



このところ、ちょっとバタバタしていて、今日は短い記事で恐縮ですが、かなりわらっちゃう出来事があったので書いておきます。
以前、数字の語呂合わせの話で、イタリア人はそういうことをしない。って書きました。
だいたい、日本みたいに様々な読み方をしませんものね。
ただ、ヨーロッパ数字に関しては、色々あるようなので、これはまた次回・・・
で、それ以外に日本人がイタリア語を勉強するとき、もうイタリア在住の方などはそんなことされないでしょうけれど、日本で勉強している場合は、どうしても受験勉強の方法って言うと変ですが、何かになぞらえて覚える方法を良く使いますよね。
って言うか、言葉って使っていないと覚えられないんですよ。
試験勉強のために単語を片端から覚えるって方法を取っても、それを使わなきゃやっぱりしばらくすると忘れちゃう。
だけど、不思議なことに語呂合わせをしたものは印象に残るんですよねぇ~

genitori(ジェニトーリ)両親

orso(オルソ)熊

opposto(オッポスト)向かい側、反対、逆

magro(マーグロ)痩せた、油気のない、貧弱な
なんて秀逸だと思うんですが・・・
でまぁそういうことをしながら、覚えにくい単語を必死で覚えたり、なんとか思い出したり、するんですけれど、イタリア人にそういう風にして覚えることってないの?
って聞いたんですよね。
そうすると、そのイタリア人は大学で日本語を勉強して、漢字もイマドキの若いバイトの子よりもずっとたくさん知ってるし、日本語の本もたくさん読んでる。
そういう子なんですけれど、その子が「漢字を覚えるときにやる。」と言うので教えてもらいました。
さてさて、まずこれはどんな漢字だと思います?
Vado sull'albero per vedere che parlano dell'incendio.



これじゃ意味不明ですね。
イタリア語で、人と会うは、目を見るとか、そういう風な言葉でも言い換えることが出来て、話すは言うと同じ。
あと、火事と書きましたが、実際には炎の意味。
つまり、
木+目+言+炎
と覚えた漢字はと言うと
ズバリ:相談
次はちょっと難しい・・・
Nove alberi parlano della terra del cuore.
9本の木、土と心を言う。
(かなり意味不明)
九+木+言+土+心
ズバリ:雑誌
いやもう、語呂合わせなんで意味も何もあったもんじゃないんですけどね。
実際には部首が抜けているし、あと、誌の右側は、「土」じゃなくて、「士」だから、これも違うんですが、無理やりにでも作ってこうやって苦労して覚える気持ちは解ります。
昔、カミノモトだったと思うんですが、そのCMで
カミはながーーーい友達。
「髪」
なんてのがありましたが(知ってる人少ないだろうけど)
私たち日本人だって、小学生のときに、
人が二人寺で「待つ」
草の冠を被った母が「苺」をくれる
なんかそういう風にして覚えた記憶が・・・
あんまり思い出せないけれど。
あとクラスに一人ぐらいは




とかたくさん覚えてるのを自慢する子がいたものです。
それにしても、最近字を書くことがめっきり減って、本当に漢字が出てこなくて恥ずかしい思いをすることがしょっちゅうあります。
こういう語呂合わせも、考えるだけでも大変だから、アタマのトレーニングになるかもしれません。




