住宅街のT字路に差しかかったところ、
左右からそれぞれ自転車に乗った小学生男子(三年生ぐらいっぽい)がやってきて、
両者はちょうど私のまえで行きあった。
A「よう、N村!」
B「おお」
A「これでも俺もちゃんと貯金してるんだぜ」
B「ふうん」
A「一万円を目指すんだ~」
B「そっかー。じゃあな」
A「うん、また明日」
唐突になんの不条理劇がはじまったんだとたじろぐ私をよそに、
なにごともなかったかのようにすれちがい、
それぞれの行きたい方向へと自転車で去っていく両者。
小学生男子の会話の破壊力、まじで人智を超えている。
左右からそれぞれ自転車に乗った小学生男子(三年生ぐらいっぽい)がやってきて、
両者はちょうど私のまえで行きあった。
A「よう、N村!」
B「おお」
A「これでも俺もちゃんと貯金してるんだぜ」
B「ふうん」
A「一万円を目指すんだ~」
B「そっかー。じゃあな」
A「うん、また明日」
唐突になんの不条理劇がはじまったんだとたじろぐ私をよそに、
なにごともなかったかのようにすれちがい、
それぞれの行きたい方向へと自転車で去っていく両者。
小学生男子の会話の破壊力、まじで人智を超えている。