世界人口の35%がクリスチャンです(ブリタニカ百科事典)。
そのクリスチャンたちが毎週、教会で礼拝を守っています。
日本でも毎週、礼拝を捧げるのは、おそらくキリスト教会以外にはありません。
そのキリスト教会ですが、日本では旧教と新教と呼ぶ方がまだおられますので、その相違を説明しましょう。
旧教とはカトリックのことをいいますし、新教はプロテスタントとのことを現す漢字ですが、日本ではこの相違を明確に説明しないと混乱してしまっている方もあります。
まずこのような名がつけられたのは、明治維新後にキリスト教が再渡来したとき,初めて渡来したプロテスタントが新教と称されたのに対して,江戸幕府の禁令下にあったカトリックは旧教と称されたようです。
ではその相違ですが、まずキリスト教会は、主に2大宗派としてカトリックとプロテスタントがあります。
プロテスタント教会とは、16世紀初めに、当時、腐敗していたカトリック教会を改革するために起こった宗教改革運動です。
この運動はマルチン・ルターによってちょうど500年前に起こされ、たちまちヨーロッパ中に広まって出来た教会です。
当時は、お互いに教理上の著しい対立があり、反目しあっていましたが、現在では、両者は相当に歩み寄っています。
両者とも同じ三位一体の神を礼拝し、同じイエス・キリストを救い主と信じ、同じ聖書を正典としている点では、変わりありません。
現在ほとんどの教会で使われている「新共同訳聖書」は、日本におけるプロテスタントとカトリックとの共同作業で訳されたもので、両方の教会で使われています。
カトリック教会はマリア像があり、長崎の大浦天主堂などでよく知られています。
しかし、カトリックに抵抗(プロテスト)してできたプロテスタント教会は、真逆に教会がもの凄く質素です。
またカトリックは修道士、司祭は結婚せず、しかも男性で、神に仕えていますが、プロテスタントは牧師といいますが、結婚していますし、女性の牧師もいます。
プロテスタントは改革者がルター(ドイツ)やカルビン(スイス)など多く出て、それぞれの教派ができています。
そしてお互いに切磋琢磨して、世界伝道に出かけ、カトリックは中・南アメリカに。プロテスタントは北アメリカへ宣教をしていきます。
カトリックはインド、アジアに宣教師を送り、日本には1540年にフランシスコ・ザビエルが宣教にやってきました。
時は戦国時代でその覇者、織田信長の支援で全国民の10%が信者になりました。
しかし、豊臣秀吉が迫害し、徳川政権が鎖国政策でクリスチャンを根絶やしにしてしまいます。
そして250年後、世界をリードするプロテスタントの国となったアメリカがペリー総督を日本に派遣して、開国を要求し、明治7年ようやくキリスト教は解禁されて、布教ができるようになりました。
カトリック教会はローマ法王を頂点としたピラミッド型の巨大な組織で世界の政治を左右する組織でありますが、プロテスタントは、数百の教団教派の組織があります。
何の組織に属さないプロテスタントもあり、日本では内村鑑三が明治時代に起こした無教会が有名です。
では教義の大きな違いはといいますとプロテスタントは聖書を中心として、神と個人が関係を持ちます。
カトリックでは神と個人の間に神父いて、その頂点の権威者に教皇(ローマ法王)がいて、これが大きな相違です。
又プロテスタントは、父なる神、子なるイエス、聖霊という三位一体(トリニティ)の神を信じていますが、カトリックでは聖母マリアが特別視され、「聖なる女性」としていろんな取り次ぎをすると信じられています。
さらにマリアだけではなく、聖人がたくさんいて信仰の手本とされます。
お祈りの時に十字を切るのはカトリックですが、プロテスタントはありませんし、カトリックのような洗礼名もありません。
このブログを書いている私自身はプロテスタントです。そして日本のプロテスタントでは一番大きい日本キリスト教団の今津教会に所属しています。
そのクリスチャンたちが毎週、教会で礼拝を守っています。
日本でも毎週、礼拝を捧げるのは、おそらくキリスト教会以外にはありません。
そのキリスト教会ですが、日本では旧教と新教と呼ぶ方がまだおられますので、その相違を説明しましょう。
旧教とはカトリックのことをいいますし、新教はプロテスタントとのことを現す漢字ですが、日本ではこの相違を明確に説明しないと混乱してしまっている方もあります。
まずこのような名がつけられたのは、明治維新後にキリスト教が再渡来したとき,初めて渡来したプロテスタントが新教と称されたのに対して,江戸幕府の禁令下にあったカトリックは旧教と称されたようです。
ではその相違ですが、まずキリスト教会は、主に2大宗派としてカトリックとプロテスタントがあります。
プロテスタント教会とは、16世紀初めに、当時、腐敗していたカトリック教会を改革するために起こった宗教改革運動です。
この運動はマルチン・ルターによってちょうど500年前に起こされ、たちまちヨーロッパ中に広まって出来た教会です。
当時は、お互いに教理上の著しい対立があり、反目しあっていましたが、現在では、両者は相当に歩み寄っています。
両者とも同じ三位一体の神を礼拝し、同じイエス・キリストを救い主と信じ、同じ聖書を正典としている点では、変わりありません。
現在ほとんどの教会で使われている「新共同訳聖書」は、日本におけるプロテスタントとカトリックとの共同作業で訳されたもので、両方の教会で使われています。
カトリック教会はマリア像があり、長崎の大浦天主堂などでよく知られています。
しかし、カトリックに抵抗(プロテスト)してできたプロテスタント教会は、真逆に教会がもの凄く質素です。
またカトリックは修道士、司祭は結婚せず、しかも男性で、神に仕えていますが、プロテスタントは牧師といいますが、結婚していますし、女性の牧師もいます。
プロテスタントは改革者がルター(ドイツ)やカルビン(スイス)など多く出て、それぞれの教派ができています。
そしてお互いに切磋琢磨して、世界伝道に出かけ、カトリックは中・南アメリカに。プロテスタントは北アメリカへ宣教をしていきます。
カトリックはインド、アジアに宣教師を送り、日本には1540年にフランシスコ・ザビエルが宣教にやってきました。
時は戦国時代でその覇者、織田信長の支援で全国民の10%が信者になりました。
しかし、豊臣秀吉が迫害し、徳川政権が鎖国政策でクリスチャンを根絶やしにしてしまいます。
そして250年後、世界をリードするプロテスタントの国となったアメリカがペリー総督を日本に派遣して、開国を要求し、明治7年ようやくキリスト教は解禁されて、布教ができるようになりました。
カトリック教会はローマ法王を頂点としたピラミッド型の巨大な組織で世界の政治を左右する組織でありますが、プロテスタントは、数百の教団教派の組織があります。
何の組織に属さないプロテスタントもあり、日本では内村鑑三が明治時代に起こした無教会が有名です。
では教義の大きな違いはといいますとプロテスタントは聖書を中心として、神と個人が関係を持ちます。
カトリックでは神と個人の間に神父いて、その頂点の権威者に教皇(ローマ法王)がいて、これが大きな相違です。
又プロテスタントは、父なる神、子なるイエス、聖霊という三位一体(トリニティ)の神を信じていますが、カトリックでは聖母マリアが特別視され、「聖なる女性」としていろんな取り次ぎをすると信じられています。
さらにマリアだけではなく、聖人がたくさんいて信仰の手本とされます。
お祈りの時に十字を切るのはカトリックですが、プロテスタントはありませんし、カトリックのような洗礼名もありません。
このブログを書いている私自身はプロテスタントです。そして日本のプロテスタントでは一番大きい日本キリスト教団の今津教会に所属しています。