BENのブログ Going My Way

仕事、子育て、遊びなど、自分のモチベーションを上げるために書き始めることとしました。

発達障害という言葉を考える

2012-05-09 12:42:20 | 自閉症
最近、「発達障害」という言葉を安易に使うことが
あまり好きではありません

次男坊は知的障害を伴う自閉症なので
はっきりと「自閉症」でいいと思っています

これを発達障害という枠組みにすると
何か必要なものが
ぼやけてくるように思います

以前、特別支援教育ということが言われ始めたとき
「学習障害」と言う言葉が先走り
アスペルガー症候群や高機能自閉症について
学習障害を中心に支援している方々は
それらも含めて「LD」と呼び
現在の発達障害と同じような使い方をしていました
(使っていたように思います)

個々によるとは思いますが
同じような困り感でも
学習障害と自閉症では
支援の仕方が違うように思います

でも
ひとくくりで言ってしまうと
障害特性に応じた
「必要な支援」がぼやけてしまいます

障害名で「ラベル」を貼る必要はないとは思いますが

その「ラベル」が的確な支援の「目安になる」のは
確かだと思います

そこから
アセスメントによって
個々の状況に応じた支援が行われるように思います

現在、「発達障害」という枠組みが先行して
なんだか訳のわからないように
「ぼやかされている」ように感じます
そして
都合のいいように使われているように思います

だからこそ
個々の困り感の原因となる
障害の種類ごとに考える必要が増しているように感じます

そんなことを思うようになり
「発達障害」という言葉を使うことが
あまり好きではありません
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