八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

ツキチョウチョウウオ

2008年05月16日 | 八丈の魚
スズキ目/チョウチョウウオ科(八丈島・ナズマド・20cm・15m)
八丈島・高知県・台湾・フィリピン・タイに分布。水深25m以浅に生息する。チョウチョウウオとよく似るので八丈島では数が少ないわりにはあまり人気が無いように思われる。尾びれが黒く、目の後ろにある白い帯が曲がっている事でそれと見分けられる。

アオブダイ

2008年05月16日 | 八丈の魚
スズキ目/ブダイ科(八丈島・ナズマド・50cm・10m)
東京湾からフィリピンに分布。おでこの部分がコブのように突き出る。日中は岩礁域の中層を泳いでいるが、夜は粘液マユを作り岩陰で眠る。オウムの口ばしのような歯を持ち海草を食べる。大型のわりには臆病でダイバーを見つけると直ぐに逃げてしまう。餌を食べている時がシャッターチャンス!(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

タルダカラガイ

2008年05月16日 | その他
タカラガイ科(八丈島・八重根・7cm・10m)
紀伊半島以南に分布。殻はやや円筒形で背中は濃淡の黄褐色の帯を持つ。外套膜は黒っぽく、突起が鈍く太くまばら。岩の穴の中にいるが、八丈島では多くない種類。(山と渓谷社「サンゴ礁の生きもの」参考)

ツグチガイ

2008年05月16日 | その他
ウミウサギガイ科(八丈島・ナズマド・1cm・10m)
北海道南部以南に分布。岩礁に生えているイソバナに着生していて、共肉を食べているが、殻の色は寄主の色と同調し、赤やピンクや黄色などがある。外套膜には細かい黒点模様がある。八丈島ではどこのポイントでも比較的見ることが出来るが、小さいため探すのがひと苦労。暗がりに生えているイソバナをよ~く探してみてください。(山と渓谷社「海辺の生き物」参考)

タテジマキンチャクダイ(幼魚)

2008年05月16日 | 八丈の魚
スズキ目/キンチャクダイ科(八丈島・ナズマド・7cm・20m)
相模湾以南、インド・中部太平洋に分布。主に水深数m~数十mのサンゴ礁や岩礁域に生息する。幼魚は渦巻き模様だが成魚になると縞模様になる。サザナミヤッコの幼魚と似るが体側後半部の模様が円状になることで区別できる。成魚は泳ぎ回り写真を撮りにくいが、幼魚は岩のくぼみにいてあまり動かないので撮りやすい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)