普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

仕事山脈、あとわずか

2010-01-10 00:46:16 | Weblog
年末から続く仕事山脈。
今日、一山、こえました。

この一山は、関わったスタッフが皆、ベストパフォーマンスを見せてくれました。
なにがうれしかったって、それかな。

そして明日からまた一山。
これをこえれば、少し「なぎ」に入るはず。

それを信じて、もうひとがんばり。。。

年賀状

2010-01-04 03:13:09 | Weblog
今になって年賀状書きに追われている。
毎年、こんな感じなんですよね。

だって去年は31日の朝まで泊まり込みの仕事だったんだもの、とつぶやいてみるものの説得力はまるでなし。
やればできるといわれて、はや40。
今月には41になるんですよね。

まいっちゃいますね。全く。
だらしないですよね。

まあ、そんな気持ちなので、だらしなく日々雑記してみる。

本日、愛知の実家から東京へ戻った。
混雑はさほどでもなかったが子供を伴っての移動は、なかなか骨身にこたえました。

新幹線移動中に、おじさんちのうなぎ屋で作ってもらった「ひつまぶし弁当」を息子とほおばる。
すこぶるうまかった。

「新・がん50人の勇気」柳田邦男著を読み始める。



この人、文体があまり好きではないのだが、書いている内容はすこぶる面白い。
冒頭に出てくる宗教改革者、マルティン・ルターの言葉が秀逸。
「たとえ世界が明日終わりであっても、私はリンゴの樹を植える」
こういう気概ってなんだか死滅した気がします。
「艱難汝を玉とす」という言葉も別の箇所で出てくるのだが、こういう考えも最近、ないっすよね。
世の中、へなちょこになっちゃったんじゃないかと感慨に耽る。

妻のiphoneのカレンダーと、僕のを同期させて、互いのスケジュールが簡単に確認できるようにした。
こういうことってホント、日進月歩ですよね。
僕が年寄りになったらこんなスピードについていけるのかなぁ、それにしても便利ですけどね。

今年初めてのランニング。
5キロを27分、まあボチボチですね。
ちかいうちに10キロをやりたいですね。

娘が、「パパ」といって僕にしがみついて寝息をたてた。
うーん、至福。
そないなことされたら、トロトロでんがな。


ってとこまで書いて、はっと我に返る。
「年賀状、かかなあかんがな」

現実逃避もこのくらいにして、年賀状、書きます。
みなさん、お待ちください。
今、書いております。

あけおめによせて

2010-01-03 05:39:27 | 観た、聴いた、読んだ
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

まあ新年だからといって特に深い感慨はない。

休みだから、普段読みたくて読めなかった本を読んだり、できなかった作業をしたりしている。

新年早々、ノックアウトされたのは、「エレクトラ 中上健次の生涯」高山文彦著。



これ、なかなか凄かったです。
作家というのは、なろうと思ってなれる訳ではなく、その資格を持つものが壮絶な努力を踏み越えてなるものだと。
改めて中上健次を読み直してみたくなりました。
読みかけて中断したままになっている「軽蔑」のキャッチコピー「男と女五分と五分」の意味もわかりました。

永山則夫が、ジャズビレッジのリキが、生き生きと生きていた1960年代の息吹と、熊野の闇が交錯する傑作。
新年一冊目から、いい本に巡りあいました。
いやー、面白かった。

はしるということ

2009-12-28 00:57:25 | Weblog
ひさしぶりに5キロを走る。
なぜか11月から多忙度が増し、12月は、猛然と忙しい。

で、ぽっかりと空いた日曜日。
ぽっかりと走ってみた。

5キロを27分。
ひさびさにしては、まずまずかな。

そういえば去年の40の誕生日に、10キロ走ってみた。
その後、駅伝にも出た。
結構、速く走れるようになった。

でも、また走らなくなり、振り出しに戻る。

ま、いっか。
小さく小さく前に進めば・・・。

気がつけば年の瀬

2009-12-24 00:25:18 | Weblog
今年はいろいろありました。
仕事も、プライベートも、本当にいろんなことがありました。

転機の年といってもいいのかもしれません。

まず仕事が大きく変わりました。
思い切って偶有性の海に飛び込んだ。
プレッシャーも大きくなったけれど、まあそれを楽しむ余裕も少しずつ出て来た。
細くて険しいけれど、自分の道を歩むことは、とても楽しい。

プライベートも、アグレッシブに突き進んでいます。
まず第三子を妻が身ごもりました。
少子化なんてぶっとばせと威勢だけはよくがんばってみようと思っております。

沢山、自転車に乗りました。
新潟、富士山、宇都宮ではイベントやレースに参加した。
週末には、仲間と高尾山や湘南、埼玉にも繰り出した。
自転車に出会うことができて、本当によかったし、自転車を通じて、多くの人に出会え、本当によかった。

