このところ本のあたりが少なくてちょっと落ち込むがっちゃん。
本当に超当たりの本☆☆☆☆☆って確率で言うと、5%ぐらいんなんですよ。
つまり年間200冊読んでも10冊程度。
なので、そうそう当たりは来ません。
その中でイタリア関係の本で5つ☆と言えば、数えるほど。
ちなみに、どんな評価内容かと言うと。
☆☆☆☆☆⇒本当に本当に、超オススメ。今すぐ本屋へGoよん
☆☆☆☆⇒面白い。ちょっと引っかかる部分もあるけれど、読み応えは充分!絶対損はしません。
☆☆☆⇒考え方、表現、風景描写、構成、色々な意味で、好き嫌いはあってもそれなりに読む価値アリ。
☆☆⇒読み方によっては、面白い部分もあった。しかし、私は好きではない。
☆⇒時間を返せぇ~
こんな風に5段階に分けたとき、大半は☆☆☆。
基本的に無駄な本と言うのはあんまりありません。
逆に☆1個もめったに出ないけれど、久々に☆1個だったのが、今月頭に読んだ『氷の華』(天野節子)。
一応推理小説だったのだけれど、アリバイを詰めていく上での捜査の甘さが素人目にも信じられない!!!言葉遣いもありえないぐらい古臭くて、「~構いませんのよ」とかね。主人公の性格描写も・・・。でもなんとこの小説ドラマ化。(苦笑)
あぁ書き出したらきりがないぐらい、稚拙な本で、もうまさに時間を返せぇ~
って感じだったんですが、同じ月に2冊も☆1個本が登場したので、参りました。
以下先週読んだ本。
『厭世フレーバー』三羽省吾
最近の若い男の子たちを表現するときに使う「ウッセー、見てんじゃねーよ」のような独特の語り口、章ごとに語り手が変わる構成、まさに最近にありがちな小説で、読み始めた時は軽く後悔したのですが、そうじゃなかったという、逆の意味で裏切られたことへの衝撃があり、面白かったです。(角田光代の解説が秀逸。私の言いたいことが全て書いてあります)
だけど、月曜日に読んだのに、もう内容があやふやだったりして、もうちょっとガツンと来る何かが足りない感じ。
☆☆☆
『ユージニア』恩田陸
過去に起きた大量殺人を様々な証言者が一人称形式で語っていくと言うスタンスはありがちなのですが、なんていうか、結局のところ、最後まで犯人の動機が解明できずで、聞き手がどうなったのかも解らず、途中、登場人物の漢字名前の表記が30ページに渡って変わるところがあって、それが何かキーワードかと思って(つまり、もう一名同じアダナで呼ばれている別の子がいたとか)気にしながら読んだのに、何にも関係なくて、がっかりしちゃいました。結論を言うとわけわかんなかった。
本当は☆1個でいいぐらいなのだけれど、もう一作の方が
もっと面白くなかったから
仕方なしに☆2個(ちなみに『1日3時間しか働かない国』も☆☆)8月はハズレが多いよぉ~
☆☆
『闇の子供たち』梁石日(ヤン・ソギル)
読む前から解ってたんですけれどね、人身売買、小児性愛、臓器売買、貧困、暴力、これらがセットになって楽しい小説であるはずがない。けれど、その描写の激しさがに身をおくことによって、感じる何かがあることも事実。
読みながら、現実に起っていることととして受け止めたくない自分を持て余しつつ、一気に引き込まれたのだけれど、主人公となる女性が、余りにも感情的でエキセントリック。その行動もまた、行き当たりばったり。そこがどうにも好きになれなくて、どっぷりと浸ることができませんでした。
ただ、共感はできないからこそ、興味深い人物描写であるとも言え、一気に読了しました。臓器売買を扱ったものとしては、「マリア・プロジェクト」(楡 周平)のも壮絶でしたけれど、小児性愛の残酷さ、醜さ、で言うと、こっちのほうが一段とエグイ感じで、読んでいて痛かったです。
☆☆☆☆
で問題の☆1個↓
『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ
これはネタバレになってしますので、描かれている内容については、一切触れることができないのですけれど、とにっかく、一人称でずっと思い出話を書き連ねるばかりで、もう退屈で退屈でぇ~。
解説には、決して慌てず、急がず、じわじわと物語の緊迫感を募らせていくその抑制ぶりはほんとうに素晴らしい。と書かれてるんですが、いや、もうちょっと急いでくれよぉ~って感じでした。(苦笑)
