入していた。
かなり待つこと40分ぐらい。ようやく呼ばれた。

先生は男性。
「どうしましたか?」
と先生は問診表を見ながら聞いた。

うちの事情を話す。ちょっとびっくりした表情をしながら、先生は聞いていた。
そして、そう言うことならと、
「今日は女性の先生がいらっしゃるので、そちらに診てもらいましょう

男性の医師は気を使ったのか、検診をするのを、女性の医師にさせるようにした。
妻も初めてだったので、女性の医師で安心したようだ。

そして、また外で待たせられることに。

30分ばかり待って、呼ばれ診察室へ入ると年配の女性医師が待っていた。
そして先ほど男性の先生に話した内容をもう一度先生に話す。

それでは診察しますねと言うので、自分は別室で待機する。

「特に問題はありませんね」と先生。

一応、これからは基礎体温と生理の日を付けるようにしてください。
と指示される。

うちの不妊の問題は、特に問題なし。
そう、問題は別にあった。


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