普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

文化のことをする日

2009-11-03 23:25:34 | Weblog
朝は、上野で若冲を見る。
東京国立博物館は、最終日ということもあり、長蛇の列であった。



文化のことをするのも大変である。

しかし入場制限しているだけあり、中に入ってしまえばそれほどの混雑でもない。

江戸時代に命を削って描かれた鳳凰が美しい。
1歳半の娘は「コッコ!コッコ!」と大はしゃぎ。

「鳳凰」と「コッコ」。
大筋では間違っていない。随分と印象は違うけれど・・・。
しかしまあ、僕も娘も大満足に変わりなしと、納得する。


そして夜。
TWITTERで皆が、月が綺麗だと騒いでいた。
ならばと、8歳の息子と2人で天体観測のため屋上へ。

頂き物の年代物の「天体望遠鏡」で月を見る。



かなり冷え込みが厳しい。
きーんと張りつめた空気は、冬の匂いがする。
息子はダウンに靴下2枚履きで臨んだ。

空気が澄んでいて、真っ白に輝く月は、なんとも美しかった。
iPhoneの月のアプリでクレーターや海の名前を確認する。
息子も、僕も大満足。

まあ、たまには文化のことをするのも悪くない。