八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

ナガサキスズメダイ幼魚

2009年10月07日 | 八丈の魚
スズキ目/スズメダイ科(八丈島・八重根・3cm・10m)
千葉県及び長崎県以南の南日本に分布。水深5~30mの岩礁・サンゴ礁域の外縁部にすむ。写真は幼魚で背びれの軟条部に1眼状斑がある。八丈島では通年多く見られる魚で成魚になると黒っぽくなるのであまりダイバーの目にとまらない。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

タスキモンガラ

2009年10月07日 | 八丈の魚
フグ目/モンガラカワハギ科(八丈島・ナズマド・5cm・5m)
紀伊半島以南の南日本~インド・西太平洋の熱帯域に分布。水深50m以浅のサンゴ礁域に生息。八丈島では水温の上がった夏にしか見ることができない。かなり臆病者で1m以内に近づくのが至難。奇抜な模様が愛くるしい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

クロコソデウミウシ

2009年10月07日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/フジタウミウシ科/フジタウミウシ亜科(八丈島・神湊・1cm・5m)
南アフリカ、オーストラリア、スペイン、日本に分布。体は黒褐色の細点におおわれ、白色や黄色の円錐状の小突起が散在する。両触覚の間から鰓の後ろにかけて、白色の細点が並ぶ。頭部の前縁と鰓の後方におのおの4~6個の突起が並んでいる。この突起の基部は黄色で中央は黒、先端は半透明。触角と鰓は黒褐色で、先端は黄色。非常に広い分布を示す。これは船底の藻について分布を広げたことを示唆している。八丈島では2009年の冷水塊で水温の下がったときに港の中の海草に着いていた。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

サラサウミウシ

2009年10月07日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/イロウミウシ科(八丈島・乙千代ヶ浜・2cm・10m)
インド洋・西太平洋に分布。背面は赤色の細かな網目斑状紋で蜜に覆われる。周縁は黄色で縁取られる。八丈島ではウミウシの多い冬の時期に良く見られる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)