定義 ガス欠編

---------　つづき

半分からは、ハマル事も無く、たまに追いつくぐらいで、ほぼ１人旅が続く。
ギャップのウネウネは、やはり大きく成長して来た感じ。
８年前と違って、Fサスのセッティングに幅が持てているので、スピード出しても余裕。
８年前に比べれば、ギャップも小さく、幅も狭い。

岩盤へ行かずに、真っ直ぐ上がるラインに挑戦して見る事にした。
途中で止まっている人のラインに入ったようで、ワダチの中で止まるが、そのまま後方へズリズリ数ｍ下がって、Rフェンダーの中に木が刺さって止まった。
前に行かないと出れない。その横で止まっている人は、恐らく、ここで刺さって脱出中だった様子。
完全に封鎖した。
なんとか脱出して、再チャレンジするのか？？自分に問いながら下ったが、岩盤へ向かうことにした。

スピードが自分と変わらない前を行く人に追いついて、譲ってもらって前に出るが、ヤチではいつの間にか前を走っていて、また、追いついて抜き、
作業道でも、林へ入って迂回している間に、またいつの間にか前にいる。そしてまた抜く。定義を知り尽くしている？
いいラインで走る事が、こんなにも差を生むのかと、改めて実感した。　この辺りはレース経験だろう。
多分、速い人は、タイヤ幅のラインでも渡り切ることができるんだろう。それが自分のラインにできるかどうかは練習できる事。

時計を見れば、もうすぐ３時間。
もしかして、もう１周できるかも．．．．．
でも燃料が無いかも。かもかも。
PITは周回チェックの手前。残り３分ぐらいでそこへ差し掛かった。
PIT行って戻って来たらチェッカーなんて、ちょっと後で後悔しそう。
そのまま周回したはいいけど、コースの９割ぐらい走ったところでガス欠。
もちろんリザーブも空。

Did not finish..........か。
せっかく抜いた人達も、横を通り過ぎて行く。
しばらくしてマーシャルが声を掛けてくれた。　しかし、場所が場所だけに、レースが終わったら燃料持って逆走して来るから待っててと。
スゲー静か。　どうせならもっと眺めがいいところならいいのに。
暇だから、マシンの汚れを木の枝で落とす。　良く見たら、チャンバーが本栖の時以上に凹んでいる。

燃料を頂いて（マーシャルさん、ガソリン価格高騰なのに、ありがとうございました。）ゴールへ。
フラッグは受けないと思っていたら、チェッカー振られた。

結果は未だに知らず．．．．

画像は帰りの車内。帰りは６時間半。

反省会へつづく。