日伊文化交流協会

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がっちゃん的イタリア映画ランキング

2009年09月14日 00時30分59秒 | おすすめの映画
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   三つともカエル色で統一


先日ある人に、「がっちゃんさんのイタリア映画のオススメはなんですか?」って聞かれまいした。
イタリア映画と言えば、「ニュー・シネマ・パラダイス」とか「ひまわり」とか、「自転車泥棒」そういうのが挙がるんですが、どれも時代がかなり古く、後世に語り継ぐ名画と言われればそうなんでしょうけれど、イタリア映画のイメージに当てはまりすぎるのもなんだかなぁ~と。
それであくまで独断と偏見による、がっちゃん的、イタリア映画のススメを書きたいと思います。
尚、純粋にイタリア映画だけでなく、伊仏合作や、イタリアを舞台にした映画(ローマの休日など)も含めて書いています。
また、一般の劇場以外にも、イタリア映画祭や、ヨーロッパ映画祭。試写会やDVD、そして深夜にテレビ放映されたものも含めて思い出せる限りのものを「あいうえお順に並べてみました」それがコチラ↓

【あ行】
赤いアモーレ(Non ti muovere)
赤いシュート(Palombella Rossa)
アクロバットの女たち(Le acrobate)
明日へのチケット(TICKETS)
明日を夢見て(L'uomo delle stelle)
アパッショナート(Senza Pelle)
甘い生活(La dolce vita)
アマルコルド(Amarcordo)
アマルフィ(邦画)
雨上がりの駅で(Compagna di Viaggio)
アルマーニ(ドキュメンタリー)
イタリア的、恋愛マニュアル(Manuale d'amore)
イル・ポスティーノ (Il Postino)
インテルヴィスタ(INTERVISTA)
ヴィットリオ広場のオーケストラ(L'orchestra di Piazza Vittorio)

【か行】
輝ける青春(La Meglio Gioventu')
狂ったバカンス(La Voglia Matta)
グラン・ブルー
心のおもむくままに

【さ行】
女性上位時代(La Matriarca)
ジョニーの事情(Johnny stecchino)
親愛なる日記(Caro diario)
幸せになるためのイタリア語講座
セントアンナの奇跡

【た行】
題名のない子守唄(La Sconosciuta)
太陽の下の18歳(Diciottenni al Sole)
トリノ24時からの恋人たち(Dopo Mezzanotte)
トスカーナの休日

【な行】
眺めのいい部屋(A room with a view)
謎の青いコート(Le Mani Forti)
尼僧の恋(SPARROW)
ニュー・シネマ・パラダイス(Nuovo Cinema Paradiso)

【は行】
パードレ・パドローネ(Padre padrone)
ピノッキオ(PINOCCHIO)
ふたりのトスカーナ (Il Cielo cade)
フェリーニの8 1/2(Otto e mezzo)
ベニスで恋して(Pane e tulipani)
ベニスに死す(Morte a Venezia)
ベニスの商人
僕のビアンカ(Bianca)
ぼくは怖くない(Io non ho paura)

【ま行】
マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶(Marcello, una vita dolce)
マルセリーノ・パーネ・ビーノ(Marcellino Pane e Vino)
マレーナ(Malena)
Mr.モンスター(Il Mostro)
湖のほとりで(La ragazza del lago)
道(La Strada)
ミルコのひかり(Rosso come il cielo)
息子の部屋(La stanza del figlio)

【や行】
山猫(Il gattopardo)
夜よこんにちわ(Buongiorno Notte)

【ら行】
ライフ・イズ・ビューティフル(La vita e bella)
ローマの休日(Roman holiday)
ロミオとジュリエット




出来るだけ原題も書こうと思ったんですが、既に手元にパンフレットがなかったり、ネットで調べたけれど見つからなかったものもあって、一部ないものもあります。基本的にイタリア映画以外は原題を省きました。
で、結論を言うと、「親愛なる日記」とか、「尼僧の恋」とか、「心のおもむくままに」など、あまりに退屈で死にそうだった。
と言う映画もあれば、「明日を夢見て」「パードレ・パドローネ」そして最近見た「セントアンナの奇跡」みたいにものすごぉーーーく見てて辛かったけれど、でも忘れられない。って言う映画もあります。そういうのを含めて、ベスト10を挙げてみます。


