今日、会員さんへ返金するために外部委託業者へ資料を送った。
人が辞めたせいで、書類送付をやる羽目になり契約残り2か月我慢と思いながらこんな仕事もやっている。
その資料の中に一通の手紙が挟まっていたのを目にした。
返金処理をするのだから銀行情報以外必要のないものだ。
銀行情報以外の余計なものは挟むなと思い、担当部署に連絡するため、返金処理に重要な記載がないことを確認するためその手紙を読んだ。
その手紙には
長く会員でいれた喜びと退会する無念さ、突然の失業が退会せざる負えない事情で、そして高齢により大型二輪に乗れないこと、等々、2ページにわたり長々と直筆でつづられていた。
そんな手紙が返金処理に添付され次の一年間の会費2万円弱の返金で済ませていいのか?
こんな心情的なものを事務処理をする外部へ送ってしまっていいのか?
こういう手紙は社内、得に社長に報告し会員様のご心情をいたわることをさせないとダメじゃない?
この手紙を読んで、「今まで長くご愛顧いただき本当にありがとうございました。 このたび退会されることは誠に残念ですが○○があなたにとって良い思い出を作り、またこれからも良い思い出としてあなたと一緒にいることを祈ります。 お身体を大切に過ごされますよう社員一同お祈りいたします。」というお返事を社長の名前で送ってこそこの会員様に夢を与えるんじゃない?
この会員様にとって社長の名前で手紙をもらったことが強い励みになるんじゃない?
夢を売るってそういうことだと思うんだなぁ。
燃費も悪けりゃバカ高い代物。 仕事や生活に役に立つものでもない物を購入してくれる「お客さんありき」の商売。
「お客様」に夢を売る商売ならきちんとその夢を売るべき。 売り上げありきの商売なら早くつぶれたほうがいい。
ほんとそう思うよ。