バイクボランティア Bi-Vo

大規模災害時にバイクとIT機器を用いて活動する団体です。

11-新潟県中越地震バイク災害ボランティアレポート

2004-11-26 17:25:00 | 活動報告
11、あとがき

 携帯電話、Bi-Voメーリング、非常に現地で役に立つツールだと思った。ただ、震災直後は携帯電話も一般電話もPCもまったく使えない状況になるのは間違いない。やはり、ハンディータイプの無線機が必要と思う。

 愛知県では東海沖地震、東南海沖地震が心配されている、直下型では無いが、大きな揺れによる被害が予想されている。今回、新潟を見て感じたのは液状化による。道路の大破と家屋倒壊で、愛知県は地盤の弱い液状化危険地域が多いので要注意だ。特に大きな川の近くで液状化が起きる。すなわち橋が渡れなくなる確率が高い。主要道路も各地で陥没しまったく通れなくなると思う。その上、車と人の数は新潟の何十倍もある。救出・普及作業も思うに進まないと思う。

 避難所も各地に出来るが、本部が各地の何千箇所何万箇所もある避難所の状況を把握するのは、電話も電気も無い中無理だ。各地の役所の人数では、何の対応も取られず時間ばかりが過ぎる。その間に、犠牲者の数も増え続ける…・。

 それを、少しでも防ぐために、バイク隊の出番が必ずやってくる。単純にひとつのバイクボランティアBCで10万人ぐらいの人口圏をカバーするとして、愛知県では70箇所ぐらい必要になると思う。1BCに事務局10人、ライダー30~60人、必要で、全部で4200人のバイクボランティアが必要とされそう?。ざっと、今のBi-Voメンバーの100倍、一人一人が100人に声を掛け、バイク隊の重要性を友達、知り合い、行きすがりの人…に話しておく事で、少しは、イザと言うときに来る人が増やせると思う。広報は大事だと思う。

 できれば、ボランティアに紛れる不審者を識別し、より大きな力を発揮できる。Bi-Voに入ってもらうほうが動きやすいと思う。

 今回、感じたのは、Bi-Voが愛知県の認定組織であると言う事で非常に動きやすかったこと。高速、バイクBCどちらでもきっちりしたボランティア団体の人間と言う事で、すんなり話が通った。だいたい災害ボラ暦1日で偉そうにオリエンテェーションやれるのだから、凄いよね!(自分)
 これは、Iさんの日頃の行動の賜物と思う。あとは、各メンバーがIさんの様に各自治体との連携を強く築く必要がある。岡崎市は新潟にいったのかな…?。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