なんだか主人公の子供のときの思い出話ばかりで、実はその中に、隠された真実と、忍び寄る恐怖が描かれてるんですが、結末はよく見えない。
テーマ的には面白かったけれど、一度他の人の作品で読んだようなデジャビュを受けたこともあり、
今月2作目の☆1個
あっしまった~
すいません。話が長くなって。
えっと、「イタリアでパンがおいしくない理由」ですね。
先日masaさんのブログAl mercato in italiaの
↓
(5/14日の記事)お米ずき Al'uomo piace riso
を読んでいたところ、なぜイタリアのパンがおいしくないか。
についてその理由が書いてありました。
そのまま記事を抜粋すると、
以前何かの本で読んだのですが、
端的に言うとイタリアの食事用パンは総じて
美味しくないらしいです。
でもそれには理由があり、
パンが美味しすぎると
食事が進まないからだとか。
パンはあくまで食事の補佐的な役割であり、
引き立て役であるべきだと。
そうだったのか~。って感じです。
たまにパンのおいしいイタリアンに行っちゃうと、「あっここのパンおいしい。」って感じで、ついつい食べてしまうんですよね。
でも、イタリア人と日本人では、胃袋のサイズが違うのか、消化のスピードが違うのか、とにかく、パンを食べちゃったら、同じような炭水化物のパスタで余計にお腹が膨らむし、さらにその後のメインまでたどり着けなくなっちゃうんです。
なので私も、イタリアでは、なるべくパンには手を出さないようにしてるんですけれど、たまに料理の出てくるのが遅い店で、口寂しさを紛らわせるために、パンに手を出しても、総じて美味しくない。
なので、グリッシーニぐらいしか食べないことが多いんです。
でも、理由を知って、そうだったのか!!!
って思いました。
確かに、白いご飯じゃなくて、味のついたご飯(チャーハンとか五目御飯とか)はたまには美味しいけれど、毎日は食べられない気がしますもの。
塩気の無いあのパンは「パン」として味わうんじゃなくて、日本で言うところの、ご飯なんだなぁ~って思いました。
でも、イタリアも地方によってパンにはずいぶん差がありますよね。
今年レッチェを旅行したとき、本当においしいパン料理(冒頭の写真)に出会って、その料理名を書きとめててこなかったことをすごく悔しく思ってたんですが、
先日、Delfinoのさんのブログ『それでもイタリアなワケ』で、紹介されていました。↓(クリックしてみてね)
(8/25日記事)フリゼッラ
まさにこれこれこれ~なんですよ。
名前を知ってすごく嬉しかったです。
いや、本当に地方ごとに色々な食の楽しみがありますね。
食いしん坊がっちゃんについでにポチ
本当に超当たりの本☆☆☆☆☆って確率で言うと、5%ぐらいんなんですよ。
つまり年間200冊読んでも10冊程度。
なので、そうそう当たりは来ません。
その中でイタリア関係の本で5つ☆と言えば、数えるほど。
ちなみに、どんな評価内容かと言うと。
☆☆☆☆☆⇒本当に本当に、超オススメ。今すぐ本屋へGoよん
☆☆☆☆⇒面白い。ちょっと引っかかる部分もあるけれど、読み応えは充分!絶対損はしません。
☆☆☆⇒考え方、表現、風景描写、構成、色々な意味で、好き嫌いはあってもそれなりに読む価値アリ。
☆☆⇒読み方によっては、面白い部分もあった。しかし、私は好きではない。
☆⇒時間を返せぇ~
こんな風に5段階に分けたとき、大半は☆☆☆。
基本的に無駄な本と言うのはあんまりありません。
逆に☆1個もめったに出ないけれど、久々に☆1個だったのが、今月頭に読んだ『氷の華』(天野節子)。
一応推理小説だったのだけれど、アリバイを詰めていく上での捜査の甘さが素人目にも信じられない!!!言葉遣いもありえないぐらい古臭くて、「~構いませんのよ」とかね。主人公の性格描写も・・・。でもなんとこの小説ドラマ化。(苦笑)
あぁ書き出したらきりがないぐらい、稚拙な本で、もうまさに時間を返せぇ~
って感じだったんですが、同じ月に2冊も☆1個本が登場したので、参りました。
以下先週読んだ本。
『厭世フレーバー』三羽省吾
最近の若い男の子たちを表現するときに使う「ウッセー、見てんじゃねーよ」のような独特の語り口、章ごとに語り手が変わる構成、まさに最近にありがちな小説で、読み始めた時は軽く後悔したのですが、そうじゃなかったという、逆の意味で裏切られたことへの衝撃があり、面白かったです。(角田光代の解説が秀逸。私の言いたいことが全て書いてあります)
