八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

モンジャウミウシ

2008年05月21日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/イロウミウシ科(八丈島・八重根・3cm・10m)
インド・西太平洋に分布。背面は黄褐色から褐色で、周縁は最も外側から順に青色、黒色、黄褐色に縁取られる。背面の周縁は波を打つ。腹足の周縁も背面周縁と同じ色相のより淡色の帯で縁取られる。触角と鰓は褐色。鰓葉を細かく動かす動作が見られる。タヌキイロウミウシに似るが周縁の色で見分けられる。八丈島では季節や環境に関係なく普通に見られる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

ツマニケボリ

2008年05月21日 | その他
盤足目/ウミウサギガイ科(八丈島・八重根・5mm・10m)
キバナトサカに共生していることが多いのが、時々リュウキュウイソバナやイソバナなどにいることがある。とても小さく、環境と同調しているのでライトで照らしてよく探してみましょう。

キスジカンテンウミウシ

2008年05月21日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/ドーリス科(八丈島・八重根・5cm・10m)
琉球列島、八丈島、小笠原諸島に分布。体高は比較的高い。体は白色や白色をおびた半透明で、背面は稜線の明確な隆起が連なる。稜線は橙黄色で、その周囲にも同色の細線や斑紋が散在する。外套膜の周縁は白線で縁取られ、白線の少し内側に橙黄色線が並行する。触角と鰓葉は白色をおびた半透明で、黒褐色の細点が密に散在している。八丈島では岩礁域で通年見られる。大型になると7cmに達する。

コンシボリ

2008年05月21日 | 八丈のウミウシ
頭楯目/オオイシノミガイ上科/ミスガイ科(八丈島・八重根・2cm・2m)
インド・西太平洋及び太平洋の熱帯域に分布。殻は薄く、殻表には褐色の螺帯が3本あり、その間に数本の弓状の縦線がある。軟体部は淡黄色または青色を帯びた半透明で、全体に白色斑は散在している。周縁は黄色みが強かったり、青みが強かったりと個体差がある。八丈島ならではのウミウシと紹介され、他ではなかなか見られないのでウミウシが好きな人は憧れる。春から初夏にかけて岩礁域の浅所で見られる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)