「木が黄色くなると『横』だからすぐ覚えられるけど、『縦』は3つだし、糸以外はよく分からないから覚えられないんだ。」
と言ってたのを聞いたことがあります。
「館」は大きな家っていう意味だから、図書館にも、美術館にも、博物館にもこの感じが使われてるんだ、とか。当たり前なんだけど、日本人の私でも「なるほどねぇ」っていう覚え方をしてますよね。
漢字じゃないけど、どうしても太陽が昇ってくる方角が覚えられなくて、テストにそれが出る時は必ず頭の中で天才バカボンの歌を歌わないといけない子でした。最初に「バカボンの逆」っていう覚え方をしたので、以来ずっとバカボンなしでは答えれません。(汗)
わかるわかる~
縦って横とはあまり関連性がない感じがするんですよ。ヨコが、木に黄色なんだから、タテは木に黒とかしてほしいです。
あと似ていて覚えにくいのが、挨拶って感じ。
別に似ているわけじゃないけれど、この感じのどこに、アイサツにまつわる意味が込められているのか解らない。
漢字の成り立ち辞典とかそういうものを読んだタ覚えるんでしょうね。
あと、「天才バカボン」
私も全く同じです。
♪西から登ったお日様が東へし~ずぅ~むぅ~♪
の反対だから「東」って覚えています。
でも、私は“ごろ合わせの文章が覚えられない派”だと思います・・・
「鳴くよ鶯、・・・」と、肝心な部分が覚えられないんですよね~。
で、今、自分はどうやってイタリア語の単語を覚えているんだろう?って思ったんですけど、たぶん字面で覚えているんだと思います。
綴りの雰囲気で、aとgとlが入ってたな~とか。
でも、順番を覚えきれておらず、ウサギと言いたかったのに、ものすごく下品な言葉にしてしまい、回りのイタリア人男性に大笑されたことがあります(汗)
太陽の方向に関しては、以前、なんでみんな北とか南がすぐに分かるんだろう?って思っていて、(私はかなり方向音痴で、どこにいくにもアクセス地図を持って出かけるのですが、それを見てもどっちが北か分からない・・・)友人に聞いたら、太陽の方向で分かるじゃん!って言われて目から鱗でした。
そして、友人に「地図は北が上なんだよ」って言われて、地図帳の地図以外のアクセス地図(例えば、レストランまでのアクセス等の略地図)も北が上だって知らなくて、それも目から鱗でした。
そんな私は友人たちから、いつも楽しそうだけど、生きるの大変そうだよね・・・と言われてます。(笑)
>でも、私は“ごろ合わせの文章が覚えられな
>い派”だと思います・・・
>「鳴くよ鶯、・・・」と、肝心な部分が覚え
>られないんですよね~。
ハハハ。
これってね、多分こうやって語呂合わせにすると覚えやすいですよ。って言われたのり、そういう本を買ったりするんじゃなくて、自分で作ったから覚えてるんだと思います。
逆に、全然似てないのに、〇〇と××は似た単語。って覚えてて、それで全然思い出せない単語とかあります。
こないだは、曇り空。って言いたかかったのに、nuvoloso(ヌヴォローゾ)が出てこなくて、「曇りになると苛立つ」で覚えている、nervoso(ネルヴォーソ)とごっちゃになりました。
だからやっぱり限界はあるし、使ってないとダメですねぇ~
あと字面で覚えるってるってのも、私の場合いい加減に覚えるからか、lかrか、bかvか解らないとか、あとちょっとにてるけれど全然違う意味の単語とかになったりして余計混乱します。
太陽の方向で道がわかる。って言うのは私もそうですね。
だから、あんまり東西南北は迷いません。
あと、一度来た道も忘れないかな。
たまに、地図を回しながら見ている人っていますけれど、あれが不思議だなと・・・
そうそう、レンタカーを借りると、カーナビの地図がノースアップじゃなくて、車主体(進行方向に向けて地図が動く)設定になっているのがありますが、あれはすごく気持ち悪い。
だから、まずレンタカーを借りるとその設定の変更をしますね。
地図が北向きってくのは、世界共通だと思っているで、たまにレストランの地図などで最寄り駅から解りやすいようにと言うことか、ノースアップになってな地図があると、「え?」って思うときがあります。
>以前私のブログにも書いたイタリア在住の日
>伊ハーフの日伊語ごっちゃまぜ、
>「vado a sverare lo scivolo=滑り台に行く。