10位 輝ける青春
原題:La Meglio Gioventu'/素晴らしい晴らしい映画だとは思うけれど、やはり6時間は長すぎ・・・3時間ぐらいにできそうな気がします。

9位 トリノ24時からの恋人たち 
原題:Dopo Mezzanotte/青春物語として私は年を取りすぎているように思うのですが、個人的に、映画の舞台となったモーレアントネッリアーナ内にある国立映画博物館に行った直後に見たので、評価が高くなったのかも。

8位 湖のほとりで 
原題:La ragazza del lago/最近見た映画が上位に来るのは仕方がないと思いつつ、なんか自分が書いた「夕闇の迫るころに」と似た手法のストーリー展開だったので、かなり心に深く刻まれた映画でした。

7位 赤いアモーレ 
原題:Non ti muovere/原作のイメージを損なうことなく、なし崩しの愛に溺れる中年男が見事に描かれていました。ペネロペ・クルズと言う女優さんの実力を再発見できたのも大きいです。

6位 息子の部屋 
原題:La stanza del figlio/モレッティ監督の作品の中で唯一好きだと言える作品。家族の絆と、その強さ故に生まれる、深い心の傷を描かせたら、イタリア映画の右に出るものナシ。

5位 ぼくは怖くない 
原題:Io non ho paura/豊かな自然と言う言葉の裏に、1978年と言う時代設定とは思えないほど、貧しい生活にあえぐ村の風景に南北格差を見せ付けられたような気がしました。

4位 題名のない子守唄 
原題:La Sconosciuta/正直、目を覆いたくなるような残酷なシーンもあり、また主人公の行動に納得できないものも感じているのですが、これまたイタリアが抱える闇の部分にメスを入れた、メッセージ性の高い映画だと思います。




ベスト3の発表の前に、ワースト3も挙げちゃいます。

1位 僕のビアンカ(Bianca)
2位 アパッショナート(Senza Pelle)
3位 夜よこんにちわ(Buongiorno Notte)

上位二つは、いわばストーカー的な話なんです。
正直もうこれは生理的に受け付けない。2位のアッパシオナータはストーカーっていうよりも傷つきやすい青年の心を描いたもので、彼を取りまく環境などを考えると確かに辛いだろうなぁ~と思うんですが、やっぱりねこれはもうホント個人的な感覚っていっちゃ申し訳ないけど、自慰のシーンを何度も見せ付けられるのは気持ち悪かったです。
3位の「夜よこんにちわ」(直訳なんだけど、このタイトルもなぁ~)はモーロ事件(1978年に実際に起った、首相誘拐事件)についての犯人側の視点から捕らえた作品で、イタリアの近代史を知る上には勉強になったけれど、それだったら、イタリア映画祭で上映された「謎の青いコート」のほうが、ずっと臨場感があったように思います。


ではベスト3発表です!!



1位 ジョニーの事情
原題:Johnny stecchino
もうこれは文句なしに1位。ベニーニの作品の中で一番好きです。なんていうか、バラバラだったピースが最後にピタっと全てはまる瞬間が最高なのと、他の作品では、ベニーニのはしゃぎすぎがちょっとイタかったり、奥さんのニコレッタがこれまたちょっと年齢的な衰えがきつかったりなんですけれど、ちょうどこの作品のときが一番よかったような気がします。


2位 イタリア的、恋愛マニュアル
原題:Manuale d’amore
私は小説も、一見関係なく見えて実は繫がっているオムニバスの短編などが好きなのですが、映画でもそうです。「アクロバットの女たち」「明日へのチケット」も同様ですが、比較的新しい作品であるために、日本でDVDが手に入れやすいことや、恋愛コメディと言う部分で、この作品を選びました。世代によって、何話目の作品が好きか評価が分かれるのも面白いと思います。


