智徳の轍 wisdom and mercy

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いかに積極的に生きるか

2008-02-03 | ☆【経典や聖者の言葉】
 まず、自分の持っている特長的な部分、いい部分を伸ばすこと、これがサマナとして最終の解脱へ至るための早道である。
 そして悪い部分については、目をつぶるのではなく、できるだけ摩擦を加えると。できないことはしょうがない。でも摩擦を加えることによって、いずれそれを止めてやるぞという意識を持って頑張ること。
 つまり、わたしたちは二十四時間しか存在していない。この二十四時間しか存在してない中で、いかに積極的に生きるか、いかに積極的に修行するかということがポイントなのである。
 わたしたちは卑屈になる暇はない。わたしたちは目の前にある瞬間瞬間を、全力を尽くして、自己のなさなければならないことに没頭する。それ以外見る必要はない。