DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

林(50)

2023-05-18 15:05:18 | 物語


2023年4月1日、私たちはキンネレット(ガリラヤ)湖畔にあるCapernaum National Parkに立ち寄りました。このカペナウムという地は、イエスが説教と奉仕の拠点としたという場所です(福音書第2章39節)。

そして、私たちはここで信じがたい光景にめぐり逢いました。私は仏教徒ですからイエスの奇跡は信じませんが、何と生きた孔雀(くじゃく)に出会ったのです。とても人懐っこくて、すぐ近くを行ったり来たりします。まるで、その美しさを見せびらかすかのように。

湖畔には猫とヌートリアが昼寝をしていました。緩やかに流れる時間は、イエスが眺めた2000年まえと同じなのかもしれません。平和で静かな景色にめぐり合わせたことに感謝した一日でした。みなさんも、一度は訪れてみてください。





林(49)

2023-05-15 13:23:54 | ButsuButsu
先日、久しぶりに京都大学理学部へ行った。ある先生との面談だったが、時間があったので「まつお」に皿うどんを食べに行った。私の大学入学が1970年で、まつおは、確か1972年頃の開店だったと思う。下宿からすぐに近くだったので、特に印象深く覚えている。当時、皿うどんが300円だった。生協のとんかつ定食が60円、「ますたに」のラーメンライスが80円だった時代にである。最初はずいぶん高いなと思って、店内に入るのを躊躇していた。そのうちに通うようになり、やがて常連となった。初代店主は年配のおじさんで、結構うまかった。皿うどんとちゃんぽんしかない。今は3代目なのだろうか。初代から2代目、3代目と店構えは同じだが、それぞれに味は引き継いでいないようである。昔うまかった北白川の料理店のほとんどが消え去ったり、代替わりしたりして、寂しい限りである。時代と言えばそれまでだが、まつおやますたには、ぜひ続けて欲しいものである。ついでに、味もそこそこにお願いしたい。そのあとで「進々堂」へも行ったが、入店時に支払いを要求されたのには驚いた。店内の内装はそのままだが、気質やサービスは大きく変わったのだろうか。これも時代の変化だと思ってあきらめましょう。いくつかの古い店が、まだそのまま残っていると言うことだけに感謝して。







林(48)

2023-04-01 21:53:52 | ButsuButsu
3月31日 3度目のイスラエル・キンネレット湖訪問です。
形が竪琴(キノル)に似ていることからの呼称のようです。
なんだか、琵琶湖に似ているので、親近感がわきます。
これが最後かな、と思いながら湖畔のホテルの窓から湖を眺めています。
この湖は、当地ではガリラヤ湖と呼びます。
イエス・キリストの有名な山上の説教や奇跡もこの地で行われたようです。
明日、4月2日から、SASVによる調査が始まります。
2020年に計画してから、コロナによる中断を経て3年ぶりの挑戦です。
この調査がうまく完成するようにと、心より祈っております。

SASVを作ってくれた春山さん、西さん、尾上さん。
協力、ありがとうございました。
これは現代の奇跡につながるのかもしれません。

尾上さん、E/SASVのスタートおめでとうございます。
きっとうまくいくように、この奇跡の湖に頼んでおきます。




林(47)

2023-03-19 21:02:20 | ButsuButsu

一筆 啓上
陽春 湖上
進水 船上
平和 献上

林(46)

2023-03-09 17:22:19 | 物語


3月1日に立命館大学で「巨大な>エネルギー蓄積体としての琵琶湖」という演題で講演を行いました。
コスモ石油エコファンドのプロジェクトで測定した琵琶湖の波力ポンプの結果も紹介しました。
琵琶湖の波力エネルギーは、太陽光エネルギーの4~5倍あることがわかりました。
結構大きいですね。



林(45)

2023-03-07 22:22:54 | 物語


2022年8月
久しぶりの海外旅行
ベルリンでの国際会議
郊外の湖でみつけたアシナシトカゲ
ひっくり返すと
退化した足
確かにトカゲだ
世界には
面白い奴がいる

林(44)

2023-03-01 18:27:32 | ButsuButsu

https://outreach.bluebacks.jp/project/home/28

林(43)

2023-01-29 20:10:02 | 物語


明けましておめでとうございます。
E/SASV Games を推進している
小学生、中学生、高校生、大学生が
琵琶湖畔に集まりました。

私はこの子たちに、何を伝えたいのかを自問しています。
大切なことは
自分たちの手で
琵琶湖をそして地球を守るということです。

私たちの世界というのは
誰かが守ってくれるわけではありません。
自分たちが
自分の力で守るしかないのです。

そんな力と意志を持った
強い子供たちを
育てたいと思っています。
負けない、ブレない、あきらめない若者です。

そうしないと
琵琶湖そして地球上の
生態系は
とても傷つきやすいからです。

お願いです。
少しでも救いの心があるのなら
この子たちの活動に
支援をお願いします。

林(42)

