
ドローン(命令を実行する自律する無人機)の登場により、被災地での情報収集活動に新たな展開が出来て来ました。これまでは、有志ボランティアによる自動二輪車(オートバイ)による被害調査などを行って来ました。例えばバイクボランティアBi-Vo等の災害ボランティア団体がありました。
バイク人口が減少していましたが、近年、再バイクブームとも言われます。80年代に乗っていた若者が中高年となり時間に余裕が生まれて再び乗り出したリターンライダーや、経済閉塞から安価な移動道具として乗り始めた若いライダーの増加もあります。
ライダーが高齢化しているのと、道なき道の走破経験の少ないライダーが増している状況では災害時での活動の危険度も上がってしまいます。
そんな折、ドローンの登場には驚いた次第です。現在のドローンの最長飛行距離は2㎞と言われていますし、飛行実績や操縦技術の制度において、災害時での調査活動には幾段もの階段を上らねばなりませんので、まだまだバイクボランティアが必要とされている状況にあると思います。
これからもライダースキルの向上はもちろんのこと、災害時(緊急時)にはバイクが調査活動や物資移送で使われる乗り物であることなど、バイクに乗らない人たちへの広報、啓蒙活動も続けていかねばと思っています。
『バイクボランティアBi-Vo』 http://www.bi-vo.com/
『Bi-Vo WEBLOG』 http://blog.ap.teacup.com/bi-vo/
【蛇足】Q;「Bi-Vo」って、どう呼ぶのですか?
A;http://www.geocities.jp/bi_vo_jp/faq7.html