だけど、月曜日に読んだのに、もう内容があやふやだったりして、もうちょっとガツンと来る何かが足りない感じ。
☆☆☆
『ユージニア』恩田陸
過去に起きた大量殺人を様々な証言者が一人称形式で語っていくと言うスタンスはありがちなのですが、なんていうか、結局のところ、最後まで犯人の動機が解明できずで、聞き手がどうなったのかも解らず、途中、登場人物の漢字名前の表記が30ページに渡って変わるところがあって、それが何かキーワードかと思って(つまり、もう一名同じアダナで呼ばれている別の子がいたとか)気にしながら読んだのに、何にも関係なくて、がっかりしちゃいました。結論を言うとわけわかんなかった。
本当は☆1個でいいぐらいなのだけれど、もう一作の方が
もっと面白くなかったから
仕方なしに☆2個(ちなみに『1日3時間しか働かない国』も☆☆)8月はハズレが多いよぉ~
☆☆
『闇の子供たち』梁石日(ヤン・ソギル)
読む前から解ってたんですけれどね、人身売買、小児性愛、臓器売買、貧困、暴力、これらがセットになって楽しい小説であるはずがない。けれど、その描写の激しさがに身をおくことによって、感じる何かがあることも事実。
読みながら、現実に起っていることととして受け止めたくない自分を持て余しつつ、一気に引き込まれたのだけれど、主人公となる女性が、余りにも感情的でエキセントリック。その行動もまた、行き当たりばったり。そこがどうにも好きになれなくて、どっぷりと浸ることができませんでした。
ただ、共感はできないからこそ、興味深い人物描写であるとも言え、一気に読了しました。臓器売買を扱ったものとしては、「マリア・プロジェクト」(楡 周平)のも壮絶でしたけれど、小児性愛の残酷さ、醜さ、で言うと、こっちのほうが一段とエグイ感じで、読んでいて痛かったです。
☆☆☆☆
で問題の☆1個↓
『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ
これはネタバレになってしますので、描かれている内容については、一切触れることができないのですけれど、とにっかく、一人称でずっと思い出話を書き連ねるばかりで、もう退屈で退屈でぇ~。
解説には、決して慌てず、急がず、じわじわと物語の緊迫感を募らせていくその抑制ぶりはほんとうに素晴らしい。と書かれてるんですが、いや、もうちょっと急いでくれよぉ~って感じでした。(苦笑)
なんだか主人公の子供のときの思い出話ばかりで、実はその中に、隠された真実と、忍び寄る恐怖が描かれてるんですが、結末はよく見えない。
テーマ的には面白かったけれど、一度他の人の作品で読んだようなデジャビュを受けたこともあり、
今月2作目の☆1個
あっしまった~
すいません。話が長くなって。
えっと、「イタリアでパンがおいしくない理由」ですね。
先日masaさんのブログAl mercato in italiaの
↓
(5/14日の記事)お米ずき Al'uomo piace riso
を読んでいたところ、なぜイタリアのパンがおいしくないか。
についてその理由が書いてありました。
そのまま記事を抜粋すると、
以前何かの本で読んだのですが、
端的に言うとイタリアの食事用パンは総じて
美味しくないらしいです。
でもそれには理由があり、
パンが美味しすぎると
食事が進まないからだとか。
パンはあくまで食事の補佐的な役割であり、
引き立て役であるべきだと。
そうだったのか~。って感じです。
たまにパンのおいしいイタリアンに行っちゃうと、「あっここのパンおいしい。」って感じで、ついつい食べてしまうんですよね。
でも、イタリア人と日本人では、胃袋のサイズが違うのか、消化のスピードが違うのか、とにかく、パンを食べちゃったら、同じような炭水化物のパスタで余計にお腹が膨らむし、さらにその後のメインまでたどり着けなくなっちゃうんです。
なので私も、イタリアでは、なるべくパンには手を出さないようにしてるんですけれど、たまに料理の出てくるのが遅い店で、口寂しさを紛らわせるために、パンに手を出しても、総じて美味しくない。
なので、グリッシーニぐらいしか食べないことが多いんです。
でも、理由を知って、そうだったのか!!!