3位 ベニスで恋して
原題:Pane e tulipani
これはタイトルがあまりに陳腐なのが残念ですが、イタリア映画の恋愛映画で初めて、こんな恋愛もありなんだぁ~と思った作品です。「マレーナ」にしても、ワーストに挙げた「僕のビアンカ」「アパッショナート」も一方的に恋焦がれるタイプの多くは、非常にエゴイスティックな愛情だったりするわけで、イタリア人の愛情の激しさに、ちょっと胃もたれするんですね。その意味で、この作品に見られる、深く静かに心を交わす中年の恋。と言うのは悪くないな。と思いました。




あぁーーーそれにしても関西でもイタリア映画祭やってくれないかなぁ~
今まで、大阪市の旭区の区民会館であったのと、京都の駅ビルであったのと、あと第七芸術劇場がイタリア映画祭をやったことがあるけれど、東京みたいに毎年の恒例じゃないんですよ。
11月にはヨーロッパ映画祭と言うのが恒例になってるんですが、がっちゃんその時期仕事が重なってていけないのと、年々イタリア映画が少なくなっちゃって・・・
さびしいなぁ~

オススメのイタリア映画があったら教えてねん

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MAU@)
2009-09-14 03:48:57
は~っ、イタリア映画ですか~。
私、イタリア映画は、サルバトレス、トルナトーレ、
ベルトルッチあたりで止まってまして、それ以降のはあんまり観てなくて、
がっちゃんさんのリストを見ても「???」っていうのが
たくさんありました。
Johnny Stecchinoは私も好きですが(ダウンバイロウより下ですが)
モレッティの「Bianca」も結構好きです(笑)。
イタリア映画は、60-70年代のものが大好きで、
フェリーニは何度観てもいいものが多いですし、
フェレッリ、モニチェッリ、デシーカ、アバティ、
パゾリーニの作品は、本当に好きで、人生で何度も繰り返し
観たい映画です。
がっちゃんさんのワーストリストの中に入ってる「Buon giorno, notte」の
ベロッキオなんて、初期の作品はスゴイですよ~。
「ポケットの中の握り拳」なんて、26才の時の作品だそうです。
まさに天才ですね~。
個人的には、アントニオーニ、ビスコンティはパスかな~。
ホラー映画のアルジェントやフルチにしても、
他の人が真似できない、個性を持ってますし。
私は当時を勝手に「イタリア映画黄金期」と思ってますけども、
監督が好きなようにのびのびと撮っるのが伝わってきます。
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La finestra di fronte (Omuro)
2009-09-14 05:55:18
邦題で”隣の窓”というタイトルになっているようです。
イタリアで公開されていたのは確か2002年あたりだったと思いますが、未だに印象に残っている映画です。
見ごたえのあるキャストと引き込まれるストーリーでお奨めです。

ちなみに踊れ、トスカーナはご覧になりました?未だにこの映画を愛する男性は多いようです^^;
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Unknown (ねる)
2009-09-14 06:47:56
うわあ、観たことない映画がたくさん!こちらに来てから映画館には3回くらいしか行ってません。大学生の頃は三度の飯より(か同じくらい・笑)映画が好きだったのに!イタリアは夜に上映ってのが多いから、終わったときにはバスがなく家に帰れないんですよ。もっぱらTVかDVD鑑賞で、最近のイタリア映画あまり知りません。
がっちゃんさんの挙げられた中では、輝ける青春がマイベスト。確かに長いです。でもあの長さだから、自然な呼吸でイタリアの30年の歴史を語れたんじゃないかなあと思います。これ観て現代イタリアへの理解が少し深まった気がしました。私にとっては近年まれに見る傑作。
あと、pane e tulipani好き好き~。こういうイタリアの恋愛コメディってお下品か田舎臭くなるとこを、すごくスマートに描いてましたね。
MAU@さんと同じく、私も一昔前のイタリア映画はすごかったと思ってます。特にパゾリーニは怪物。テオレマやマタイによる福音書を初めて見たときカルチャーショックで言葉を失いました。
若い監督ではゴモラのマッテオ・ガローネが注目株でしょうか。ゴモラはまだ観てないのですが、2002年の剥製師(L'imbalsamatore)がなかなかよかったです。若手ではないけどジャンニ・アメリオもイタリアの良心を代表する社会派で大好き。
あ、そうそうヴェネツィア映画祭が終わったばかりですね。RAIのデジタル放送RAI4で中継見たけど、しょぼかったです(苦笑)。
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訂正! (ねる)
2009-09-14 07:07:29
「マタイによる福音書」原題を直訳してしまいました。日本では「奇跡の丘」というタイトルです。訂正してお詫び。
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Unknown (みっこ)
2009-09-14 16:14:38
映画館でイタリア映画をするって聞くと、なるべく見に行こうとしている私ですが、なかなか映画館ではしてくれませんよね~ほんとに…

