あと少し読めるかもしれないが、今年を総括する読み終えた本はこんな感じ
本の評価に現れているが、前半はまずまずの読書体験
ところが後半になって、いい本に出会っていないというか、リズムを崩したというか
本を読んでいても焦りぎみで印象が薄い読み方しかできていない
良い本の評価基準は「読んでよかった、またいつか読み返そう」と思うのが優
今年はシュンペーターの「資本主義・社会主義・民主主義」2が
同じ優の中でも際立って印象に残っている
今後はもう少し腰を落ち着けて、速読の誘惑に乗らず
じっくり想像力を働かせて読むことにしよう
それにしても、人は本当にいろんなことを考えたり
書き残したりするものだ
と同時に、自分の知っていることなどは
ほんの一部でしかないと思い知らされる
ところで今年中に読み終えたい本は、リサ・ランドールの「ワープする宇宙」
余剰次元とかひも理論とか量子物理学を扱っていて
途中で絶望的に頭が混乱するが、それでも意地になって
最後までページを捲りたいと思っている
(なんだかぼんやりと大枠がわかるような気がして)
本を理解するということは、生活の中でいろんな経験をすることに通じている
以前わからなかったことが、わかるようようになるのはそのためだが
最近は巣ごもり生活が多く、社会とあまり関係していないのが
後半失速の原因なのかもしれない