Mac使いになりました。
仕事の質が変わったこともありますが、ihoneを持ち、自宅ではmacbookを使い始めました。
これはこれで大きな変化です。
やっぱり使っている時間が長いツールだし、考え方にいろいろな影響を与えている。(ような気がする)

まああと妻が一時期、体調を崩したり、僕がサッカーで肉離れをやったり、自転車から落車して肩を痛めたり、いろいろありました。まあでも大過なくすぎよかったと思います。

今年も残すところあと1週間。
すっかりまとめに入ったようなブログとなりましたが、まだまだがっつり仕事モード。
30日までしっかり働く、充実(涙)の年末であります。

みなさんもよい年の瀬をお過ごしください。

仕事山脈、再び

2009-12-21 05:54:42 | Weblog
仕事が数珠つなぎ。
やっても、やっても。終わらない。

年末は、30日の深夜まで仕事。

やれやれ。

macがウチにやって来た!

2009-12-17 22:05:06 | Weblog
とうとう買っちゃいました。
MacBook。

ずーっとマックが欲しかったけれど、会社で皆が使う「一太郎」との互換性とかいろいろあって買えなかった。
だけど、iphone買ったら、もうwindowsに未練がなくなった。
これは買わぬは、一生の損である、と本気で思ったのであった。

白いボデイのMacBook。
なんともすてきなお姿。

無線LANとか、もろもろ心配していたことがあったのだが、あっという間に導入完了。
これは楽しいです。

まだ文字をうつのに不慣れだったり、わからないことも沢山あるけれど、少しずつ仲良くなっていこうと思っております。


安息と好奇心

2009-12-07 01:25:24 | Weblog
安息の週末を送る。

いろいろしたいことはあるのだけれど、この週末は身体がいうことを聞かない。
なので家から殆ど出ることなく、ごろごろ。
食事を作り、片づけをし、時に子どもと戯れる。

その合間に、いろいろ見たり読んだりしたものを列挙する。

NHKで「アラーキー」のドキュメンタリー。
なんともエネルギッシュな人、ともすればせわしない。
写真ってなんのためにあるのか、根本的な事を考えさせられた。

映画「コマンダンテ」を見直した。
カストロ、老いてなお革命家は革命家なのであった。
負けじと劣らず対峙するオリバー・ストーンが圧巻なり。
何度見ても面白い。

「ウルトラセブン」、最終回を子どもと見る。
モロボシダンがアンヌに自分が誰かを告白するシーン。
なんとも斬新な演出に、心がときめく。

「約束された場所で」再読。
なんのソーカツもされずに終わってしまったオウム事件。
ちゃんとどこかで堰き止めて考えて欲しい、というか考えてみたい。

なんかこんな風に、立ち止まってただボーッと考える時間も時には必要だと思う。

さっ、新しい週が始まる。
アクチブにいきますよっ。



いろいろあって・・・

2009-11-29 19:48:06 | Weblog
元のサヤにおさまりました。
元気にやっちょりますので、ご心配なく。

今は、ちょーたぼー、です。
「つぶやき」も最近はご無沙汰。

落ち着いたらブログ書きますね。

抗いがたしもの

2009-11-19 11:41:57 | Weblog
仕事の話。

大きな力が、ぶつかり合い、せめぎ合い、さらに大きな抗いがたい流れとなって、押し寄せる。

静かだった僕の周りの人々を巻き込み、僕自身も気が付けば、その渦中にいる。

人の思惑が、透かし見える度に反吐が出る。

あらゆる艱難辛苦を乗り越えて、夢を叶えたある老人は、こう言った。
「分かってくれる人が3人いれば大丈夫」。

僕には、一握でも、信じられる友がいる。
目の前には、新たなる偶有性の海。

あと、一歩だけ前に進んでみるか。

ずいぶんと遠くへ

2009-11-14 14:42:08 | Weblog
時折、自分が思っている以上に、年を重ねてきてることを気づかされることがある。

例えば、同じ世代のつもりで後輩としゃべっていても、向こうはそうは思っていない。
考えてみれば、確かに年齢は一回りも違う。
改めて鏡を見れば、無精ひげにも白いモノが混じり、お肌も曲がり角をとっくにすぎている。

