ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

無題

2023年10月30日 18時10分07秒 | -
※BUCK-TICKについての文章です。うまく思いがまとまっていないし、つらいという言葉では追いつかないほど、おつらい気持ちのかたが大勢いらっしゃると思うので、当然のことながら、無理して目を通そうとしたりはなさらないでください。

24日以降、仕事はしているが、自分がなにを書いているのか、ちゃんと書けているのか、よくわからない。友人たちや担当編集さんたちから、優しいお気づかいにあふれた連絡をいただいた。読者のかたが、私のことまで心配してくださっているとも聞いていた。本当にどうもありがとうございます。BUCK-TICK友だちのYちゃんと連絡を取りあい、ぽつりぽつりと語りあっています。
だが、自分の感情をうまく把握できないままだ。いまはまだどうしてもBUCK-TICKの音楽を聴けず、仕事中もずっと無音でいる。こんなことははじめてだなあとぼんやり思った。かれらの音楽に、一人で大切に耳を傾けてきたかたも必ずいるはずだ。この衝撃をだれとも分けあうことなく、一人で受け止め、耐えておられるかたが。そのことを忘れずにいようと思った。
楽しく応援しつづけ、どう考えても、これまでもこれからもBUCK-TICKへの愛に揺るぎはない。それでも、あのときああしていればという後悔はいろいろある。自分のなかで少しずつ、折り合いをつけたくはないがつけていくほかない。
思いがまとまらず、いまはちょっと感謝もお悔やみもうまく申しあげられそうにない。ただ、この一週間ほどかけて、改めて感じていたのは、櫻井敦司さんは音楽とファンに対して、常に真剣に、誠実に向きあいつづけ、大勢のファンの愛に応えて、それを上まわる愛をこれからも返しつづけてくださるんだなということだ。
メンバー、スタッフ、ご家族、親しいかたたちのお気持ちを思うと、もう本当になにも言葉がない。ファンを思いやり、寄り添ってくださっているメンバーやスタッフのみなさまが、せめてお体だけでも、少しでも、休めていただけていればいいのだがと願うばかりだ。