一 ビック達よ、殺生を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、殺生の結果、大変速やかに、人間は短命へと導かれるのである。
二 ビック達よ、偸盗を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、偸盗の結果、大変速やかに、人間は財産の損失へと導かれるのである。
三 ビック達よ、愛欲における邪行を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、愛欲における邪行の結果、大変速やかに、人間は敵の恨みへと導かれるのである。
四 ビック達よ、妄語を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、妄語の結果、大変速やかに、人間は偽りへの中傷へと導かれるのである。
五 ビック達よ、両舌を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、両舌の結果、大変速やかに、人間は友人との仲たがいへと導かれるのである。
六 ビック達よ、悪口【あっこう】を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、悪口の結果、大変速やかに、人間は快くない声へと導かれるのである。
七 ビック達よ、綺語【きご】を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、綺語の結果、大変速やかに、人間は喜ばしくない言葉へと導かれるのである。
八 ビック達よ、飲酒を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、飲酒の結果、大変速やかに、人間は発狂へと導かれるのである。
【解説】
この経は大変面白いことなのだが、私が作ったオウム真理教の歌、『五戒の詩』『十戒の詩』そのままなのだ。もちろん、私はこういう経典を読んで作ったわけではない。しかし、その内容たるや、少しも違わない。まさにぴったりである。締めくくりとして、ここにその歌詞を掲載するので、よく対照してほしい。
五戒の詩
一、戒め守って高い世界へ、私は進む道を取る
遥【はる】かな過去から過ちを、犯し続けて今気付く
自己の苦しみは自己の因
二、魂守って生きること、それは天へと至る道
殺生せずに生きるなら、身体【からだ】の苦痛は消え失せる
自己の苦しみは自己の因
三、人に施し生きること、それは豊かな人生を
偸盗せずに生きるなら、貧苦の生活越えられる
自己の苦しみは自己の因
四、見返り求めず真愛【しんあい】を、振りまくならば幸せに
邪淫をせずに生きるなら、楽しい交友待っている
自己の苦しみは自己の因
五、真実語って生きること、それは願望かなう道
妄語を離れて生きるなら、正しい選択待っている
自己の苦しみは自己の因
六、正しい生活営むならば、正しい認識身に宿る
飲酒を離れて生きるなら、過ち犯さず幸せに
自己の苦しみは自己の因
二 ビック達よ、偸盗を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、偸盗の結果、大変速やかに、人間は財産の損失へと導かれるのである。
三 ビック達よ、愛欲における邪行を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、愛欲における邪行の結果、大変速やかに、人間は敵の恨みへと導かれるのである。
四 ビック達よ、妄語を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、妄語の結果、大変速やかに、人間は偽りへの中傷へと導かれるのである。
五 ビック達よ、両舌を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、両舌の結果、大変速やかに、人間は友人との仲たがいへと導かれるのである。
六 ビック達よ、悪口【あっこう】を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、悪口の結果、大変速やかに、人間は快くない声へと導かれるのである。
七 ビック達よ、綺語【きご】を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、綺語の結果、大変速やかに、人間は喜ばしくない言葉へと導かれるのである。
八 ビック達よ、飲酒を行ない、修習し、何度も繰り返して実践するならば、地獄に導かれ、動物界に導かれ、餓鬼界に導かれる。そして、飲酒の結果、大変速やかに、人間は発狂へと導かれるのである。
【解説】
この経は大変面白いことなのだが、私が作ったオウム真理教の歌、『五戒の詩』『十戒の詩』そのままなのだ。もちろん、私はこういう経典を読んで作ったわけではない。しかし、その内容たるや、少しも違わない。まさにぴったりである。締めくくりとして、ここにその歌詞を掲載するので、よく対照してほしい。
五戒の詩
一、戒め守って高い世界へ、私は進む道を取る
遥【はる】かな過去から過ちを、犯し続けて今気付く
自己の苦しみは自己の因
二、魂守って生きること、それは天へと至る道
殺生せずに生きるなら、身体【からだ】の苦痛は消え失せる
自己の苦しみは自己の因
三、人に施し生きること、それは豊かな人生を
偸盗せずに生きるなら、貧苦の生活越えられる
自己の苦しみは自己の因
四、見返り求めず真愛【しんあい】を、振りまくならば幸せに
邪淫をせずに生きるなら、楽しい交友待っている
自己の苦しみは自己の因
五、真実語って生きること、それは願望かなう道
妄語を離れて生きるなら、正しい選択待っている
自己の苦しみは自己の因
六、正しい生活営むならば、正しい認識身に宿る
飲酒を離れて生きるなら、過ち犯さず幸せに
自己の苦しみは自己の因