サンプル収納の真っ只中のOSIRIS-REx

サンプル収納の真っ只中のOSIRIS-REx　
探査機に接近して取り付けられているシリンダーの横並びの画像
昨日、NASAのOSIRIS-RExミッションは、探査機のサンプルコレクターヘッドをサンプルリターンカプセル（SRC）に配置することに成功しました。最初の画像は、タッチアンドゴーサンプル取得メカニズム（TAGSAM）アームがSRCをキャプチャ用の適切な位置に移動した後、コレクターヘッドがSRC上にホバリングしていることを示しています。2番目の画像は、SRCのキャプチャリングに固定されたコレクターヘッドを示しています。両方の画像はStowCamカメラによってキャプチャされました。
今日、ヘッドがSRCのキャプチャリングに着座した後、探査機は「バックアウトチェック」を実行し、TAGSAMアームにカプセルからバックアウトするように命令しました。この操作は、コレクターヘッドを引っ張って、コレクターヘッドを所定の位置に保持するラッチがしっかりと固定されるように設計されています。テストに続いて、ミッションチームは、頭部がSRCに適切に固定されていることを確認するテレメトリーを受け取りました。
サンプラーヘッドをSRCに密閉する前に、まずTAGSAMアームの2つの機械部品を外す必要があります。これらは、サンプル収集中に窒素ガスをTAGSAMヘッドに運ぶチューブとTAGSAMアーム自体です。次の数時間で、ミッションチームは宇宙船にチューブを切断し、コレクターヘッドをTAGSAMアームから分離するように命令します。チームは、これらの活動が計画どおりに実行されたことを確認すると、宇宙船にSRCを封印するように命令します。
カラーイメージャであるStowCamは、OSIRIS-RExのガイダンス、ナビゲーション、および制御システムの一部であるTAGCAMS（Touch-and-Goカメラシステム）を構成する3台のカメラの1つです。TAGCAMSは、マリンスペースサイエンスシステムズによって設計、構築、テストされました。ロッキードマーティンは、TAGCAMSをOSIRIS-REx宇宙船に統合し、TAGCAMSを運用しています。
クレジット：NASA /ゴダード/アリゾナ大学/ロッキードマーティン

最終更新日：2020年10月29日
タグ： 小惑星　、ベンヌ　、ゴダードスペースフライトセンター　、OSIRIS-REx（Origins Spectral Interpretation Resource Identification Security Regolith Explorer）　太陽系

I’ve officially closed the Sample Return Capsule! The sample of Bennu is sealed inside and ready for our voyage back to Earth. The SRC will touch down in the Utah desert on Sep. 24, 2023. Thanks, everyone, for being a part of my journey #ToBennuAndBack pic.twitter.com/z75ITNiGBf

— NASA's OSIRIS-REx (@OSIRISREx) October 29, 2020