バイクボランティア Bi-Vo

大規模災害時にバイクとIT機器を用いて活動する団体です。

8-新潟県中越地震バイク災害ボランティアレポート

2004-11-26 17:16:00 | 活動報告
8、あわただしい一日が終わった

 本日の出動による走行約70Km。慣れない所&被災地を走ったので、いつものツーリングよりはるかに疲れた。夜になっても事務局、PC班は動き続けている。暫く、BCでとのメンバーと今日の出来事をダベる。やはり山間部はオフ車が良いとみんな言っている。それを地図に書き込む。テレ朝の人も興味ありげに話しに加わってくる。直接山の避難所には取材に行けないので聞きたがるのかな?。

 Nさん、Kさん、両氏ともかなりくたびれた様子で、本業に戻らねばと盛んに訴えるが現況を見ると帰るに帰れず苦しんでいるようだ。私も休みがもう少し取れればと思うが…そうも行かない。結局、Uさんの電話でKさんは帰る踏ん切りがついた様だ。そして私も決心した。
予定通り31日の午後に帰ろうと・・等身大のボランティアなんだから無理は禁物だ。本業をないがしろに出来ない。この点、Nさんはかなり無理をされたと思う。本当に頭が下がる思いだ。

 ここは、私はこう理解した。被災地を助けるのは、他地域の義務だ。だが、被災地を思うあまり何もかもを差し置いて援助したり、自粛したりしては、被災地復興に向けての健全な活動が続けられないだろう。体に例えれば、右足を折ったからと言って、両手左足とも全てでカバーする必要は無い。右手左手は本来の動作をしなければ人間は生きていけない。逆にいうと今まで以上に本来の動作をまっとうする事が両手に求められるだろう。この上、手まで痛めてしまったら致命的ですらある。

 だから、被災地を支援する他の地域は今まで以上に健全な社会活動を維持していく事が、最後には被災地を手助けする力となりえる。(あくまでも個人の考えですよー)

 夕食は、ボランティアにも炊き出しをしてくれた、けんちん汁にラーメンだ。特にラーメンは新潟訛りが酷いと思ったら台湾の女性陣による本場台湾ラーメンで、めちゃウマだった。

 今夜は雨も激しいので3Fのフロアに寝る。寝言やいびきはうるさいが昨夜とは打って変わって暖かく眠りにつけた。幸せだ。感謝!!。


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