ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

イントロクイズ

2010年06月29日 22時17分30秒 | 日常
火宅二号はスペースを重視した結果、駅から少々遠いのだが、住環境には概ね満足している。
しかし、小学校の近くなのだ。登下校するチビッコの大群! 朝っぱらから異様に元気! 帰るときも超絶元気!
その元気をおらにわけてくれ……。
私のなけなしの集中力になによりダメージを食らわせるのが、「お昼の放送」だ。「午前中の仕事が、そろそろ佳境に差しかかってきたぞ」というところで、給食の時間に校内で流れる「お昼の放送」が聞こえてくる。たぶん、放送委員のチビッコが、自分たちで放送内容を考えているのだろう。それはえらいと思うが、しゃべりがつたなく、内容もないよう。ってなシャレを言いたくなるほど、「いかがなものか」な内容なのだ。
最近衝撃を受けた「お昼の放送」は、「イントロクイズ」だ。
「イントロクイズです」
というアナウンスののち、曲がはじまった。
「陽気なサ○エさん」ってところまで流れて、止まった。
そういうのは、「イントロクイズ」とは言わないんじゃないか?
「これは、なんの曲でしょう」
いや、だから、『サ○エさん』でしょ? いま、きみが正解の部分まで流したんじゃないか。 
しばしの沈黙ののち、
「正解は、『サ○エさん』です」
だあぁ!(怒)
いやはや、ある意味、新しいぜ。
奔放すぎる放送内容のせいで、千々に乱れる我が心かな、だ。

二号

2010年06月29日 21時55分58秒 | 日常
報告し忘れていたのだが(日記なのに、だれへの報告なのか、という疑問があるが)、
二ヵ月ほどまえに引っ越ししたのだ。
さようなら、火宅……!
とても静かで住環境がよかったし、大家さんも親切なかただったし、離れがたかったのだが、事情(ありていに申すと漫画の置き場所問題)により、思いきって引っ越すことにした。
自分で荷造りできる状態ではなかったので、ブラックキャットのらくらくパックにした。ブラックキャットのお兄さんたちは、私があらかじめ分類しておいた漫画の山を、指示書きのメモを読みあげながら箱詰めしてくれた。
「これは『BL』、そっちも『BL』、『BL』、『BL』、『BL』……」
読みあげるのはやめてくださらんか!
当然、引っ越し先で箱から漫画を出す作業もお願いしたわけで、またも「BL」連呼の嵐。
私にとっても羞恥プレイだったが、「BL」って言いつづけるはめになったお兄さんたちも気の毒である。
やっぱり自分で荷造りする時間を確保してから引っ越しすべきだったなと、申し訳なく思った。
そんなこんなで、こんにちは、新しい火宅!
という仕儀に相成った次第だ。
二軒目の火宅なので、火宅二号(通称:二号)と呼ぶことにする。
「愛人の家」シリーズか……?

手紙の隠し場所

2010年06月28日 22時27分45秒 | 日常
御年九十ニだか三だかになる祖母が遊びにきて、
「ときにあなた、私とひろしさん(半世紀ぐらいまえに死んだ、祖母の連れあい)が交わしたラブレターを読みたい?」
と聞く。
いつもながら、なんの前振りも脈絡もなく会話をおっぱじめるなあ、と思いつつ、
「そうだね、読ませてくれるんなら、読みたいね」
と答えると、
「引き出しに大切にしまってあるんだけど、四、五十通はあるかしらねえ。うふふ」
と、もじもじしている。「でも、引き出しの鍵をなくした」
おいおいおい!
「……じゃあ、読ませてもらいたいけど、読めないね」
「そうなのよ。私ももう三十年以上、読み返していない。なにしろ鍵を探しだせなくて」
じゃあなんで、「読みたい?」って話を振ったんだよ、ばあちゃん。
たぶんそのラブレター、引き出しのなかで原料(「こうぞ」とか?)に戻っちゃってるぞ、ばあちゃん。


日記の隠し場所

2010年06月28日 22時07分58秒 | 日常
父がやってきて、
「おまえは……あれか、欲求不満なのか」
と聞く。
なんでそんなセクハラ発言を唐突にかましてくんだよこのオヤジは! と思い、無視していると、
「お父さんその……、おまえの日記を読んだんだが」
と言う。
「ひとの日記を勝手に読まないでよ!」
「そうは言っても、全世界に向けて公開してるじゃないか。だからお父さんだって、つい……」
そう言われてみれば、そうでした。
「ええまあ、わりといつもいろいろ欲求不満ですわね」
と開き直って答えたところ、
「それにしたって、相手はもう少し選びなさい」
と説教される。
そういう夢を見ちゃったんだからしょうがないだろ、とか、勝手に夢に出演させられただけの小○氏に対して失敬じゃないか、その言い草、とか、あんたの娘は相手を選べるようなお年頃はとうに過ぎてしまっているんだが、とか、さまざまな想念がよぎるも、三十過ぎた娘が欲求不満であることを知ってしまった父親ってかわいそうだな、という思いがすべてを凌駕し、
「善処します」
と、とりあえず前向きな回答をしてあげた。


