社長は｢今日の歓迎会はあんまり出たくないから、最初にちょっと顔出したらすぐに帰る｣と、朝から何度も言ってました。
今日の出席者はあまりいないと思っていたら、50人以上いるそうです。(それでも普段より少ないらしい)
ほとんど営業所の人なので、顔も名前も知らない人ばかり。
連休前で外で飲む人が多く、駐車場の空きがあまり無いと思い、私の車は会社に置いて、総務課長の車に、私と総務に新しく入った人と乗り合って行きました。
会場の席は決まっておらず、各々好きな席に座りましたが、やはり知った人同士が集って座ってました。
私の右横だけは営業所の人が座りましたが、その人は仕事でよく関わる人。(60歳の女性)
そして目の前と、左横は本社の人が座りましたが、斜め前(60歳女性の前)には何故か社長が座りました。
私も周囲の人も口には出さないけど｢え、なんでここに座るの？｣と。
でも、社長はすぐに帰るからまぁいいか、と思ったけど···。
会が始まり、皆お酒や料理を食べて、隣同士でも大声で話さないと聞こえないくらいすぐに騒がしくなりました。
料理は思った通り美味しくはありません。
これで5,000円はぼったくりに等しいと思いました。
｢すぐに帰る｣と言っていた社長に全く帰る気配がなく、余興でやった腕相撲大会に｢ワシもやりたい！｣と前のめりで参加したり、ご機嫌で話たり、めちゃくちゃ楽しんでいて、結局最後までいました。
総務課長に聞いたけど、いつもより盛り上がっていて楽しそうだったそうです。
私は終始、右横の人と本社と営業所の違いについて話たり、3日先輩の表の顔しか知らない営業所の人たちに、本性を暴露してやりました。(それが今日の目的)
営業所の人たちは思った通り、3日先輩に対しては良いイメージを持っていましたが、意外だったのが、私の上司は怖くて話しかけにくいと言ってたことです。
どちらも本性は真逆なのに。
確かに、3日先輩と違って上司は余計なことは一切言わず、あまり愛想笑いもしない人なので、短時間しか関わらない人には誤解されるかもしれません。
よく人のことを見ていて、すごく賢くて、人間性もいい人なのに。
なので、上司のことは｢そんな人じゃないですよ｣と誤解を解き、3日先輩のことは｢電話では優しいこと言っても、電話を切った後はめちゃくちゃ文句言ってて、裏表が激しいですよ｣と話しときました。
嘘は何ひとつ言ってません。
皆盛り上がっていて、帰りは遅くなりました。
行きは3人でしたが、新しく入った総務の子は旦那さんが迎えに来るとかで、会場で別れ、私は総務課長に会社まで送ってもらいました。
その道すがら、給与や今回の賞与の話を聞きました。
｢3日先輩が私より給与も賞与も高いのは、資格を持っているからですか？｣
｢違うと思う｣と……え!?
どうやら、上司は私のことをものすごく評価してくれているそうで(役職を付けたいくらい)、それを押さえつけているのが役員らしいのです。
3日先輩は上の人たちには“自分はデキるアピール”をよくして(何もできないし知らないのに)、ゴマすりもよくするので、それに騙されている役員たちは、私より3日先輩の評価を上にするそうです。
つまり役員たちは、よく見てない・見えてないのです。
あと、今回の賞与では、総務課長より3日先輩の方が多かったそうです。(それは知らなかった)
会社にとって必要な人ではなく、自分たち(役員たち)にとって都合のいい人を評価するって本当にムカつきますが、私だけでなく総務課長も全く同じ気持ちだったようで、本気で転職を考えているとも言ってました。
求人情報を最近はよく見ているとか。
もし、総務課長も私も同時期に辞めたら、あの会社、とんでもないことになりますよ。笑
総務課長と話して、モヤモヤは少し晴れたような逆に増えたような気もしました。
