八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

アオギハゼ

2008年06月29日 | 八丈の魚
スズキ目/ハゼ科(八丈島・乙千代ヶ浜・3cm・10m)
八丈島、琉球列島、インド・西太平洋に分布。サンゴ礁域の岩棚の下や洞窟のなどに生息する。体側に青輝色の縦帯があり、背びれは赤紫色で基部は暗色。岩に腹面を向けて、数匹~十数匹の群れでホバリングしている。(山と渓谷社{日本の海水魚」参考)

シロハナガサウミウシ

2008年06月21日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/スギノハウミウシ亜目/ホクヨウウミウシ科(八丈島・神湊・3cm・4m)
体色は白色、黄色、橙色など変異に富む。背面にはきわめて微細な顆粒状突起が散布し特に口幕で密になる。背面突起は幼体では少ないが大型個体では12対を超え、大小の突起が交互に並ぶ。ユビノウハナガサウミウシは和名の新参異名。八丈島には少ない種類。この個体も冬の港の中で確認された。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

バラハタ

2008年06月21日 | 八丈の魚
スズキ目/ハタ科(八丈島・ナズマド・50cm・20m)
南日本、インド・太平洋に分布。サンゴ礁外縁部に生息する遊泳性のハタ。尾びれは三日月形で、背びれ尻びれとともに後縁は黄色い。幼魚には明瞭な黒色縦帯がある。大型の個体は黒いしみのような斑文が出る。八丈島ではよく見るが、直ぐに泳ぎ去ってしまうので撮影が難しい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ホソテンロクケボリガイ

2008年06月20日 | その他
ウミウサギガイ科(八丈島・神湊・0.5cm・4m)
とてもきれいなウミウシギガイの仲間。トサカに付いていているが、とても小さいので見つけにくい。探し出すと他の種類も見つけられるようになるので、ちょっとマイブームなった時がある。

マダラエイ

2008年06月19日 | 八丈の魚
エイ目/アカエイ科(八丈島・ナズマド・1m・20m)
南日本、インド洋に分布。温帯~熱帯域の砂泥底に生息する。体盤は丸みを帯びた菱形。八丈島ではもっともポピュラーな大型のエイ。水深5mよりも浅いところでも見た事がある。尻尾には鋭いトゲがあるので逃げないからといって触らないでほしい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

テングダイ

2008年06月18日 | 八丈の魚
スズキ目/カワビシャ科(八丈島・底土・40cm・15m)
本州中部~九州、小笠原諸島、ハワイ諸島、オーストラリア南東部、ニュージーランド北部に分布。水深40~250mの岩礁域に生息。体の縞模様、大きな背びれ、下顎の短いヒゲが特徴。沖縄方面にはいない。八丈島ではボートポイントの「長崎」に大きな群れを見る事が出来る。多いときは50匹ぐらい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

キイロイボウミウシ

2008年06月14日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜科/イボウミウシ科(八丈島・八重根・4cm・15m)
佐渡島以南、インド・西太平洋熱帯域に分布。南洋ではやや普通に、本州では日本海側では浅所で普通に見られる。その鮮やかな黄色は目立ち遠くからでもそれと認識できる。八丈島でも普通に見られる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

ヒレグロコショウダイ(幼魚)

2008年06月13日 | 八丈の魚
スズキ目/イサキ科/コショウダイ亜科(八丈島・底土・8cm・10m)
南日本~インド・西太平洋に分布。浅海岩礁域に生息。幼魚は夏から秋にかけて見かけるが成魚はほとんどいない。尾びれをフリフリして泳ぐ姿がなんともかわいい。幼魚の頃はムスジコショウダイによく似る。八丈島では季節来遊魚と呼んでいいだろう。

カッポレ

2008年06月11日 | 八丈の魚
スズキ目/アジ科(八丈島・ナズマド・40cm・10m)
三重県以南、全世界の熱帯・亜熱帯域に分布。沿岸から沖合いに生息する。体高は高く、側扁する。体色は銀色で背方は緑かかった真鍮色あるいは全体に黒い。成魚は外洋に面したサンゴ礁や岩礁域の斜面で、単体あるいは小群で生活する。20~60mの水深に回遊している。八丈島では多くない種。おでこが出っ張っているのが特徴。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ナンヨウツバメウオ(幼魚)

2008年06月09日 | 八丈の魚
スズキ目/マンジュウダイ科(八丈島・八重根・7cm・1m)
岩手県・富山湾以南、インド洋~中・西太平洋に分布。幼魚は黄色ないし赤褐色で青色斑点が散在する。幼魚は南日本では珍しくないが、成魚は沖縄だけに分布。海表面を漂う姿は陸上から流出する枯れ葉に似ている。観賞魚として喜ばれる。八丈島では夏に多く見られるが成魚はいない。港の中のロープなどに寄り添うようにいることが多い。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)