素敵でしょ♪

2008年02月17日 | Weblog
これ、ずーっとずーっとご紹介したかったんです。
「工房 堀江」さんの「堀江 康子」さんに造っていただいた和傘です。
ご来店していただいたお客様はもうご存知だと思いますが「雀の庵」の入り口に中から照明をあてて、「あしらい傘」として使わせていただいています。

堀江さんからいただいたお名刺に書いてあったことです。

「和傘の中の4つ伝えたいもの」
その1 物を大事にする
和傘はとっても丈夫ですが、少々丁寧に扱わなければならないそうです。

その2 日本人気質
全ての工程においてきっちりとした仕事をしないと良い傘は生まれないとのこと。
地味なことにもコツコツと努力を重ねる。それが日本を支えてきた気がします。

その3 日本の文化
和傘の大きな特徴に内側の糸かがりがあります。補強と装飾をかねてますが、外からはほとんど見えません。
これ見よがしでないご自身の表現。日本文化に共通していますよね。

その4 そして、思いやり
和傘と洋傘の絶対的な違いが、紙(布)が内側に畳まれるか、外側に畳まれるかという点です。
和傘は内側に畳みます。
それゆえ、雨の水滴が内側を落ちてゆきます。自分の服を汚さないという理にかなった構造なのです。
それ以上に、周りの方々のお召し物を汚さないという心遣いと思いやり。
これこそ、伝えてゆきたい日本に心だと思うのです。

少し抜粋して、書こうと思ってたのですが、結局全てお伝えしたくて全文ほとんど書いてしまいました。
この内容、堀江さんがご来店して頂いた時にもお話していただいたことなのです、和傘のお話を伺いながら拝見した内側の糸かがりの素晴らしさ。
本当に美しいです。

そして、和傘は濡れた面を内側に畳み込む話を聞いて、もうその心遣いに忘れられてゆく日本の心みたいなものを「ずぅーん」と感じてしまいました。
「すごいなー」
って思いました。
私も和傘ほしい・・・って思いました。
でも、まだダメです。
こんな素敵な傘を持つにふさわしくなってからの、オアズケにしました。
いつか、何かをやり遂げたとき、何か自分自身がステップアップできたと感じたとき、自分へのご褒美にしようと決めました。
そして、それを大事に大事にして、堀江さんのいう「日本の温かく美しい心」を継承できたら、また一歩素敵な女性に近づけるような気がします・・・。


東京の方へお知らせです。
堀江さんの「和傘展」があります。
「和傘」ももちろん素敵ですが、堀江さんもすごくキレイであこがれの女性です。

「堀・江・康・子 和傘展」2008年2月28日(木)から3月4日(火)
表参道ヒルズ 西館WEST WING 1F ギャラリー コーワ
http://www.wagasa-h.com

私は仕事があるので、残念ながら東京まで行く事はできませんが、お近くの方は是非、和傘の心に触れてみてはいかがですか。




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