『バチカンで逢いましょう』を見に行くつもりが、『テルマエ・ロマエII』に急遽変更。
理由はないけど、ミニシアターじゃなく大型スクリーンの映画を久しぶりに見たくなったのと、単純に楽しい映画を見たかったから。
結果、大満足です。面白かった~。
でも、まぁどの映画でもそうなんですが、パート2って言うのはやっぱりちょっと下がるかな。
決して前の方がよかったとかそういうんじゃないんですが、前回の映画の感想を見てみると、
↓↓↓↓↓↓
『テルマエ・ロマエの感想』
2時間があっと言う間だったと書いてるんです。
それに比べると、今回は途中何度も時計見ちゃった。
退屈ってわけじゃなかったんだけどね~。
一つは、前回はローマのチネチッタで撮影したのに比べ、今回はなんとブルガリアで撮影したらしいんですよ。
だからもちろんセットも組んでるし、ロケもやってるんだけど、CGの部分があまりに多すぎたのと、日本人から見たらヨーロッパ人なんてみんなおんなじに見えますけど、やっぱりちょっと違う。
あと完全に今回はお互い好きなことをしゃべってアフレコにしてるんですが、そのあたりの掛け合いの芝居があまりに大げさでちょっと・・・。
まぁそんなことを言いつつも楽しめました。
■映画:テルマエ・ロマエII
■監督:武内英樹
■製作:石原隆/市川南/石川豊/青柳昌行
■原作:ヤマザキマリ
■脚本:橋本裕志
■撮影:江原祥二
■音楽:住友紀人
■出演:阿部寛/上戸彩/北村一輝/宍戸開/市村正親/竹内力/笹野高史/曙/琴欧洲 他
■製作:2014年/日本/113分
『テルマエ・ロマエ II』公式サイト
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
《あらすじ》
テルマエ(浴場)技師として名声を勝ち取ったルシウスだが、殺しあいを演じる剣闘士たちに熱狂するローマ市民の様子を見て、ローマの行く末にも不安を感じはじめる。そんな中、コロッセオで戦う剣闘士たちを癒す浴場の設計を依頼される。またしても現代日本へタイムスリップしたルシウスは、平たい顔族(=日本人)達が熱狂する「相撲」にヒントを得て、剣闘士たちを満足させる浴場を建設し、さらには、コロッセオで行われていた戦いは、血なまぐさい殺戮から、平和な戦いに変化していく。
一方で、和平路線を進める皇帝ハドリアヌスに反発する強硬派の元老院は、ルシウスの存在が、市民の好戦意欲を削ぐと考え、陰謀をめぐらせる。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
この写真にはいませんが、なんと曙と琴欧洲が出演しています。
これがまたはまり役なんです~
ちなみに、阿部寛の右横は、水戸泉に見えるんだけど気のせい?
ここからは若干ネタバレアリですのでご注意ください。
一言で言うと、面白かったです。
ちらしにある「SF超大作」は、「すごい風呂」と読ませるし、エンドロールで流れてきたのは、なんと北島三郎の『与作』
帰りのエレベーターで乗り合わせた若いカップルの彼氏の方が、「♪よさくぅ~」と口ずさむと、彼女の方は、「なんか知らないけどいい歌だね~」って言って、
「おぉぉ~若いあなたがたにも、この気持ちは伝わりますかっ!!」
と感動したものです。
基本的な作品の作りは、前作と同じ。
浴場設計のことで常に頭がいっぱいの古代ローマ人ルシウスが、タイムスリップした先の現代の日本でお風呂文化に触れ、その文化を持ち帰ることでローマの浴場文化を発展させていく。
少しばかりレトロな銭湯などに多くみられる、足裏ツボ刺激の板とか、バスクリンとか、マッサージチェア。スーパー銭湯や(水着で入るタイプの巨大な浴場施設)にあるウォータースライダーや、ハワイアンショーなど、ルシウスがそのたびに大仰に感動するシーンはやっぱり面白い。(阿部寛の脱ぎっぷりも眼福)
ホント、いい身体してます~。
そうそう、今回は上戸彩の入浴シーンもあって、もちろんなんにも映らないけどでも色っぽかったです。
なんだけど、やっぱりギャクだけでは映画は作れないわけで、ローマ帝国でうごめく政治の陰謀や、戦争の足音などが話に厚みを持たせるはずなんだけど、残念なことに、そのシリアスな部分の描き方がかなり杜撰。
このあたりは、やっぱり言葉の通じない役者同士が身振り手振りで芝居をしている。と言う感じが伝わってしまって、なんだか空回り。
妙に間延びすると言うか、このあたりからがっちゃん時計が気になり始めた気がします。ロケもあきらかにイタリアじゃないな。ってわかる景色だし、CGも多くて画面が薄っぺらい感じ。
草津温泉に行ってみたくなっちゃった。
関西人にとって「草津=滋賀県」なのであんまり知らないんですけど、温泉情緒あるところですね~。
それでも、漫画の世界で登場する、笑いのツボが消えたわけではなく、一つ一つのギャグが面白いのと、絶妙な配役!!松島トモ子が熊と風呂に入るシーンなんて最高です。(エレベーターで乗り合わせたカップルとかは、松島トモ子がライオンやヒョウに噛まれて瀕死の重傷を負ったなんてこと知らないかもしれないけど)
あとこれは、「のだめカンタービレ」と同じ手法だけれど、外国語(この映画ではラテン語)を話している阿部寛と上戸彩のシーンで突然、
『そろそろ字幕疲れてきた頃でしょう。ここからは吹き替えにします』
と言う字幕が出て、日本語を話しだす。画面右上には
【BILINGUAL】
の文字。
このほうが観てるほうもちょっとホッとする。
他にも「指圧の心は母心」とか、あと5円玉に感動するシーンとか、マンガそのままの笑いのツボ満載です。
全然関係ないけど、五円玉だけが、アラビア数字が書いてなくて、漢数字だけって気がついてます?
