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ハビヤンの十戒 02 日本独自の空気の支配 01

2023-09-23 04:00:00 | 日本教から脱出するにはどうするのか
ハビヤンの員数主義について先回、書きましたが今度は、

同じく山本七平さんが指摘した「空気」という日本教の中心真理を書きます。

9/10のyahooニュースに

・・ジャニーズのタレントやメディアを支配した「空気」とは何なのか? 

なぜ日本人は「空気」に縛られるのか?・・

という記事がありましたので紹介します。


ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、藤島ジュリー景子前社長らが9月7日、記者会見を開いた。4時間に及んだ会見。藤島前社長や東山紀之新社長らは被害者たちへ謝罪し、反省する姿勢を示したが、その中で出てきた「空気」という言葉が気になった。ジャニーズのタレントやメディアを支配し、被害の拡大を招いた「空気」とはいったい何なのか。噂に触れてはいけない「空気」があった「空気」という言葉を口にしたのは、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦氏だ。ジャニー喜多川氏の性加害について認識したのはいつごろか? そんな質問に対して、井ノ原氏は、小学校6年生ごろにジャニーズ事務所に入ったときに、そういう噂を聞いていたとしつつ、「被害に遭われた方が、相談に乗ってくるとか、そういうことができない空気はあったと思います」と振り返った。「小学生とか中学生の自分たちが『それ、ちょっとおかしいんじゃないか』『噂、、、聞いたぞ』というようなことが言えなかったのは、本当に今となっては後悔していますが、言い訳になるかもしれませんけれども、なんだか得体の知れない、それには触れてはいけない空気というのはありました」(井ノ原氏)
また、藤島前社長も、叔父であるジャニー喜多川氏の性加害を知らなかったというのは信じられない、という指摘に対して「空気」という言葉を使った。
ジャニー氏の姉であり、事務所の副社長だったメリー喜多川氏を母にもつ藤島前社長は、ジャニー氏の性加害問題に関する暴露本や雑誌の存在は知っていたが、その内容が真実なのか確かめようとしなかったと釈明。事務所の実権を握っていたジャニー氏とメリー氏に対して、自分の意見を表明することができなかったと説明した。
「その2人に、私が親族であっても、ものを申せなかったという空気が弊社の本当にいびつなところだったと思いますし、それを親族だからこそもっとなにかできることがあったのではないかというのは、もちろん反省しておりますが、当時は何もできなかったです」(藤島氏)
ジャニーズ事務所の中の「空気」が所属タレントや関係者を支配し、ジャニー氏の性加害問題を追及させない状況を作り出していたと言える。
ジャニーズ事務所の記者会見を論評する討論番組の中でも「空気」という言葉は登場した。
会見後に放送されたネット番組「ABEMA Prime」で、ジャーナリストの佐々木俊尚さんは、今回の性加害問題はジャニー喜多川氏の責任であると同時に、それを許してきた社会の「空気」にも注目する必要があると述べた。佐々木さんは、評論家の山本七平が書いた著名な書籍『「空気」の研究』に言及しながら、その内容を紹介した。


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