母音の発音が日本語と同じのイタリア語は、なんだか可愛く聞こえる音の単語が一杯。
例えば、私が気に入っているのは、
困ったときの米麹(こめ・こうじ)
comeとcosi`なんですけれどね。
これはイタリア語の初級の方が覚えておかれると特に便利な言葉です。
例えば、
教科書には、買い物会話の例として、
Buongiorno, mi dica.(いらっしゃいませ、なんでしょう?)
Vorrei comprare una gonna(スカートを一枚買いたいのですが)
Di che colore?(何色ですか)
Nero o marrone.(黒か茶色です)
Un attimo,... Eccola prego(少々お待ち下さい。はいどうぞ)
Posso provare questa?(試着できますか?)
Certo.(もちろん)
Allora, prendo questa.(ではこれを頂きます)
こんな感じで載っていますが、
実際には、
こんなわけにはいきません。
「えっと~、そうじゃなく、ほら、えっともうちょっとタイトで・・・、でもこの色じゃなくて、ほら、こっちみたい柄でぇ、あっあのマネキンが着てるぐらいの丈でぇ~、」
なんていいたくなりますよね。
そんなとき、丈も柄も縦も横もマネキンなんて言葉わからなくても、
ジェスチャーを交えながら、コメッ、コジッなんて言うと、「ほらこんな風に・・・」と相手に伝えることができます。
短くてもとっても便利な単語
でに、なんと言ってもその音の面白さではナンバーワンだと思うのは、
ペロ~
でございます。
がっちゃんは建機関係の商談の席に座ることが多いのですが、値段の交渉がうまく行かないとき、って言うか、日本側が、どんなに原油高の影響とか、為替の問題とか説明したとしても、
イタリア人が「ペロ~」って言った瞬間にまたその値段交渉はやり直しになっちゃう。
日本人担当者も、
「イタリア語は全然わかりませんけれど、ペロ~だけは覚えました。『しかし』って意味ですよねっ。」
って言うほど。
ペロ~ですよ、ペロ~
人をコバカにしてるとしか思えないこの響き。
最高っす。
どんなに緊張した交渉の最中でも、このペローが登場すると、全身の力が抜けちゃいます。
あとね、地名もおかしいのたくさんありますよね。
こないだドモドッソラのことを書いたときに、Dで始まる面白い地名を幾つかピックアップしましたけれど、なんせイタリアで一番長い川が
ポーですよ、あーた。
ポーーーーーーーー。
いやいやバカにしちゃいけません。イタリア人からしたら、日本語も色々問題がありますしね。
「その結果」とか・・・
でね、今はイタリア語ペラペラの方だって、
勉強し始めた頃は、
親からは銭を取るから、genitori(ジェニトーリ)
とか絶対やったと思います。
これで新しい単語を覚えた~。
と今でも印象的なのは、
海の資源が乏しくなって、痩せたマグロばかり。
magro(マーグロ)=痩せている。脂肪の少ない。乏しい。不十分な。
道の反対側におっポスト。
opposto(オッポスト)=逆に、反対に、反対の位置に、向かい側に
あっポスター、わざとはがしたでしょ。
apposta(アッポスタ)=わざと、故意に、
ジットおとなしくしてなさい。
zitto(ジット)=黙っている。口をきかない。おとなしくしている。
恐ろしくて、とてもこんなとこにはおれんど。
orrendo(オッレンド)=恐ろしい。身の毛もよだつ。残酷極まりない。
バルカン半島をボートで一周
barca(バルカ)=船。ボート
えっ?! ウズラ卵って、そんなに高いの?
usura(ウズーラ)=高利貸し
この山にはクマがおるそーな。
oroso(オルソ)=クマ
暖炉で髪の毛燃えちゃった。
camino(カミーノ)=暖炉、煙突、
まだまだあったはず。なんて思ってたら、
みんな考えることは同じ。
こんなサイト↓がありました。
エンドーレーコのイタリア語マニア
読んでると、よくもまぁこんなもの考えたもんだ。
っていうのもたくさんあります。
2008年からブログも始めた。
と書いてあったんですが、4月に5回更新しただけでとまっちゃって残念!
