この話は、今から12年前に遡る。
2001年4月30日、私たちは中国雲南省にいた。
メンバーは、日本から藤村と私、モンゴルからハドバータル、そして雲南大学の李の4名だった。
すでに地理47巻(2002年)に論文を記載しているが、ここでは私の野帳を中心に記述したいと思う。
何かの参考になれば幸いである。
7時30分、昆明から麗江へ飛行機で移動する。
8時30分、麗江着
ここは世界遺産に登録された美しい街だ。
標高2400mの市内には水路が縦横に走り、5596mの玉龍雪山の麓から流れてきた冷たい清流が足元を涼やかにする。
雲南省に来たら一度は訪れてみたい場所である。
ここは少数民族であるナシ族の街で、独特の象形文字を用いている。
10時00分、麗江を車で出発する。
12時20分、途中のスタンドで給油を行う。
無鉛ガソリン 1リットル3.1元
柴油(ディーゼル油) 1リットル2.96元
無鉛上ガソリン 1リットル3.4元
14時15分 昼食
鯽魚(チーイエ:鯉)と銀魚(シラウオ)を食べる。
19時15分、今日の目的地である濾沽湖(ルグフ)にやっと到着する。
四川省と雲南省の省境に位置するこの湖は、めったに日本人が訪れない秘境である。
少数民族である摩梭族(モソゾク)が住んでいる。
この民族は、中国でも珍しい母系社会を今でも保持している。
一家で一番偉いのはおばあさんで、男は通婚をする。
さっそく大きな民家風の宿に入る。
私は2回目の訪問だった。
食事の後に、村人が観光客のために催すダンスを見に行った。
すべて女性が取り仕切っており、男は尻にしかれている。
平和な村だ。
雲南省の省都、昆明から一日がかりの旅で疲れ切った私たちは、その夜は早々に就寝した。
2001年4月30日、私たちは中国雲南省にいた。
メンバーは、日本から藤村と私、モンゴルからハドバータル、そして雲南大学の李の4名だった。
すでに地理47巻(2002年)に論文を記載しているが、ここでは私の野帳を中心に記述したいと思う。
何かの参考になれば幸いである。
7時30分、昆明から麗江へ飛行機で移動する。
8時30分、麗江着
ここは世界遺産に登録された美しい街だ。
標高2400mの市内には水路が縦横に走り、5596mの玉龍雪山の麓から流れてきた冷たい清流が足元を涼やかにする。
雲南省に来たら一度は訪れてみたい場所である。
ここは少数民族であるナシ族の街で、独特の象形文字を用いている。
10時00分、麗江を車で出発する。
12時20分、途中のスタンドで給油を行う。
無鉛ガソリン 1リットル3.1元
柴油(ディーゼル油) 1リットル2.96元
無鉛上ガソリン 1リットル3.4元
14時15分 昼食
鯽魚(チーイエ:鯉)と銀魚(シラウオ)を食べる。
19時15分、今日の目的地である濾沽湖(ルグフ)にやっと到着する。
四川省と雲南省の省境に位置するこの湖は、めったに日本人が訪れない秘境である。
少数民族である摩梭族(モソゾク)が住んでいる。
この民族は、中国でも珍しい母系社会を今でも保持している。
一家で一番偉いのはおばあさんで、男は通婚をする。
さっそく大きな民家風の宿に入る。
私は2回目の訪問だった。
食事の後に、村人が観光客のために催すダンスを見に行った。
すべて女性が取り仕切っており、男は尻にしかれている。
平和な村だ。
雲南省の省都、昆明から一日がかりの旅で疲れ切った私たちは、その夜は早々に就寝した。
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