本日、夜10時から、NHK BS/NHK BS4Kで、
ドラマ『舟を編む』第七話放送です。
ついに当日のお知らせになってしまい、
すみません。
どうやら吾輩の締め切り状況が
ピンチにおちいっているようだな
(他人事のように言うのが得意)。
ドラマのなかでも、死神社長の登場により、
岸辺みどりさんたち辞書編集部がピンチに!
『大渡海』はデジタルのみの刊行になってしまうのか。
みなさま、どうぞ玄武書房辞書編集部&あけぼの製紙を
応援してあげてください。
もちろん、「いや、俺は死神社長を応援する!」
というかたもいらっしゃるでしょう。
社長のおっしゃることも、もっともですからな。
小説『舟を編む』では、電子辞書や辞書アプリについては
触れませんでした。
これは当時、私が紙の辞書以外を使っておらず、
デジタルに詳しくないため、
また、そこに話を広げると連載回数に話が収まらないため、
などなど、いろいろ考えた結果なのですが、
一番大きな理由は、
「たぶん今後、辞書にかぎらず、紙の本は減っていくだろうな」
と思ったからです。
だからこそあえて、紙の辞書を、どういうひとたちが、
どんな思いをこめて、どうやって作っているのかを、
小説という形で書きたいなと思いました。
現時点において、私が予想していたよりも、
(辞書にかぎらず)紙の本は生きのびていますが、
今後もデジタル化の波は避けられないだろうと感じます。
もちろん、デジタルをいやだとはまったく思っておらず、
紙の本も、電子書籍も、各人の事情やシーンに合わせて、
自由に選択できるといいなと願っています。
つまり、紙の本と電子が併存する現在の状況が、
わりとベストなんじゃないか。
そう思っているのであります。
小説版では言及しなかった(言及できなかった)
電子辞書や辞書アプリを、
ものすごくうまくドラマのストーリーに組みこみ、
胸熱な展開を繰り広げてくださった
脚本家の蛭田直美さんに、心から感謝しています。
もちろん、スタッフ、キャストのみなさまにも。
ドラマ見てから小説書けばよかったんだが、
しまったですなあ(時空のゆがみ)。
ドラマ『舟を編む』第七話放送です。
ついに当日のお知らせになってしまい、
すみません。
どうやら吾輩の締め切り状況が
ピンチにおちいっているようだな
(他人事のように言うのが得意)。
ドラマのなかでも、死神社長の登場により、
岸辺みどりさんたち辞書編集部がピンチに!
『大渡海』はデジタルのみの刊行になってしまうのか。
みなさま、どうぞ玄武書房辞書編集部&あけぼの製紙を
応援してあげてください。
もちろん、「いや、俺は死神社長を応援する!」
というかたもいらっしゃるでしょう。
社長のおっしゃることも、もっともですからな。
小説『舟を編む』では、電子辞書や辞書アプリについては
触れませんでした。
これは当時、私が紙の辞書以外を使っておらず、
デジタルに詳しくないため、
また、そこに話を広げると連載回数に話が収まらないため、
などなど、いろいろ考えた結果なのですが、
一番大きな理由は、
「たぶん今後、辞書にかぎらず、紙の本は減っていくだろうな」
と思ったからです。
だからこそあえて、紙の辞書を、どういうひとたちが、
どんな思いをこめて、どうやって作っているのかを、
小説という形で書きたいなと思いました。
現時点において、私が予想していたよりも、
(辞書にかぎらず)紙の本は生きのびていますが、
今後もデジタル化の波は避けられないだろうと感じます。
もちろん、デジタルをいやだとはまったく思っておらず、
紙の本も、電子書籍も、各人の事情やシーンに合わせて、
自由に選択できるといいなと願っています。
つまり、紙の本と電子が併存する現在の状況が、
わりとベストなんじゃないか。
そう思っているのであります。
小説版では言及しなかった(言及できなかった)
電子辞書や辞書アプリを、
ものすごくうまくドラマのストーリーに組みこみ、
胸熱な展開を繰り広げてくださった
脚本家の蛭田直美さんに、心から感謝しています。
もちろん、スタッフ、キャストのみなさまにも。
ドラマ見てから小説書けばよかったんだが、
しまったですなあ(時空のゆがみ)。