普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

新居

2007-01-04 22:06:39 | Weblog
年の初めに改めて、家を建てるということについて考えてみる。

あまり考えることなしに、僕の場合は建ててしまった。
人生の設計というようなものもない。
手狭な会社の寮から脱出するのが第一目標であった。
でも借りるなら買うかと。
で、買うなら納得ずくで買おうかと。
そうして僕らは、アリメセンセの手を患わせることになったのだが・・・。

でも家を建ててみると、皆、気合いの入り方が違うことが分かってくる。
曰く、「マイホームの夢」。
かなり多くの人がこれに囚われている。
これって「結婚」もそうなんですよ。
なんか幸せになるための条件みたいに語られたりする訳ですよ、「結婚」も「マイホーム」も。
だから純粋に「為」の家や結婚が生まれる。
「芸術のための芸術」ってあったけど、まああれほど純粋なものでもない気もする。
家がステータスになっていることも多い。

まあでもさ、住むってことはさ、快適であればいいわけで、
その快適な住処を確保することが第一義なんですけどね。
「家」は、資産にもなるから、その辺がややこしいんですけどね。

「コトリ」は、快適ですよ。
まあ、いろいろ不便もあるにはありますが、それはそれ。


「結婚」すれば、とか「家」を建ててれば、とか幻想を持つ人もいるけれど、
不幸な結婚もあれば、普請が人生を狂わすことだってある。

やっぱりどっちも「勢い」が大事ってことですか・・・。
それじゃ、あまりの結論ですねぇ。

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