パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

新城 設楽原歴史資料館 ふみの蔵コンサート「レコード&CD音楽鑑賞会」

2018年05月13日 10時45分23秒 | 音楽

5月の晴れた一日の出来事
別のブログからのコピペから

DMも来ていたし、防災無線でもお誘いの放送が流れていた「ふみの蔵 レコード&CD 音楽鑑賞会」
昨日(5月12日)新城市の設楽原歴史資料館に出かけた
希望の方は手持ちのレコード・CDを持参くださいとあったので、気合を入れて数種類選んだが
その場の雰囲気で、どれかひとつくらいはかけてもらえればイイや、、との思いだった

会場はそれほど多くの人はいなかったが、年配の方が多く(自分もそうだが)見知った顔がチラホラ
類は友を呼ぶというが、本当に似たようなタイプの人が集まるもんだ

今回は設楽原歴史資料館が、東京に住んでいる音楽好きの方が行っているレコード&CD音楽会を
新城でも開いて欲しいとの希望で行われたもの
オーディオ装置を積んで東京からはるばる新城まで、ご苦労様というところ
装置は少しばかり年季が入ったもの(1980年代)で、音質を聴くというより音楽を楽しむという部類
幸いイベント中機械はご機嫌斜めにはならずにいてくれた

最初のプログラムは、本田さんといわれる東京の方がこの地区に合わせて持参していただいたレコードを聴いた
冒頭はお耳慣らしに「スター・ウォーズ組曲」
例の特徴あるテーマが映画の場面を想像させながら朗々と響く
ついで、この地区(愛知県)に関連する人たちのレコードをかけた
舟木一夫「高校三年生」ザ・ピーナッツ「ウナ・セラ・ディ東京」チェリッシュ「なのにあなたは京都へゆくの」
この他にも島倉千代子「この世の花」いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」伊東ゆかり「小指の思い出」
懐かしい曲のオンパレード
だが、知っている曲をこうしてじっくり聞くと2つのことが印象に残った
ひとつは「声がみんな若々しい」ということ
当たり前だが時が経てばみんな歳を取る
最近聴いているこのての懐メロは、現在の年齢の声でテレビ等で聞く
そんな時は、ただ懐かしいな、、くらいの印象だが、昨日のは「みんな声がみずみずしくて張りがあって若々しい」とつくづく感じた
これは録音時が若いということを知っているからではなくて、多分何も知らない人が声だけを聴いても若い人が歌っていると感じただろう
若い人の声はどこか悩んだところの無いような、、屈託の無さが、どこか声に現れる
そしてもうひとつ感じたことと言えば「丁寧に歌っているな」ということ
プロとして十分訓練されて、ニュアンスも発声も、、時間がかかって身につけたものだなという印象を得た
(最近の歌はリズムで勢いで歌ってしまえるから丁寧さは気づかない気がする、でも本当は最近の曲は知らないのだが)

このあと、カシオペアのレコードを聴いて、設楽原歴史資料館の館長の歴史の話(岩瀬忠震)を聞いて
来た人が持参したソフトをかけることになった
懐かしいブラザース・フォアの「7つの水仙」ジョーンバエズの「ドナドナ」ウエスト・サイド・ストーリーから「トゥナイト」、、、などなど
そしてこの日のために名古屋から来られた方が持参したインディーズの打ち込みを多用した音楽のCD
(この方はどうやってこのイベントを知ったのだろう)

ところで自分の手持ちのソフトは、、、
持っていったのは長そうなものが多かったので、比較的短くて聴きやすそうな(?)でも、もしかしたら雰囲気に合わないかもしれないと思いつつ、
是非とも知っておいて欲しいという意味でモーツァルトのピアノ協奏曲23番の第2楽章をかけてもらった
程よい広さ、高い天井、よく反射する壁材、、その中で繊細なピアノはてても美しかった(すくなくとも自分の耳には)
会場にいた方々がどんな風に思われたかはわからないが、かたっ苦しいイメージのクラシックもこんなにいい曲があるってこと、
そしてそれを知ったら儲けものだ、、、と思うのだけれど、、

ふみの蔵コンサートは次回は7月14日に行われるとのこと
今のところ予定は大丈夫そうだが、、、

ところでピアノ協奏曲23番の第2楽章の動画はこれ

美人のエレーヌ・グリモーの演奏のもの


コメント
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