太った中年

日本男児たるもの

大同小異

2009-12-14 | weblog

Pasig River

 

大同小異

少し相違はあっても、大体においては同じである。

南宋の哲学者朱熹(1130-1200)は儒学に専念し、二程子の学を集大成した。また論語集注、孟子集注、詩集伝、周易本義などの経書の解釈をも完成させた。彼は『四書章句集注』の中で、『中庸』に対して、「『中庸』の中の思想は『論語』のと意味が大同小異で、ただ祖述に詳細と簡略の差があるに過ぎない」と解釈した。

「大同小異」に関して、また次のような物語がある。唐の時代に、盧仝と馮異二人の詩人が居り、スリラーが得意で、後に友達になった。盧仝が『馮異との交際詩』を書いて、中に「私の名は仝(同と同じ発音)と言い、貴方の名は異と言う。私の詩と貴方の詩にまた同(同じ所)があり、異(異なる所)がある。同が多く、異が少ないので、大同小異というのだ」という掛け言葉がある。

出典:『荘子・天下』

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大差はない、似たり寄ったり、つーことでこのエントリースタイルも既に飽きてきたがまあいいか。

でもって奥さん、前回アップした角川春樹はTwitterから削除されたようだ。

以下、保存してあったブレないカリスマ発言を堪能してくれ。

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・拝金主義で金に執着するほど、バカなことはない。「女と金は追いかければ追いかけるほど逃げる」という法則があるのだ。これはマーフィーの法則ではないが、「角川春樹の法則」だ。

・俺、唯一の自慢は、一回も性病に罹ったことがない。俺がやったあとにやった奴が、罹っているんだ。それも一回、二回じゃないんだから。俺の方が病原菌より強かったってことだな。

・俺は基本的に女の浮気は絶対に許さない。で、俺は堂々とやる。何人とでもやる。それが男の基本だ。

・でも言いたいのは、トリップしてなぜ悪いんだよ!

・角川春樹の現実は、戦車をトップギアに入れて走っているような状態だ。ぶつかるべき敵が、みんな道を空けて、俺を通していく。まるで一人で、草原を突っ走っているようなもので、撃破すべき敵がいない状態である。

・刑務所を出てから間もなく、俺は脳を開くことに成功した。ヒンズー教の神であるブラフマーは、危険だからといって、人間の脳を数%しか働かないように結束したという。俺は、ある儀式を通じて、ぶっ倒れながらも、その封印を解いたのだ。

・角川春樹という一人の人間の覚醒が、人類の低下を食い止めることになる。そうなると、必ず人類の低下を望む「魔族」からの邪魔が入るはずなんだ。

・俺は歩く神社と言われてるんだ。お前ら、手を合わせてもいいぞ。

・俺は、2005年の7月7日に――これは本当に、俺の命が危ないというくらいの命がけだったけど――日本を襲う大地震を止めたんだ。

・16歳の長渕の長女を口説いたら、長渕に「弟の娘を口説くとはとんでもねえヤツだ!」って言われて(笑)。あいつは「もし娘を殺めたら、俺のことをお父さんと呼べ!」って言うわけだよ。殺めるっていうのもおかしいよな、ヤるだけの話なんだけどさ。それが嫌で、絶対ヤらないって決めたよ。

・もっと物騒なのが、娘にも言ったけど、あいつなんて言ったと思う? 「兄貴がヤるなら俺がヤる」って(笑)。近親相姦だよ! 娘を目の前にして、「ただ単にバージン失ったら意味ねえぞ。いい思い出になる男とヤれ!」とか言ってね。

・社員で、金を借りにきた女がいるんだよ。「少しずつ返しますから」って言うから、「金はいいから体で払え」と。四十万円貸したんだぜ。安いもんだろ? もちろん、借りた方がだよ。

………(ゆっくりと微笑み)「ライブドア」の堀江貴文とか、村上ファンドのあいつ(村上正彰)とかさ、孫正義がカリスマになった時期があったけど――最終的に、本当のブレないカリスマは、現代に角川春樹ただ一人と言われている。

 

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http://twitter.com/kadokawaharuki

これが新しい角川春樹のTwitterなのか、多分角川春樹ではないだろう。

怖ろしくパワーダウンして話にならない。

よく分からないがBOTつーものらしい。それにしてもつまらなくなった。

 

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本の販売2兆円割れ 170誌休刊・書籍少ないヒット作(朝日新聞) - goo ニュース

今年の書籍・雑誌の推定販売金額が2兆円を割り込むことが確実になった。出版科学研究所の分析で明らかになった。1989年から20年間にわたって「2兆円産業」といわれてきたが、最終的には1兆9300億円台に落ち込む可能性がある。

書籍・雑誌の推定販売金額は、出版物の調査や統計業務を行っている同研究所が出しており、古書店やブックオフなど新古書店での販売金額は含まない。バブル期の89年に2兆399億円となり、初めて2兆円の大台に乗った。96年に過去最高の2兆6563億円まで伸びたがその後は減り続け、昨年は2兆177億円だった。今年は10月末時点で1兆6196億1千万円と昨年同期比4%減で、11、12月の2カ月間で大幅に伸びる要素はないという。

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角川絡みではないが出版業界も音楽業界と同じだな。クビになった社員は今どうしているのだろう。