私事ではあるが(日記だから私事であたりまえだが)、
今日で三十五歳(コードネーム:サンディエゴ)になった。
四捨五入すると……、それはまあいい。一の位は切り捨てってことにしよう。
午前中、仕事に励み、ちょっと表の空気でも吸うかと火宅二号の敷地内に
出たところ、門から水色のジャージというかスウェットというかの上下を着たおじさんが入ってきた。
「近所のひとでもないし、だれだろう……」と思っていたら、
おじさんは勝手に敷地をずんずん進み、私のまえまでやってきて、
「お金がないので千円くれませんか」
と言う。
びっくりを通り越して無感覚の状態に陥り、
「いやですよ。出ていってください」
と冷静に告げたところ、おじさんはまた門から道路へ出ていった。
なんだったんだ……。
と思い、近くに住む両親の家へ行き、
「さっき、こんなことがあったんだけど」
と話したら、
「まあ、なにかしらねえ。ところでしをん、今日あなた誕生日よね。お母さんはケーキを食べたいから、ケーキ買ってきて」
と言われた。
なにか論理がおかしくないかと思ったが(そして以前、弟にも同じ論法を使われた気がするが)、
ケーキを買ってきて母に渡した。
サンディエゴともなると、いろんな事態に直面するものなのだな。
初日からこれとは、サンディエゴ砂漠とはなんと危険に満ちているのか。
気を引き締めてサヴァイブせねばならん。
今日で三十五歳(コードネーム:サンディエゴ)になった。
四捨五入すると……、それはまあいい。一の位は切り捨てってことにしよう。
午前中、仕事に励み、ちょっと表の空気でも吸うかと火宅二号の敷地内に
出たところ、門から水色のジャージというかスウェットというかの上下を着たおじさんが入ってきた。
「近所のひとでもないし、だれだろう……」と思っていたら、
おじさんは勝手に敷地をずんずん進み、私のまえまでやってきて、
「お金がないので千円くれませんか」
と言う。
びっくりを通り越して無感覚の状態に陥り、
「いやですよ。出ていってください」
と冷静に告げたところ、おじさんはまた門から道路へ出ていった。
なんだったんだ……。
と思い、近くに住む両親の家へ行き、
「さっき、こんなことがあったんだけど」
と話したら、
「まあ、なにかしらねえ。ところでしをん、今日あなた誕生日よね。お母さんはケーキを食べたいから、ケーキ買ってきて」
と言われた。
なにか論理がおかしくないかと思ったが(そして以前、弟にも同じ論法を使われた気がするが)、
ケーキを買ってきて母に渡した。
サンディエゴともなると、いろんな事態に直面するものなのだな。
初日からこれとは、サンディエゴ砂漠とはなんと危険に満ちているのか。
気を引き締めてサヴァイブせねばならん。