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グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

初釜 ①

2006-01-08 23:51:12 | 茶道
『正月を祝って念頭に喫するお茶』


正月はじめのお茶は初釜の名で催される
災いを除き、病を去る効能を持つものとして
大福茶と呼ばれ、先生が社中一同にお茶をふるまう
床の間の掛物宝珠の絵
お飾り 丸三宝にあわび熨斗、小槌
青竹に  結び柳に紅白椿を入れて 
色々めでたいものを物を飾ります

  
 
紹鴎棚 ねじ梅水指
嶋台茶碗

  
 
お菓子は縁高に青竹
(佐藤屋製)


上(金)下(銀)の茶碗が重ねてもちだされます
熱々の濃茶が練りあがりました

  
 
金の茶碗
4人できれいに飲みました
愛子内親王御しるし出袱紗

  
 
銀の茶碗
5人分です熱いので
ゆっくりいただきます


茶入れ 唐津焼 中里重利造り
  仕服鳳凰文
  茶杓福寿
  蓋置凍夜上沼緋佐子造り
特挽き祥雲の昔(京都柳桜園詰)の濃茶を美味しくいただきました
次の部屋は薄茶です

市民の茶会

2005-12-20 12:07:30 | 茶道
宝紅会月釜
17日今年最後の月釜が宝紅庵茶室で開かれた


寄り付きの掛物
『歳月は人を待たず
暮れになると良く掛けられるお軸である
今日只今を有効に過ごしなさいと
言う戒めとうけとって拝見しました

白湯をいただき、いよいよ席入りです

  
 
内路地には湯桶に
熱いお湯のお用意です
お亭主の心ずかいを
感じます

  
 
宝紅庵茶室本席
掛物「無事是貴人」
信楽焼花入れに花は
伊予水木に白玉椿
『無事』とは無事に東京に着いたなどという
場合の無事ではなく当たり前のことを当たり前にやる
という意味合いである。何の計らいも無く
自然にしたがって生活する
これこそが真の貴人と・・  難しい禅語であった
京都光悦寺住職山下恵光師筆

  
 
行く年の名残に
唐津焼 鳥の香合

  
 
お菓子
百合根饅頭
もったりとして
美味しかった


  
 
お手前

  
 
蕪の絵茶碗
冬になると
大根の絵等とともに
使われる


釜  竹巻釜
水指 伊賀焼き
茶器 椿の絵 輪島塗
茶碗 赤楽茶碗 小西平内造り
 替 蕪の絵
茶杓 懐古
菓子 冬籠り 十一屋製
冬晴れのひと時を静かに楽しみました







お茶の誘い

2005-11-08 15:38:58 | 茶道
11月22日宝紅庵の日釜当番です


山形市には茶道愛好家の集り山形茶道宝紅会(会長は市川山形市長)があり、
來庵者にいつでもお茶を差し上げられる様、流派を超えて交代で
お茶を用意しております。全国に誇れるシステムだそうです。
三鴻深瀬さんの上生菓子とお抹茶で、一服500円 
時間は10時より3時までとなっています。


一帯は公園になっている
宝紅庵はこの中にある茶室


撮影に行ったら
雪つり作業をしていた

お庭にある紅葉は京都高尾山から持ってきて植えたものとかで
葉の形 色とも抜群に美しいです。
22日まで散らずにいてくれることを祈るのみ




紫野寛州老師の喫茶去(お茶をどうぞの意味)
ティタイムにどうぞお越しください。




春雨庵の続々

2005-10-04 21:00:20 | 茶道
春雨庵の庭に秋の実を探しました



  
なつめの実      うめもどきの実

  

万作の実        ミズの実




ガマズミ?の実