ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
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日記の隠し場所

2010年06月28日 22時07分58秒 | 日常
父がやってきて、
「おまえは……あれか、欲求不満なのか」
と聞く。
なんでそんなセクハラ発言を唐突にかましてくんだよこのオヤジは! と思い、無視していると、
「お父さんその……、おまえの日記を読んだんだが」
と言う。
「ひとの日記を勝手に読まないでよ!」
「そうは言っても、全世界に向けて公開してるじゃないか。だからお父さんだって、つい……」
そう言われてみれば、そうでした。
「ええまあ、わりといつもいろいろ欲求不満ですわね」
と開き直って答えたところ、
「それにしたって、相手はもう少し選びなさい」
と説教される。
そういう夢を見ちゃったんだからしょうがないだろ、とか、勝手に夢に出演させられただけの小○氏に対して失敬じゃないか、その言い草、とか、あんたの娘は相手を選べるようなお年頃はとうに過ぎてしまっているんだが、とか、さまざまな想念がよぎるも、三十過ぎた娘が欲求不満であることを知ってしまった父親ってかわいそうだな、という思いがすべてを凌駕し、
「善処します」
と、とりあえず前向きな回答をしてあげた。