ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

こんな夢を見た。3

2010年04月06日 14時23分15秒 | 夢日記
どうやら一人暮らしの女子大生の部屋らしいと推測される、しかしだれの部屋なのかはとんとわからぬワンルームマンションの一室で、私は「カッティカ・フルティーカ職人」のおじさんと向きあって床に正座している。小柄で背広姿のおとなしそうなおじさんは、かたわらのローテーブルにタッパーのような箱を載せた。プラスティックでできており、蓋は白、本体部分は透明だ。
「わたくしどもカッティカ・フルティーカ職人は、この、フィンランド製のカッティカ・フルティーカを使って作業にあたります」
おじさんは鞄から取り出した洋梨らしき果物を、カッティカ・フルティーカの蓋部分に猛然とこすりつけはじめた。白い果肉が薄くスライスされ、カッティカ・フルティーカの内部に溜まっていくのが見える。
それ、テレビの通販番組とかでよく見かける道具……!
「職人技じゃあ全然ない!」
と、大爆笑したところで目が覚めた。

どうして夢のなかだと、我慢すべきところで我慢しきれず、笑いを迸らせてしまうのだろう。

『天国旅行』発売中です

2010年04月05日 10時45分24秒 | 出来事
「心中」をテーマにした短編集、『天国旅行』が新潮社から発売中です。
心中っつうと、辛気くさくて暗いイメージがあるかもしれませんが、そんなことはない(はず)です。けっこうバラエティに富んだ内容になったのではないかと……。装幀も含めて、個人的には全体的にわりとうまくいった気がするので(←個人なのか全体なのか、はっきりしろっちゅう言い回しになってしまった)、よろしかったらお手に取ってみてください。
渾身の憑依ぶりをお目にかけようぞ! 最近、憑依っぷりに磨き(?)がかかった感がある。もしかしてイタコデビューできるかも!? でも、「憑依したおかげで自動筆記状態に!」とはならないのが、なんとも無念なところ。
あ、書いてるときだけ、たまーに憑依する、ということですよ。日常生活は穏便かつ常識的に営んでます。ええ、ちゃんと。たぶん。
昨日は一人で焼き肉屋に行って、ひさしぶりに牛肉食べた。本が出たお祝い。一人で? カルビ一皿290円の店で? ええい、うるさいぞ自分。「よーく焼いてね」的なことが、店内のいたるところに貼り紙されていて、なんかちょっと「むぐむぐ」と思った。でもおいしかったです。
隣の席にいた女子大生の集団が、「あたし超理想高いから、絶対結婚できないべ」「あたしもー」とか言っていて、「青いな」と微笑ましかった。
理想なんざ、放っておいたっていずれ下がる!
それでも結婚できるとはかぎらないのが、このレースの残酷な部分なのだ!
本日の金言として、昨夜の女子大生諸君よ、心の帳面に記すがよい。