って思いました。
確かに、白いご飯じゃなくて、味のついたご飯(チャーハンとか五目御飯とか)はたまには美味しいけれど、毎日は食べられない気がしますもの。
塩気の無いあのパンは「パン」として味わうんじゃなくて、日本で言うところの、ご飯なんだなぁ~って思いました。
でも、イタリアも地方によってパンにはずいぶん差がありますよね。
今年レッチェを旅行したとき、本当においしいパン料理(冒頭の写真)に出会って、その料理名を書きとめててこなかったことをすごく悔しく思ってたんですが、
先日、Delfinoのさんのブログ『それでもイタリアなワケ』で、紹介されていました。↓(クリックしてみてね)
(8/25日記事)フリゼッラ
まさにこれこれこれ~なんですよ。
名前を知ってすごく嬉しかったです。
いや、本当に地方ごとに色々な食の楽しみがありますね。
食いしん坊がっちゃんについでにポチ
私がトスカーナのあの塩なしパンを初めて食べた時にはまずくて椅子から落ちそうになりました。そして思ったのが、日本の食ってそうとうレベル高いんじゃないかってこと。
でも、その後パンを食べる時のイタリア人を観察していると、どうもパンに関しては、我々日本人と感覚というか、アプローチがだいぶ違うんじゃないかと思い始めました。
そのきっかけになった最たることは、真ん中の白い柔らかいところを捨てちゃう、そして廻りの焦げているところだけ食べる。これです。小学校とかではパンの白い部分を丸めて投げ合っているあの光景。
あと、若い人はやはりパンもたくさん食べるようで、フィレンツェのCalcio Storicoで日本に招待されたメンバーと話をする機会があって、日本は何だってあんなにパンを少ししか出さないんだって言ってました。
レストランではメンバー全員が『パーネ! パーネ!』 と大合唱したそうです。(その場にいなくてよかった)(笑)
ご訪問&コメントありがとうございます。
確か以前にもコメントいただいたと思うのですが、その時はURLが入っていなかったので、遊びに疑えませんでした。今ちょっと拝見したので、あとでゆっくり訪問させていただきます。
えっと、
>レストランではメンバー全員が『パーネ! パー
>ネ!』 と大合唱したそうです。(その場にいなくて
>よかった)(笑)
これを読んで悪夢を思い出しました・・・
イタリア人12人のアテンドの仕事で、その日の夜の食事はイタリアンでした。
一応イタリア人シェフのいる店なら間違いないと思って連れて行ったのですが、そのシェフも日本人相手の商売に慣れていたのか、それとも、オーナーシェフではなかったので、仕入れの方法が違うのか、とにかくパンの在庫があまりなかったらしいのです。
普段、フランスパンを1cmぐらいの厚さで2枚程度しか出さないそのお店で、イタリア人が12人、5cm幅以上にパン切ってくれ、と言い出して、さらにお代わりを頼んだんです。さて、どうなったと思います?
