先週の木曜日、外国をルーツに持つ子の勉強の手伝いでの出来事
自分の担当のRくんは、お腹が痛いということで
親に電話をかけて急遽迎えに来てもらうことにした
手持ちぶたさとなったので、他のスタッフの勉強の様子が耳に入る
落ち着きのない男の子にスタッフは
「少女、これってどういう意味かわかる?」
少しして続ける
「女って字があるから、見当はつくよね。小さい女の子って意味
なら、男の子は何ていうのかな?」
「少男?」
「違う、少年っていうんだよ、男の子は少年」
不意に、なぜ男の子は彼が即断で答えたように少男ではないのだろうか?
と疑問が浮かんだ
確かに、変だ、男だけ少年という年の字を使ってる、なぜだろう?
話は変わって、子どもも大きくなると固有名詞だけでなく
概念的な言葉を覚えるようになる
この説明がなかなか難しい
「事実と意見を区別する」という文字の書き取りが
帰ってしまった男の子の宿題にあった
「この意味わかる?」
「わからない!」
さあ困った、、事実という意味をわかるように説明するには、、、
そこで、一学年上の男の子にポルトガル語でいいから事実の意味を教えてあげて!
と頼んでみた
ところがこのような概念的な言葉は説明が難しい、、
彼は、、うううん、、ええと、、
少し考えていたが諦めた
人が言葉を覚えていくのは、難しいものだ、、と改めて実感する
そのうち何となくわかるようになるのだろうか
若干の不安を覚えながら、そんな風に思ってみる
しかし、なぜ女の子は少女なのに、男は少年なのだろう
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