だから、去年あたりからはDVDなどでも見たいと思い見だしましたが、まだ20本ほどしかイタリアものって見てないんだって、がっちゃんさんのリストをみて再確認。
お勧めの『ジョニーの事情』と『ベニスで恋して』は是非見てみようと思います。
ちなみに『息子の部屋』は今週DVDで見ま~す。
以前イタリアの映画館で映画を見たとき、普通でたしか7.5ユーロ、サービスデイで5ユーロで
見れ、日本もせめてそれぐらいの金額でいつもしてくれたらな~って感じです。

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Unknown (stella cadente)
2009-09-14 17:54:13
がっちゃんサン、こんにちわ~。
こうしてリスティングしていただくと、イタリア映画っていっぱいあるのですね~!
私は日本で、幸せになるためのイタリア語講座/Dopo Mezzanotte/PINOCCHIO/La vita e bellaとRicordati di meを見たくらいです・・・
結構名前を聞いて「あ~わかる!」っという作品が並んでいるので、ちょっと見てみたいなぁ~って思いました。
がっちゃんサンのオススメ、チェックしてみますー♪
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すごーい! (さばぇ)
2009-09-14 19:05:06
さすがたくさん見てらっしゃいますねぇ~、イタリア映画。。
私もこっち来て初めの頃は、お勉強の為に とも思ってイタリア映画見るようにしてましたが、最近は全然。。。
方言とかキツイと何言ってるかよくわかんないし、みんなセリフ被ってるし、ドタバタものが多いし で、なんとなくだんだん見なくなっちゃいました。^^;
そんな中でも Manuale d'amore は私も好きで、1も2も観ました~。

あと、ここには載ってない(たぶん)ようですが
、La cena (邦題は「星降る夜のリストランテ」だったかな?)って映画。
レストラン内の客の会話をそれぞれ写してるだけ って感じなんですけどね、ひとつのレストランに集まった人たちそれぞれに、それぞれの人生ドラマがある っていうか、雰囲気とかその揉め事の内容とかが、なんかイタリアっぽくて好きでした。:)

Io non ho paura は前から気になりつつ、DVDを手に取ってはうーんどーしよー と悩んでたんですが、やっぱり今度買って観ます~。

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お返事(その1) (がっちゃん)
2009-09-15 12:16:54
☆MAU@さまへ☆
>は~っ、イタリア映画ですか~。
>私、イタリア映画は、サルバトレス、トルナ
>トーレ、ベルトルッチあたりで止まってまし
>て、それ以降のはあんまり観てなくて、

っていうかね、日本でイタリア映画を観れる機会ってすごく少ないんですよ。
60年代のイタリア映画・音楽ブームみたいなのって言うのがこない限り、日本で公開されるイタリア映画の数ってたぶん年間10本にも満たないんじゃないかしら。
で、私は古い映画をわざわざ借りてきて見る気があんまりないので、MAU@さんが挙げた、

>フェレッリ、モニチェッリ、デシーカ、アバ
>ティ、パゾリーニの作品は、本当に好きで、
>人生で何度も繰り返し観たい映画です。

このへんがスコーーーンと抜け落ちている感じです。

で、最近の作品に関してですが、何かの賞を取ったとか、ある程度有名な監督作品しか、上映されなくて、新人監督のはミニシアター系の作品。そうなると予算が少ないからか、邦画のそれと同じで妙にスケールが小さいって言うか、日常のこまごましたことばかりか、退屈な作品が多い感じがします。