でも、僕の場合、まだ30代、時には20代だと無意識に思っているフシがある。
そういうことってないですか。

ただ前を向いて歩いていたら、周りの風景がガラリと変わっていた。
ずいぶんと遠くに来たなぁとしみじみ思う。

ところで僕は、どこに向かって歩んでいるだろう。

つぶやきブログ

2009-11-12 10:11:05 | Weblog
ツイッターの猛進が進んでいる。
不思議なメディアである。

思いついたことをパッと書き込める。
で、他人との緩い連がりみたいなものもある、というかあるような気にさせてくれる。

日々、ぽつぽつと「つぶやいて」いるのだけれど、
これまでブログで書いてたことも「つぶやいて」しまうのでブログを書くときに困る。
って、書かなきゃいけないモノでもないんだけど・・・。


閑話休題、
そういえばジテンコ仲間のかねやんの深夜食堂、絶賛放映中。
結構、渋めのドラマでコミカルだしジーンときたりもあるし、おすすめです。
小林薫ってやっぱいいね。

以下、かねやんからのメール抜粋。

「深夜食堂、あたしは今後は11月18日、25日、12月16日、(6話、7話、10話最終
回)に登場予定です。お楽しみに~」


はーい、楽しみにしております♪

とりとめのないない内容になりました。
これも思考が「つぶやき」化してるってことですかね。。。


子連れ狼って大変だったろうに・・・

2009-11-09 10:55:24 | Weblog
子連れで一泊二日で福岡へ。
妻の従姉妹の結婚式に出席した。

ウチからだと、タクシー→総武線→山手線→京急→飛行機→お迎えの車という経路になる。
ドアツードアでおよそ5時間。
これを子連行くのは、まさに「阿鼻叫喚」なのである。

1歳半の娘はベビーカー。
乗り物に乗る際に、折りたたんだり、ひらいたりせねばならぬ。
駅ではエレベーターを探したり、なければ担いだりせねばならぬ。
8歳の息子は、途中でハラが減っただの、退屈だのとイロイロとのたまう。
疲れてくれば、娘はぐずり出す。
福岡に着く頃には、もうクタクタのヨレヨレになっておるのである。

しかも今回は、結婚式なのになんとスーツを自宅に忘れてしまった!
しかたがないのでスーツとシャツも急遽、購入。

結婚式場のテーブルについた頃には、もうヘロヘロ。

まあそれでもなんとか艱難辛苦を乗り越えてたどり着いた結婚式。
乾杯のシャンパンがこの上もなく美味かったことはいうまでもない。

しかし子連れ狼ってのはさ、大五郎と2人で放浪している訳ですよね。
おしめ変えたりさ、子守歌唄ったり。メシ食わせたりしてさ。
それで悪い人と闘って、しかも勝っちゃうなんて、すごい。

僕には到底、無理でございまする。

昨日の夜、東京に戻ってまいりまいしたが、もう疲労困憊。
娘もさすがに疲れたのか、機内から爆睡で、朝まで起きませんでした。
僕も爆睡。

これではとても悪い人を懲らしめるなんて出来ませんです、はい。



体調すぐれず

2009-11-05 10:25:26 | Weblog
インフルエンザではないが、体調がすぐれない。
アレルギーなのか、それとも風邪なのか、それとも両方なのか。

頭が痛いし、ずーんと目の奥も痛む。
なんだか分からないから、余計に重苦しい。

体調がすぐれなくなる度に、健康であることのありがたさを思う。
というか、そうならないと、ありがたみを感じることがない。
もっと大事にしないとね、普段から。

失ってみないと分からないのよね、大切なものって。

文化のことをする日

2009-11-03 23:25:34 | Weblog
朝は、上野で若冲を見る。
東京国立博物館は、最終日ということもあり、長蛇の列であった。



文化のことをするのも大変である。

しかし入場制限しているだけあり、中に入ってしまえばそれほどの混雑でもない。

江戸時代に命を削って描かれた鳳凰が美しい。
1歳半の娘は「コッコ!コッコ!」と大はしゃぎ。

「鳳凰」と「コッコ」。
大筋では間違っていない。随分と印象は違うけれど・・・。
しかしまあ、僕も娘も大満足に変わりなしと、納得する。


そして夜。
TWITTERで皆が、月が綺麗だと騒いでいた。
ならばと、8歳の息子と2人で天体観測のため屋上へ。

頂き物の年代物の「天体望遠鏡」で月を見る。



かなり冷え込みが厳しい。
きーんと張りつめた空気は、冬の匂いがする。
息子はダウンに靴下2枚履きで臨んだ。

空気が澄んでいて、真っ白に輝く月は、なんとも美しかった。
iPhoneの月のアプリでクレーターや海の名前を確認する。
息子も、僕も大満足。

まあ、たまには文化のことをするのも悪くない。