そう、遅い時間の食事と言うこともあり、足りなくなったんですよ。
その上、パンはコペルトに含まれてるイタリアと違い、お代わりは当然パン代がかかりますよね。
その時の悪態といったら・・・
「郷に入れば郷に従え」
イタリア人はこの言葉をしらんのか。といつも思います。(爆)
でもプーリアのパンは美味しいと思いました。だから食べ過ぎちゃうんでしょうね。
フリーザ(←私はフリーザと呼ぶことが多いかも)も好きです。夏にはよく食べてました。でもレストランにもあるんですね。びっくりです。
こぶしサイズぐらいのを買って帰って、日本でも食べてました。
シンプルだけど、美味しいですよね。
硬さを調節できるのも好き。
ところがこの前パンの代わりに焼きたてのフォカッチャ持ってきた店がありまして・・これはいけません。一切れぺろっと食べてしまい、更に胃は一杯なのに目が欲しい状況・・(笑)
普段はコープで売っている全粒粉のミニバゲット(長さ約20センチ)を買います。1人だとあの普通の長いバゲットは持て余します・・
思います。特にトスカーナのパンに慣れてしまうと、
塩の入ったパンでさえ料理の邪魔だと感じますね。
おっしゃるように、日本でおいしいおかずには混ぜご飯でなく
白米が欲しくなる感覚だとずっと思っていました。
せっかくおいしく出来上がったソースをつけて
食べるのに、また別の塩や味が加算されると
そのソースが台無しになってしまう気がしますので。
パニーノとしてプロシュットを挟むにしても、
塩の入ったパンだと余計に辛くなりおいしくないです(笑)。
まぁ、もちろんがっちゃんどのの言うとおりおいしいのもあるけど、あんまり出会いませんわなぁ。
で、食事中にパンを食べ過ぎちゃうのがアレだからって理由もわかるけど、イタリア人のパン食いには本当にびっくりさせられますです。
レストランで働いてて、本当にイタリア人はパンを良く食うなぁと。だから、他の国の方がレストランに来た時に同じようにパンを給仕すると、『もういりません(笑)』って言われる事もよくあるくらい!
それくらい、イタリア人ってパン食うんですよねぇ。
それなのに、どーしておいしいパンを作らないのか?
それはやっぱり何かにつけて向上心がないからとしかいいようがありませんかね(笑)
でも、友人とかを見てると、パンをあんだけ食べる人種なのにあんまりそこまで味とか食感にこだわりはない人の方が多い気がしますです。
で、日本と反対なのがカリカリが好きだから、パンの外側だけ食べて中のフワフワを残す人が多いのよねぇ。あたすのまるっきり反対ですわい(笑)
最初、えっっぅ???「ソースつけたパンを何故靴に入れるんだろう???」と一瞬マジで考えましたよ。それで、あ~~~口のつもりが靴になったのね。クスッって!!
ちゃんと訂正がでていてよかったです。(笑)
みんなのコメント読むのもたのしいですね~!
ところでイタリアのパンってそんなにまずかったかな~?う~ん。味がない気はするけど。料理にはあっている気がする。
でもそれをいうならフランスのパンって何であんなにおいしいんだろう!!!
フランスにいたとき、朝食用のクロワッサンとかバケットとか焼きたてをパン屋さんに買いに行くと本当に美味しかった気がします。
でもフランス料理はこってリだけど、それなりにあっていた気もするから、やっぱり気候とか風土とか住んでいる人の味覚(いい悪いじゃなくて)にあっているんでしょうね。
日本人が日本が一番料理が美味しいと思っているのはやはり日本人の舌の感覚で、どこの国の人もみんな自国の味が一番って思っているでしょうから、イタリア人もイタリアのパンが美味しいって思っているんでしょうね。
ただ、あれも南の気候あってこそ、やっぱり暑いところでは汗をかくので塩分を補給する意味で塩が重要ってこともあり、パンも塩入り、料理も全体的に味付けも濃いんですけど。
この辺のパンは美味しいのがほんと~にない!近くのパン屋のパンは色々試したけど・・×。唯一買うのはプーリアのパンです。ほんと、毎回パンだけは困るんです。あちこちまわって見つけた離れたパン屋で買いだめして冷凍か、ナポリに帰ったときに何十キロも買いだめて冷凍保存しています。
フリゼッラ、この辺でも売っているので夏は食卓によく上がります。トスカーナパンはトーストして、にんにくを塗り、極上のオリーブオイルと海塩をふりかけて食べると美味しいんです。パン自体あまり食べないのですが、これだけは大好きです。
gelliちゃんが書いているように本当にイタリア人はパン食いが多いよね。しかもパンの端の硬いとこは人気ある(爆)うちは夫婦で真ん中は私、外は夫と分担が別れているのでとても経済的です(爆)