こんな夢を見た。4

2010年06月23日 02時24分44秒 | 夢日記
政治家の小○○郎と、ワイルドシティまほろのホテルで結ばれる。正確に言うと、結ばれんとしてホテルの廊下を一緒に歩いている。ホテルは小○○郎が権力にものを言わせて取ってくれた。もちろん、部屋はふたつだ。部屋の鍵はキーホルダー部分が木製で、私のキーホルダーには「626」、小○○郎のキーホルダーには「624」と刻印されている。
団体さんの宴会が終わったところらしく、お膳がそこここに乱雑に置かれ、着物姿の従業員の女性たちが忙しく立ち働いている。そのなかを、小○○郎と私は部屋番号の表示をたしかめながら歩く。
「小○さん、あとで下のコンビニでお茶と煙草を買ってから、そちらの部屋にうかがいますね」
と、私は小声で小○○郎に言う。私は彼に好意を抱いており、「先生」とは呼びたくないと思っている。
「雨が降ってきているよ。わたしが買いにいこう」
と、小○○郎は言ってくれる。
「ううん、だからこそ、私が行きたいんです。小○さん、けっこう年なんだから、雨に濡れて風邪でも引いたら大変でしょ」
それに、小○さんがうろうろ出歩いて、妻じゃない女との密会がばれたら大変でしょ。と、私は心のなかでこっそりつけ加える。
こいつめ。うふふ。的な、じゃれあいをする。
私が小○○郎と会ったのは、今晩のことだ。偶然、居酒屋で隣りあって意気投合した。ちょっと酔いがまわってきたころに、
「このあと考えなければならないのは、わたしたちがホテルに行くかどうかだ」
と突如として小○○郎が持ちかけてきたので、私はたいそう驚いて、
「小○さんは私とホテルに行きたいんですか?」
と尋ねた。
「行きたい」
と小○○郎は言った。すごく純粋な目で、でも、「もちろん断ってもいいんだよ」という余裕も含んで、小○○郎は私をまっすぐに見ていた。
「私もです」
と私は言った。
小○さんが私を、権力にすぐなびく女だと思ったらどうしよう、と少し心配になった。それから、小○さんはきっといつも、小○さんのことを本当に好きになってホテルへ行く女のことも、心のどこかで「俺に権力があるからかな」と少し疑ってしまうんだろうなと考え、それはちょっと哀しいことだと思ったのだった。
部屋はなかなか見つからない。目が合うたびに、小○○郎と私は、「困ったね」という気持ちと、「なんだか照れくさいね」という気持ちが混ざった微笑みを交わす。私たちは適度な距離を保って、緊張と興奮で早足になるのをなんとか抑えつつ、ホテルの廊下を歩いている。

※なんとも妙な方向に暴走しだした私の夢。魂のやる気を養いすぎたか……!

魂のやる気待ち

2010年06月21日 23時47分53秒 | 日常
いまは「自分の魂のやる気待ち」なのだ! 島本和彦先生『アオノホノオ』(小学館)からの引用だが!
そういう言い訳、もとい、全精力を傾けての「待ち態勢」を整えるうちに、今日も終わろうとしているわけだが!
友人あんちゃんがやってきて、
「『魂のやる気待ち』なら、しかたがないよ。それはもう、人智でどうこうできることではないからね」
と慰めてくれる。
「そのとおりなのだ、あんちゃん! 小賢しき人間の努力などでは、いかんともしがたいものなのだよ! でも編集さんに、『私のほうこそ、ものすごく待ってるんですけど(怒)』って言われたら、どうしたらいいのかな」
「『一緒に待ちましょう!』って言っておやんなさい」
一緒に待ちましょう!
……なんかすごく他人事みたいで、余計に怒りの炎に油を注ぐことになりゃしないかしら?


雨に唄えば

2010年06月18日 16時38分24秒 | 日常
傘を持たずに家を出たらしく、雨に濡れながら下校する小学校低学年ぐらいの男子二人。
「うおー、雨、気持ちいー! たらりらりんりん、るんるーん(←ご機嫌な鼻歌。特大の音量)。な、気持ちいーよな!」
「雨は気持ちいいけど、浮かれるおまえがちょっと気持ち悪いよ」
「えー、そっか。でへへへー」
アホだけど仲良し。かわいいな。

林業対談

2010年06月10日 21時56分50秒 | 出来事
6月12日(土)に、慶応大学の三田キャンパス北館ホールで、
速水亨さんと林業対談をさせていただきます。
お時間がおありでしたら、お申し込みのうえ、ぜひご来場ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

日時:6月12日(土) 15:00~17:00
会場:慶応義塾大学三田キャンパス北館ホール
定員:100人
参加費:無料
主催:財団法人福澤記念育林会
詳しくは、「福澤育林会」の「行事予定」からHPにお入りください。

http://www.fukuzawa-ikurinkai.jp/

(コピー&ペーストでお願いします。すみません。
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