普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

ひさしぶりのハナコと出勤、その時、僕は途方に暮れた

2008-09-09 23:24:21 | ジテンコ
写真は、クライン・ハナコ(仮名)に装着されているサイクル・コンピューター。

本日は、ひさしぶりにハナコと同伴出勤。
短パンにTシャツ、そしてヘルメットにグローブ、フル装備もひさしぶりだ。
しかし会社にそのまま出勤する訳にもいかないので、着替えもバッグにいれて出発。

しばらく、ずっと雨だった。
ハナコが愛おしかった。
そして迎えた今日の逢瀬。
今年初めての秋晴れの空の下、疾走する。
なんとも、なんとも心地良い。
ずっと走っていたいが、そうもいかない。
小一時間ほど、ハナコとの時間を楽しむ。

その後、シャワーのために会社の近くのスポーツジムに。
汗を洗い流し、気分はさらに爽快だ。
今日は、良い仕事が出来そうだ。

シャワーから上がって体を拭き、そしてバッグから着替えを出したその時だった。

ない!
ズボンがない!

Tシャツも下着も靴下もあるのだけれど、ズボンがない。
そういえば後から入れようと、ベッドにおいてそのままだった。
まずい!さすがに短パンで出勤するわけに行かない。

どうしよう。

出勤時間も迫っている。
今日は休む訳にいかない。
遅れる訳にもいなかい。
家に帰っている時間はない。
というかあと10分ぐらいで出勤せねばならぬ。

どうする!

優雅なハナコとの逢瀬の君から、一転、ロウバイ王子となる。

はたと、会社の近くにGAPがあると思いつく。
短パンのまま駆け込み、そして目についたズボンを手に試着コーナーへ。
サイズが合う物があったので、そのまま勘定を済ませ、タグをとってもらった。
その間、およそ5分。
きっとお店の人も、あまりの剣幕にびっくりしたことでしょう。

会社になんとか滑り込みセーフ。
落ち着いてからズボンをみると、サイズのシールが貼られたままになっていた。

そういえば小学生の頃、集団登校の集合場所での野球に夢中になり、
そこにランドセルをおいたまま登校して、先生に飽きれらたことを思い出した。

全く成長していないと痛感した、39歳の晩夏なのであった。