えっ?
ところで、タイトルのイタリア語で一番長い単語は?って
ハイすいません。遅くなりました。
ずばり
precipitevolissimevolmente
発音:プレチピテヴォリッシメヴォルメンテ
でございます。
初めてこれを辞書で見つけたときの喜びと言ったら、忘れられません。
今でもこのページ付箋が張ってあるんです。
以下伊和辞典からそのまま抜粋すると、
副詞=《諺》大急ぎで
precipitevoleの最上級から形成され、イタリア語の語彙のなかで学術語を覗いて最もつづりの長い語とされる。
すいません。これが言いたいが為に長い前ふりでした。
いやほらね、イタリア語って
che(ケ)=何
とか、
chi(キ)=誰
とか、
ma(マ)=しかし
とか、
o(オ)=または
とか、
1音節の単語が幾つかあるのですが、
実際にはながぁ~い単語も多いわけで、
その代表例ってことで覚えてね
最後まで読んでくださった行きがけの駄賃に、クリックしていっておくれやす。
例えば、私が気に入っているのは、
困ったときの米麹(こめ・こうじ)
comeとcosi`なんですけれどね。
これはイタリア語の初級の方が覚えておかれると特に便利な言葉です。
例えば、
教科書には、買い物会話の例として、
Buongiorno, mi dica.(いらっしゃいませ、なんでしょう?)
Vorrei comprare una gonna(スカートを一枚買いたいのですが)
Di che colore?(何色ですか)
Nero o marrone.(黒か茶色です)
Un attimo,... Eccola prego(少々お待ち下さい。はいどうぞ)
Posso provare questa?(試着できますか?)
Certo.(もちろん)
Allora, prendo questa.(ではこれを頂きます)
こんな感じで載っていますが、
実際には、
こんなわけにはいきません。
「えっと~、そうじゃなく、ほら、えっともうちょっとタイトで・・・、でもこの色じゃなくて、ほら、こっちみたい柄でぇ、あっあのマネキンが着てるぐらいの丈でぇ~、」
なんていいたくなりますよね。
そんなとき、丈も柄も縦も横もマネキンなんて言葉わからなくても、
ジェスチャーを交えながら、コメッ、コジッなんて言うと、「ほらこんな風に・・・」と相手に伝えることができます。
短くてもとっても便利な単語
でに、なんと言ってもその音の面白さではナンバーワンだと思うのは、
ペロ~
でございます。
がっちゃんは建機関係の商談の席に座ることが多いのですが、値段の交渉がうまく行かないとき、って言うか、日本側が、どんなに原油高の影響とか、為替の問題とか説明したとしても、
イタリア人が「ペロ~」って言った瞬間にまたその値段交渉はやり直しになっちゃう。
日本人担当者も、
「イタリア語は全然わかりませんけれど、ペロ~だけは覚えました。『しかし』って意味ですよねっ。」
って言うほど。
ペロ~ですよ、ペロ~
人をコバカにしてるとしか思えないこの響き。
最高っす。
どんなに緊張した交渉の最中でも、このペローが登場すると、全身の力が抜けちゃいます。
あとね、地名もおかしいのたくさんありますよね。
こないだドモドッソラのことを書いたときに、Dで始まる面白い地名を幾つかピックアップしましたけれど、なんせイタリアで一番長い川が
ポーですよ、あーた。
ポーーーーーーーー。
いやいやバカにしちゃいけません。イタリア人からしたら、日本語も色々問題がありますしね。
「その結果」とか・・・
でね、今はイタリア語ペラペラの方だって、
勉強し始めた頃は、
親からは銭を取るから、genitori(ジェニトーリ)
とか絶対やったと思います。
これで新しい単語を覚えた~。
と今でも印象的なのは、
海の資源が乏しくなって、痩せたマグロばかり。
magro(マーグロ)=痩せている。脂肪の少ない。乏しい。不十分な。
道の反対側におっポスト。
opposto(オッポスト)=逆に、反対に、反対の位置に、向かい側に
あっポスター、わざとはがしたでしょ。
apposta(アッポスタ)=わざと、故意に、
ジットおとなしくしてなさい。
zitto(ジット)=黙っている。口をきかない。おとなしくしている。
恐ろしくて、とてもこんなとこにはおれんど。
orrendo(オッレンド)=恐ろしい。身の毛もよだつ。残酷極まりない。
バルカン半島をボートで一周
barca(バルカ)=船。ボート
えっ?! ウズラ卵って、そんなに高いの?
