八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

オハグロツバメガイ

2009年04月28日 | 八丈のウミウシ
頭楯目/カノコキセワタ科(八丈島・藍ヶ江・2cm・5m)
西太平洋熱帯域に分布。体地色は普通は黒色。頭部前端に白色帯があり、その両端には橙色斑がある。側足には白い点が散在するが、外套部には橙の斑点がある固体もある。季節や環境を問わず、稀に見られる。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

カンムリベラ幼魚

2009年04月28日 | 八丈の魚
スズキ目/ベラ科(八丈島・八重根・4cm・10m)
相模湾以南、インド・太平洋に分布。水深10~20mの岩礁・サンゴ礁域やその周りの砂礫底にすむ。幼魚期は背ビレに黒色斑紋が2つ並び、それぞれの下はオレンジ色の斑紋がある。成魚になると、その様子は一変し全体が黒緑色になる。まるで別の魚のようである。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

カモハラギンポ

2009年04月28日 | 八丈の魚
スズキ目/イソギンポ科(八丈島・底土・5cm・10m)
八丈島・三宅島・和歌山県田辺湾以南、高知県柏島、奄美大島、沖縄本島、ケラマ諸島に分布。サンゴ礁、岩礁性の海岸に生息する普通種。活発的に泳ぐ遊泳性。ストップモーションを繰り替えすような泳ぎ方なので、その止まったときに写真を狙いたい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

オグロトラギス

2009年04月28日 | 八丈の魚
スズキ目/トラギス科(八丈島・神湊・15cm・5m)
琉球列島、インド・西太平洋の熱帯海域に分布。サンゴ礁域の浅所に生息する。背ビレの前方と尾鰭に暗黒班があることが特徴。一般的に食用にしない。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ムカデミノウミウシ

2009年04月21日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ミノウミウシ亜科/アオミオウミウシ科(八丈島・乙千代ヶ浜・5cm・10m)
体は細長く、青色や褐色を帯びた半透明。背側突起の各群は扇形に並び、色は青灰色や淡褐色など色彩に富む。背側突起は脱落しやす。前足隅は触手状。19cmの大きさになるとか。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

イボヤギミノウミウシ

2009年04月21日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ミノウミウシ亜科/オショロミノウミウシ科(八丈島・乙千代ヶ浜・2cm・10m)
伊豆半島以南の日本、ハワイ、北東オーストラリアから報告されている。体色は餌の色に由来する。イボヤギなどの橙赤色のキサンゴ科の種を食した個体は全体に橙赤色になり、ナンヨウキサンゴを食したものは黒緑色になる。イボヤギのポリプに擬態し、旺盛にイボヤギのポリプを食べる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

ダイダイウミウシ

2009年04月20日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/クロシタナシウミウシ科(八丈島・乙千代ヶ浜・2cm・5m)
インド・西太平洋に広く分布する。日本においては東北以南でやや普通に見られる。体はやや堅い。体地色は半透明な橙黄色で、背面には体地色より濃い橙黄色の斑紋が散布している。また背面には白色の網目模様があるが、時に網目模様は痕跡的になり、稀に白色にすらならない個体もある
触角も鰓も橙黄色。2009年の冷水塊の時には大繁殖していた。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

ホウボウ

2009年04月07日 | 八丈の魚
カサゴ目/ホウボウ科(八丈島・神湊・4cm・5m)
北海道南部以南、黄海、東シナ海、南シナ海に分布。水深25~600mの砂泥底に生息する。胸鰭の下部は指のように水底のエサを探し、歩くように動かす。稚魚は浮遊生活をするが、体長が2cmを超えるころから着底生活に入る。幼魚の頃は体色が黒っぽい。肉は上質の白身で歯ごたえがあり、美味。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ヒメニラミベニハゼ

2009年04月07日 | 八丈の魚
スズキ目/ハゼ科(八丈島・八重根・2cm・10m)
これまで「ベニハゼsp5」とか「シャープアイピグミーゴビー」と呼ばれていたハゼに最近和名が付いたそうです。その名もヒメニラミベニハゼ。岩穴の暗がりにホバリングしていたり、岩にへばりついている。八丈島では2008年に多く見れた。眼の縁の青いラインがとてもきれい。

ベンケイハゼ

2009年04月06日 | 八丈の魚
スズキ目/ハゼ科(八丈島・八重根・3cm・10m)
相模湾以南、紅海、インド・西太平洋に分布。岩礁やサンゴ礁の割れ目や穴に生息する。頭部から尾柄まで多数の明瞭な白色横帯がある。第一背鰭には短く、明瞭な斑紋もない。第二背鰭と尾鰭には黄褐色から茶褐色の小点が散在する。岩穴の壁に体をくっつけていて、仰向けになっている固体も多い。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)