2023-01-21 22:00:07 | 物語


今日はとても寒い日でした
琵琶湖の上も強い風でした
でも
伊吹山が白くきれいでした

林(41)

2022-12-31 13:03:17 | ButsuButsu


そうか。
来年は、3.11で亡くなられた方々の13回忌になるのか。
時がたつのは早いものだと、最近つくづく感じる。
2011年5月に南三陸町を訪れた時、津波の生映像を見せてもらって、人の生死の無常さを再認識させられた。
濁流に流されてゆく遭難者の断末魔が、ロシアの無差別爆撃に晒されるウクライナの人々の姿に重なる。
狂い始めた自然の猛威
修羅とも思えるプーチンの所業
果てることなく続くウィルスの感染
生きとし生けるものたちが、生まれ、育ち、死滅する。
昨日まで確かに呼吸をしていたものが、今日、突然動かなくなる。
「死はもしかしたら、生命体が秩序立った量子の世界との結びつきを断ち切られ、熱力学のランダムな力に対抗するパワーを失うことかもしれない」
書籍『量子力学で生命の謎を解く(Life on the Edge)』の一節である。
当時は眉唾な話かなと思っていたが、今年のノーベル物理学賞で驚いた。
「もつれ合った光子を用いた実験,ベル不等式の破れの確立と量子情報科学の開拓」が受賞理由となっている。
いわゆる量子のもつれの証明である。
こう考えると、死はそんなに特異な事象ではなく、単に量子のもつれがなくなるということなのかもしれない。
此岸から彼岸へ移ることが死であることを説く仏教のように、三途の川が熱力学のランダムな力なのかもしれない。
いずれにしても、災害や戦争のような巨大なエネルギーの暴走によって、生命を紡ぐ量子のコヒーレントな秩序が破壊されることは、御免こうむりたい。
今年、不幸にして亡くなられた多くの方々や生ある物の冥福を祈りたい。
彼らの量子は、今、自由エネルギーとなって空間に解き放たれたのだろう。
そう思えば、少しは気が鎮まるようだ。

林(40)

2022-12-30 23:28:10 | ButsuButsu


E/SASV Gamesの立ち上げに向けて

 1997年に、私たちはクルーレスソーラーボート大会を琵琶湖で立ち上げました。これは、無人のソーラーボートがGPSとコンパスの情報のみを頼りに走行時間を競う、当時としては野心的な試みでした。あれから26年、私たちは次の一歩を踏み出そうとしています。

 仮想空間と実空間の両方で、世界中の挑戦者たちが競い合う、E/SASV Gamesの開始です。このことを実現させるためには、多くの協力者が必要です。それは複雑なソフトとハードの開発と、それらを支える資金の調達です。

 琵琶湖で競う自律型走行ロボットの競技で得られる資産は、やがては大深海の探索にも、そして大宇宙の探検にも役立つことでしょう。こうして仮想と現実の垣根を取り除く努力の結果が、私たちから未来の人々への贈り物になるのです。

さあ、漕ぎ出しましょう、仮想の湖へ
さあ、競い合いましょう、豊かな琵琶湖で

                   (発起人代表 熊谷道夫)

林(39)

2022-12-26 11:42:34 | ButsuButsu


自然は 時々 ハッとするような空間を描き出す
厳かな 瞬間に 沈黙することがある
私が 琵琶湖に飽きないのは そんな風景に 出くわすからだ
いつもではなく 時々 そう こんな瞬間が 私は好きだ 

林(38)

2022-12-19 11:51:24 | ButsuButsu


びわ湖トラストでは、子供たちと一緒に、生物トラップを使って2020年から固有種ビワオオウズムシの探査を行っています。
この場所では、2021年3月以来、ビワオオウズムシを見つけていません。どうも湖底環境がひどく悪化しているようです。
2022年の冬に全循環が復活したのですが、湖底泥の回復までは達成できなかったようです。これは湖底環境が履歴を持つ積分(蓄積)系だからです。
2022年11月11日には、湖底付近の溶存酸素濃度が0.6%まで下がりました。
このように湖底環境の急激な悪化が底生生物の多様性を喪失させているようです。
大きな黄信号がともっています。私たちはこれからも監視を続けていきます。



林(37)

2022-12-09 13:32:34 | ButsuButsu

22年前に作ったイラストを取り出して、動画にしてもらいました。
名前はビワックと言います。
決して熊谷さんのアバターではありません。
長い間、眠っていたので、少々時代遅れかもしれません。
今度、E/SASV Gamesがスタートしたので、飛び出してきました。
この試合には、ビワック号もぜひ参加したいと思います。
今、いろいろと募集があるようです。
みなさんもぜひ、参加してください。
ホームページも見てね!
https://e-sasv-games.official.jp

林(36)

2022-11-14 17:15:14 | ButsuButsu


気が付いたら
いつの間にか
バーチャル&リアル空間での無人ソーラーボート競技大会
のホームページがスタートしていました。
川井さん、大変ご苦労さまでした。
皆さん、ぜひ視聴して拡散して下さい。