usura(ウズーラ)=高利貸し
この山にはクマがおるそーな。
oroso(オルソ)=クマ
暖炉で髪の毛燃えちゃった。
camino(カミーノ)=暖炉、煙突、
まだまだあったはず。なんて思ってたら、
みんな考えることは同じ。
こんなサイト↓がありました。
エンドーレーコのイタリア語マニア
読んでると、よくもまぁこんなもの考えたもんだ。
っていうのもたくさんあります。
2008年からブログも始めた。
と書いてあったんですが、4月に5回更新しただけでとまっちゃって残念!
えっ?
ところで、タイトルのイタリア語で一番長い単語は?って
ハイすいません。遅くなりました。
ずばり
precipitevolissimevolmente
発音:プレチピテヴォリッシメヴォルメンテ
でございます。
初めてこれを辞書で見つけたときの喜びと言ったら、忘れられません。
今でもこのページ付箋が張ってあるんです。
以下伊和辞典からそのまま抜粋すると、
副詞=《諺》大急ぎで
precipitevoleの最上級から形成され、イタリア語の語彙のなかで学術語を覗いて最もつづりの長い語とされる。
すいません。これが言いたいが為に長い前ふりでした。
いやほらね、イタリア語って
che(ケ)=何
とか、
chi(キ)=誰
とか、
ma(マ)=しかし
とか、
o(オ)=または
とか、
1音節の単語が幾つかあるのですが、
実際にはながぁ~い単語も多いわけで、
その代表例ってことで覚えてね
最後まで読んでくださった行きがけの駄賃に、クリックしていっておくれやす。
今週はイタリアはすっかりバカンスムードなんですよねぇ~。
このサイト、ブログの読者さんから伺いましたよ~。とっても面白く書いてあって勉強される方には有益なサイトだなって思いました。
一番長い単語、昔イタリア人に聞いたことあったのですが、会話の中で使っているイタリア人に出会ったことは未だ一度もないです(爆)
やっぱ長いから使いにくいのかも?!
一番長い川なのに「ポーPO」二文字ってうけますよねぇ。
イタリア語の単語は英語に似ているものも多くて覚えやすいっていうのもあるけど、結構音が可愛いものもあるから勉強していると楽しいですよね。ペロ~については留学時代よく「マッ ペロ~」と言ってしまい、イタリア人に「マとペロは同じ意味だよ~、一緒に言っちゃいけないの~、イタリアでは子供がよく間違うのよね。」といわれました(爆)
私はイタ語を語呂あわせで覚えなかったので、ある意味今回の記事は新鮮だったのですが。
magroと言う言葉を初めて聞いたとき。鮪を想像してしまって。鮪=大きい=太い、ってなっちゃって。ちょっと混乱してしまいました。
その中でもこの長ロング単語。
意味と単語の長さが全く正反対なところが笑えます!
実は、私も交渉事をする時によく使ってしまいますこの「ペロ~」。
先に相手に言いたいことを言わせておいて、その後「Ho capito,pero`・・・」を使って反撃する。
がっちゃんさんの交渉相手と同じパターンの私は「嫌な奴」ですね。(笑)
これからもイタリア語の面白話、楽しみしています!