>←滑るという日本語がイタリア語風」とか、
このscivolareでもう一個思いだしました。
私はスケートを滑るために身体を搾ろう。
scivolo
ってのがありました。フフフ
それにしても、
>「non fumare i miei piedi!=僕の足を踏まな
>いで!←踏むという日本語がイタリア語」
こういう風にして覚えたら、楽しい半面、
fumare(タバコを吸う)の動詞が、日本語の踏む意味だと間違って覚えたりしませんか?
イタリア語も日本語も母音が同じだけに、同じ発音で違う意味のものがたくさんありますよね。
>それにしても、漢字を覚えるのに、イタリア
>人色々と苦労しているんですね★
そうですね。そりゃ私たちが、小学生のときから、10年以上かけて習うものを、平仮名、片仮名と文法もあわせて、大学生になってから一気に習うわけですから、大変だなと。
そりゃ日本人がイタリア語を学ぶのも同じですけれど、やっぱり日本語ほど難しくはないと思います。
学生の時に歴史の年号を語呂合わせで必死になって覚えましたが、試験が終わった途端に頭からす~と抜けてしまいました。こういう語呂合わせを作るのが得意な人っていますよね、私は苦手です。イタリアワインのDOCGを語呂合わせを使って覚えている知人がいましたが、面白かったです。へ~そんな風に覚えることもできるんだなと感心しました。ところで漢字を覚えるのも大変ですよね。日本に住むイタリア人の友人が頑張って日本語の勉強してますが、どうやって漢字を覚えてるのか聞いてみようっと!
>イタリア語の単語を語呂合わせを使って覚え
>たことがないのですが、面白いですね!!!
へぇぇぇぇ~そうなんですね。
私はある意味、語呂合わせの天才かも。
天才っちゃ大げさですが、
今まで電話番号とか数々のものを語呂合わせで覚えています。
フィットネスクラブの会員番号は、
231104(ニーサンイイワヨ)
昔使ってた電話番号は
978656(食うなハムゴム)
モトカレの電話番号は
3821923(散髪に行く兄さん)
会社の内線は
0181(お祝い)
こんなの、もう20年以上も前の話なのに覚えてるんですよ。だけど語呂合わせに出来ない車の番号とかは覚えられない。
たまに家の郵便番号とか出てこなくて、ちょっとヤバイかも。って思うことも。
なので無理やりにでも語呂合わせを作っちゃいます。
>イタリアワインのDOCGを語呂合わせを使って
>覚えている知人がいましたが、面白かったで
>す。へ~そんな風に覚えることもできるんだ
>なと感心しました。
すごいっ。あれを語呂合わせにするってどうするんだろう・・・。中にはメチャ長いものってありますものねぇ~
頭文字で作るのかしら。
>ところで漢字を覚えるのも大変ですよね。日
>本に住むイタリア人の友人が頑張って日本語
>の勉強してますが、どうやって漢字を覚えて
>るのか聞いてみようっと!
ホント!!
でもね、実際イタリア人によると、漢字を覚えることはさして難しくないんだと、ほらお金にまつわることは貝ヘンとか、木にまつわることは木ヘンとか、そういう法則みたいなものがあるでしょう?
だけど、
生物を「せいぶつ」と読むのか、「いきもの」と読むのか、「なまもの」と読むのか、それが場合によって変わるのがたまらないんだと。
音読み、訓読み、重箱読み、湯桶読み、この区別が一番大変だって言ってました。
東西南北の感覚は皆無で、すべてが右か左、前か後ろ、そんな世界なんですよね~方向音痴の世界って!
そうですか、地図回しますか・・・
まわすとね、逆に自分の位置がわからなくなりませんかね~
そりゃたまに、相手に説明するときとか、今ここだから、ほらこの角を右。ってなときは逆にするときありますけれど、ほらたまに、一回だけじゃなくて、ずーーーーーと自分の進行方向のつもりでグルグル回している人を見ると、そうしたら余計にわからなくならないかなぁ~って思うんですよねぇ~
だからカーナビのノースアップになってないのは逆に方向がつかめない。
自分が向かっているのに、自分の位置がそのままで地図が動くっていうのは、どうもねぇ~
基本的に昼間太陽があるのは真上より少し、西側なので、それが左側にあれば自分が向かっているのは北です。
夕日に向かって歩いているときは西向きってことですし、ちょっと慣れると覚えますよぉーーー