お前は識別を行じなければならない。『女と金』は一時的なものだ。神が、唯一の永遠の実体である。金で何が得られるか。食物、衣服、住む場所--それだけだ。それらの助けで神を悟ることはできない。それだから、金は決して人生の目標とはなり得ないのだ。これが識別の方法だ。
考えてもみよ--金や美しい肉体の内部に何があるか。
識別をすれば、美しい女の肉体でさえ、骨や肉や脂やその他の不愉快なものでできているのがわかるだろう。
男がなぜ、神を捨ててそんなものに注意を向けなければならないのだ?
なぜ、それらのために神を忘れなければならないのか。
--ラーマクリシュナ・パラマハンサ