でも、その意味が「大急ぎで」って、なんか矛盾してますね・・・
大急ぎなら、そんな長い単語言う余裕なんて無いのに、、、って考えるのはウチらだけでしょうか???
ちなみに日常的に長い単語なら「Sottopasseggiato(地下道)」ならOKでしょうか?
あと、話変わっちゃうけど、、、
一番長い、、、つながりで、、、
「一番長い駅名」を思い出しちゃったのはウチだけでしょうか???
「南阿蘇水の・・・」
「鹿島サッカー・・・」
やっぱり、ウチ、鉄分濃い???
関係ないネタでごめんなさい。。。
確かに、ペロ~ってバカにしとんのか~!?って感じですよね。
私も商談の時に、後で日本サイドから意味聞かれましたもん。
ポーもマヌケですけど、おっちゃんバンドのプ~もかなりマヌケな気、しません?
あと、トスカーナな単語で最初ちょっとプッときたのが
“シッケェ~”・・・そういう私も今はかなり使ってますが(爆)
泥棒とラードロも何故か“ドロ”の部分だけかぶっちゃってますね。薄汚れた語感がします。
私もイタリア語がそろそろ喋れだすぐらいの頃は辞書を引くのが好きでした。一番驚いたのは「コクゾウムシが豆に穴をあける」という意味の動詞を偶然発見した事です。ゾウムシってのは口の部分が象のように伸びたカブトムシの仲間ですね。産卵の為に栗とか豆なんかの穀物に穴をあけるんだけど、そこまで使いどころが限定された単語って一体・・・。残念ながら、この単語は覚えなかったです。付箋を貼っておくんだった。
いきなり・・・なが~~~~~~~い!
でも、私もまだ実際にイタリア人の口からその単語を聞いた事がありません。一度は使ってみたいものですが、本当に急いでいる時以外に…(^^ゞ
ペロ~は普段からよく使いますが、何度口にしても面白い響きですね。チョエ~とかも最初は可笑しくて仕方ありませんでした。
あとこれはBrescia限定の一音節単語。Andiamo!の事を「ドン!」って言うんですよ。ちょっと長居しちゃって、「ほな、そろそろ行こか」って時に、「ドン!」あちこちから、「ドン!」「ドン!」「ドン!」
でもその割りに、帰ろか…と立ち上がってからがまた喋りが長くてなかなか帰らないんです。^^;
>magroと言う言葉を初めて聞いたとき。鮪を想像して
>しまって。鮪=大きい=太い、
そうそう、私もまさにそう。
だからこそ、痩せた鮪って覚えたんです。
この長い単語を覚えたなんてすごいですね。
実際にはイタリア人も使わない。って言ってますから、急に言われたら、イタリア人のほうがびっくりするかも。
ほら外人で、「憂鬱」とか、「薔薇」とかの漢字を書ける人っているでしょう、あんな感じ?
>意味と単語の長さが全く正反対なところが笑えます!
そうそう、まさに。
この単語の意味が、「そんなに急がないで、ゆっくりやしましょう。」っていう意味だったら逆に納得かも。
ほら、憂鬱の字が見てるだけで憂鬱になるような気分。
ペロ~はね。その人、取引先から「ミスター・ペロー」って呼ばれてるんですよ。
まっ私はそのペロー氏からお金を貰うほうなので、一生懸命交渉しますけれど。(笑)
ふふふ、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」のことでしょう!!
行きましたよ。だってテツコですから。
日常用語で長い単語と言えば、やはり合成名詞は長くなりますよね。
portare(運ぶ)+cenere(灰)=portacenere(灰皿)とか
asciugare(乾かす)+capelli(髪)=sciugacapelli(ドライヤー)とか。
まっこれは、実際にはフォンって言ってますけど。
でも、asciugamano(タオル)はそのまま普通に使ってますね。
いずれにせよ単語を覚えるのは大変なことです。