普段何気なく使ってると気が付かないのですが、イタリア人にこれは何円のこと?って聞かれることが何度もあって、なんでそんなこと聞くんだろう?
って思ってふと見たらアラビア数字がなかったんですよね~。
このあたりのエキストラはみんなブルガリア人らしい。エンドロールの名前もイタリア人らしい人はほとんどいなかったです。
ちょっと話が飛びましたが、まぁそんなことで、観て損はないです。
たまに、イタリア映画とかでは、「金と時間を返せ~」みたいな映画ありますから。
北村一樹が女ったらしのはまり役。この人と竹武田真治が似てると思うのは私だけ?
最後に、ミニシアター系で映画を見続けているとシネコンのでかいスクリーンに感動します。
あと、厳密にはイタリア映画ではないのだけれど、ポンペイを舞台にした、その名も『ポンペイ』と言う映画が近々公開されるそう。
こういう情報も見れるから、たまにはシネコンにも足を運ばなくちゃって思いました。
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理由はないけど、ミニシアターじゃなく大型スクリーンの映画を久しぶりに見たくなったのと、単純に楽しい映画を見たかったから。
結果、大満足です。面白かった~。
でも、まぁどの映画でもそうなんですが、パート2って言うのはやっぱりちょっと下がるかな。
決して前の方がよかったとかそういうんじゃないんですが、前回の映画の感想を見てみると、
↓↓↓↓↓↓
『テルマエ・ロマエの感想』
2時間があっと言う間だったと書いてるんです。
それに比べると、今回は途中何度も時計見ちゃった。
退屈ってわけじゃなかったんだけどね~。
一つは、前回はローマのチネチッタで撮影したのに比べ、今回はなんとブルガリアで撮影したらしいんですよ。
だからもちろんセットも組んでるし、ロケもやってるんだけど、CGの部分があまりに多すぎたのと、日本人から見たらヨーロッパ人なんてみんなおんなじに見えますけど、やっぱりちょっと違う。
あと完全に今回はお互い好きなことをしゃべってアフレコにしてるんですが、そのあたりの掛け合いの芝居があまりに大げさでちょっと・・・。
まぁそんなことを言いつつも楽しめました。
■映画:テルマエ・ロマエII
■監督:武内英樹
■製作:石原隆/市川南/石川豊/青柳昌行
■原作:ヤマザキマリ
■脚本:橋本裕志
■撮影:江原祥二
■音楽:住友紀人
■出演:阿部寛/上戸彩/北村一輝/宍戸開/市村正親/竹内力/笹野高史/曙/琴欧洲 他
■製作:2014年/日本/113分
『テルマエ・ロマエ II』公式サイト
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《あらすじ》
テルマエ(浴場)技師として名声を勝ち取ったルシウスだが、殺しあいを演じる剣闘士たちに熱狂するローマ市民の様子を見て、ローマの行く末にも不安を感じはじめる。そんな中、コロッセオで戦う剣闘士たちを癒す浴場の設計を依頼される。またしても現代日本へタイムスリップしたルシウスは、平たい顔族(=日本人)達が熱狂する「相撲」にヒントを得て、剣闘士たちを満足させる浴場を建設し、さらには、コロッセオで行われていた戦いは、血なまぐさい殺戮から、平和な戦いに変化していく。
一方で、和平路線を進める皇帝ハドリアヌスに反発する強硬派の元老院は、ルシウスの存在が、市民の好戦意欲を削ぐと考え、陰謀をめぐらせる。
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この写真にはいませんが、なんと曙と琴欧洲が出演しています。
これがまたはまり役なんです~
ちなみに、阿部寛の右横は、水戸泉に見えるんだけど気のせい?
