猫と惑星系

押し記事 星間微惑星。 天体の翻訳他、韓流、花の写真を掲載。

はやぶさ 帰還へのハードル

2010-03-10 11:01:52 | 宇宙開発
6月のはやぶさ帰還に向けてキャンペーン中の当ブログから見れば、プロジェクトマネージャからの厳しいお言葉ですが、まだドラマが有っても驚くな。ということでしょうか。
懸案事項
>大変心配しているのは、
>1.ホイールの寿命、
>2.イオンエンジンの運転性、
>3.漏洩燃料の再ガス化、
>4.イオンエンジン運転中の軌道決定、
>5.耐熱材の状態、火工品の環境、分離バネの経年変化です。
の内3と5は想定外でした。3年帰還が延びている間に1回近日点を経験しているので、ガスは抜けているものだと思っていました。
耐熱材の状態:HAYABUSA BACK TO THE EARTHの映像でも、かなり傷ついていたので、「オヤ」とは思ったのですが、イトカワへの着陸状態で、傷ついてる可能性あるな。
火工品の環境:宇宙空間で7年持つのか?
分離バネの経年変化:高分子材料製のバネが、宇宙空間で7年持つのか?
          ただ、バネは、はやぶさ本体から離れるための機構なので、カメラで撮影した様子で、はやぶさ本体を揺らすなり回転さすなりしてカバーできる事案のような気がします。
素人は、はやぶさをウーメラに落とす軌道に乗せれば終わりと思っていたのですが、3ヶ月間でクリアーする課題の多いこと。

「はやぶさ」の帰還とカプセルの再突入・回収にむけて

うっちーの時々かめらまんの記事でサクサイワマンが取り上げられ、Wikipediaで(Saksaq Waman、ケチュア語で満腹のハヤブサの意味)と言うことが分かり、カプセルにサンプル満載のはやぶさが帰還する幻想が湧いてきました。
サンプル満載でなくてもいいから、地球に還って来い、はやぶさ。


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