その意味ではやはり、古い名作と呼ばれるものはすごいなぁと思います。
例えば、ヴィスコンティの『山猫』は、ストーリーはもう、舞踏会のシーンで半分寝そうになりましたが、日本では撮影できない映画だなぁ~って感じがして、『風とともに去りぬ』に共通するスケール感の大きさを感じた作品です。

まぁ基本的に私にとって映画は娯楽なので、(感動を貰おうとか、元気を貰おうとか、癒されたい。などは求めない)記憶に残るすごい作品と言うよりも、その時間楽しく気分良く過ごせる。そんな作品が好きなのだと思います。
返信する
お返事(その2) (がっちゃん)
2009-09-15 12:33:17
☆Omuroさまへ☆
”隣の窓”も“踊れ、トスカーナ”も見たかったのに見逃した作品です。
家の近くにあったレンタルビデオ店が10年ぐらい前につぶれてからもう本当にビデオを借りると言うことがなくなっちゃって、劇場公開で見逃した作品は本当に見れない。に近くなっちゃいました。
踊れトスカーナはミニシアターで一日だけの特別公開など、たまーーーにあったりするんですが、気付いたら時既に遅し・・・です。
アマゾン辺りで探して買おうかな。よく考えたら、一昔前映画のビデオって15000円とかしたんですが、いつの間にか3980円になって、最近は1980円とかで手に入るものもありますものね。

と思って今アマゾンを見たら1215円だったのでワンクリックで購入しちゃいましたぁーーー
残念ながら「隣の窓」はDVD販売がされていないようです・・・
返信する
お返事(その3) (がっちゃん)
2009-09-15 12:46:23
☆ねるさまへ☆
>がっちゃんさんの挙げられた中では、輝ける
>青春がマイベスト。確かに長いです。でもあ
>の長さだから、自然な呼吸でイタリアの30年
>の歴史を語れたんじゃないかなあと思いま
>す。これ観て現代イタリアへの理解が少し深
>まった気がしました。私にとっては近年まれ
>に見る傑作。

確かに。フィレンツェを襲った大洪水の話も、(なんと私が生まれた年でした)あの映画を見て知ったんですが、いわゆるイタリアで極左勢力が活動していた時代や、その後の時代の変遷を描くには、あれぐらいの時間が必要だったとも思いますが、あれは映画じゃなくて、大河ドラマにしたほうがよかったのかも。やっぱり6時間は・・・
私は、試写室で見たものですから、もう本当に腰は痛くなるし、なんか記憶が曖昧です。
それに、あの長さのせいで、上映できる館がほとんどなく、(一日に一回しか上映できない)興行的に考えたとき、ちょっと無理があったような気がします。
まぁでもドラマだったら、イタリア国内でしか見れませんが、映画となったおかげで世界に発信できるんですから、そのほうがよかったともいますが・・・

>MAU@さんと同じく、私も一昔前のイタリア映
>画はすごかったと思ってます。特にパゾリー
>ニは怪物。テオレマやマタイによる福音書を
>初めて見たときカルチャーショックで言葉を
>失いました。

やっぱり映画を語るんだったらこのあたりもちゃんと押さえないといけませんねぇ~
私はどうも映画っていうのは所詮「娯楽」って言う捉え方なので、古くて暗い映画を見るのはどうも気が引けて・・・

>若い監督ではゴモラのマッテオ・ガローネが
>注目株でしょうか。ゴモラはまだ観てないの
>ですが、2002年の剥製師(L'imbalsamatore)が
>なかなかよかったです。若手ではないけどジ
>ャンニ・アメリオもイタリアの良心を代表す
>る社会派で大好き。

ゴモラは今年東京で開催されたイタリア映画祭の目玉作品だったように思うんですが、その後上映される話を聞きません。
日本ではちょっと難しいでしょうかね・・・
それにしてもゴモラと聞くと、

「ウルトラマンに登場した怪獣」

を思いかべる私て、知性のかけらもないなと実感です。

>あ、そうそうヴェネツィア映画祭が終わった
>ばかりですね。RAIのデジタル放送RAI4で中継
>見たけど、しょぼかったです(苦笑)。

ハハハ。どうもねぇ~
でもTETSUOだったか、日本人監督の作品が脚光を浴びてるなんて新聞に載ってたんですけれどね。
また結果見てみます。
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