ここからは若干ネタバレアリですのでご注意ください。
一言で言うと、面白かったです。
ちらしにある「SF超大作」は、「すごい風呂」と読ませるし、エンドロールで流れてきたのは、なんと北島三郎の『与作』
帰りのエレベーターで乗り合わせた若いカップルの彼氏の方が、「♪よさくぅ~」と口ずさむと、彼女の方は、「なんか知らないけどいい歌だね~」って言って、
「おぉぉ~若いあなたがたにも、この気持ちは伝わりますかっ!!」
と感動したものです。
基本的な作品の作りは、前作と同じ。
浴場設計のことで常に頭がいっぱいの古代ローマ人ルシウスが、タイムスリップした先の現代の日本でお風呂文化に触れ、その文化を持ち帰ることでローマの浴場文化を発展させていく。
少しばかりレトロな銭湯などに多くみられる、足裏ツボ刺激の板とか、バスクリンとか、マッサージチェア。スーパー銭湯や(水着で入るタイプの巨大な浴場施設)にあるウォータースライダーや、ハワイアンショーなど、ルシウスがそのたびに大仰に感動するシーンはやっぱり面白い。(阿部寛の脱ぎっぷりも眼福)
ホント、いい身体してます~。
そうそう、今回は上戸彩の入浴シーンもあって、もちろんなんにも映らないけどでも色っぽかったです。
なんだけど、やっぱりギャクだけでは映画は作れないわけで、ローマ帝国でうごめく政治の陰謀や、戦争の足音などが話に厚みを持たせるはずなんだけど、残念なことに、そのシリアスな部分の描き方がかなり杜撰。
このあたりは、やっぱり言葉の通じない役者同士が身振り手振りで芝居をしている。と言う感じが伝わってしまって、なんだか空回り。
妙に間延びすると言うか、このあたりからがっちゃん時計が気になり始めた気がします。ロケもあきらかにイタリアじゃないな。ってわかる景色だし、CGも多くて画面が薄っぺらい感じ。
草津温泉に行ってみたくなっちゃった。
関西人にとって「草津=滋賀県」なのであんまり知らないんですけど、温泉情緒あるところですね~。
それでも、漫画の世界で登場する、笑いのツボが消えたわけではなく、一つ一つのギャグが面白いのと、絶妙な配役!!松島トモ子が熊と風呂に入るシーンなんて最高です。(エレベーターで乗り合わせたカップルとかは、松島トモ子がライオンやヒョウに噛まれて瀕死の重傷を負ったなんてこと知らないかもしれないけど)
あとこれは、「のだめカンタービレ」と同じ手法だけれど、外国語(この映画ではラテン語)を話している阿部寛と上戸彩のシーンで突然、
『そろそろ字幕疲れてきた頃でしょう。ここからは吹き替えにします』
と言う字幕が出て、日本語を話しだす。画面右上には
【BILINGUAL】
の文字。
このほうが観てるほうもちょっとホッとする。
他にも「指圧の心は母心」とか、あと5円玉に感動するシーンとか、マンガそのままの笑いのツボ満載です。
全然関係ないけど、五円玉だけが、アラビア数字が書いてなくて、漢数字だけって気がついてます?
普段何気なく使ってると気が付かないのですが、イタリア人にこれは何円のこと?って聞かれることが何度もあって、なんでそんなこと聞くんだろう?
って思ってふと見たらアラビア数字がなかったんですよね~。
このあたりのエキストラはみんなブルガリア人らしい。エンドロールの名前もイタリア人らしい人はほとんどいなかったです。
ちょっと話が飛びましたが、まぁそんなことで、観て損はないです。
たまに、イタリア映画とかでは、「金と時間を返せ~」みたいな映画ありますから。
北村一樹が女ったらしのはまり役。この人と竹武田真治が似てると思うのは私だけ?
最後に、ミニシアター系で映画を見続けているとシネコンのでかいスクリーンに感動します。
あと、厳密にはイタリア映画ではないのだけれど、ポンペイを舞台にした、その名も『ポンペイ』と言う映画が近々公開されるそう。
こういう情報も見れるから、たまにはシネコンにも足を運ばなくちゃって思いました。
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