ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
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日曜夜、ドラマ『舟を編む』第五話放送です

2024年03月16日 17時22分13秒 | 情報
明日、日曜の夜10時から、
NHK BS/NHK BS4Kで、
ドラマ『舟を編む』第五話放送です。
どうぞお忘れなく〜!
全10話の折り返し地点となりますが、
第五話も登場人物のみなさんすべての思いが胸に迫って、
もう、もう……。
一足おさきに七話まで拝見しているのですが、
このあともいろいろ起きて、もう、もう……。
いや、みなまで言うまい。
とにかく笑いと涙にあふれた
素晴らしいドラマにしていただいているので、
ぜひご覧ください。
いまからでもお話には追いつけますから、大丈夫です!
どうぞよろしくお願いいたします。

そういえば、登場人物の一人である馬締さんは、
原作の小説では、自分のことを「俺」と言います。
あらたまった場でも、目上のひとと話しているときでも、
「俺」一辺倒。
映画化、漫画化、アニメ化、そして今回のドラマ化と、
すべてのケースで、制作してくださるかたから、
馬締の「俺」について、質問があったり、話題に上ったりしました。
登場人物が自身をどう呼ぶかって、
性格などが表れるところだと思うし、とても大切ですものね。
丁寧に原作を読んでくださっているんだなあと
感激しつつ、「俺」にした意図を説明しました
(意図の内容については、ここでは省略します。
読者のかたそれぞれの、「なんで馬締は『俺』なのかな」
という自由な解釈があるのが当然だと思うので)。
そのうえで、
「とはいえ、『僕』でも『私』でも『拙者』でも『それがし』でも、
なんでもいいですよ〜」
とお伝えしました。
ドラマ版では、原作の「俺」を踏襲してくださっていますが、
この機にぜひ、映画版、漫画版、アニメ版の馬締が、
自分のことをなんと呼んでいるのか、
確認してみていただければと存じます。
この一点だけ取っても、
作り手のみなさまのいろんな解釈が感じられて、
楽しいです。
はたして、「拙者馬締」や「それがし馬締」は存在するのか。
ドラマ版をはじめ、ひきつづきさまざまな媒体・表現で、
『舟を編む』をお楽しみいただけましたら幸いです。